かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

教養としてのロック名盤ベスト100

2021年08月01日 | Music
今日もゴルフ。
暑いのにようやるは。
暑さにも慣れてきて、スコアもまずまず。



この手の本は、最近多い。
たぶん、ロックの世界が成熟したのと、ロックを聞いて来た世代が、このような本を書いたり、読んだりする年齢になったということが、主要因だと思う。

それにしても、びっくりの100枚になった。
この選び方は、NMEと、ローリングストーン誌がそれぞれ選んだベスト500の順位を機械的にに集計した結果だから、著書の責任ではなく、2誌の責任だ。
要するに、人気ではなく、2誌の評論家が、独断と偏見で選んだリストのシナジーの結果が、こうなったと言うだけの話。
2誌の間でも、評価がばらばらなアルバムも多く、ランク外でも、全く気にする必要はない。
一方で、ビートルズのアルバムは、多数ランクイン。
この辺のバランスはよくわからない。

アカデミー賞候補の映画が、興行成績とリンクしないのと、似ているかもしれない。

その不可思議な100枚を、著書の川崎氏は、コンパクトに、語りきっている。
素晴らしい。
アルバム内の曲名は、ページの左下に、ロックのジャンルは、右下に紹介されるが、ロックのジャンルって、こんなにあるのか?
ビートルズ以外は、そうは知らないのでなんとも言えないが、ビートルズのアルバムに対するコメントは、間違いなく的確。

知らないアルバムも半分ぐらいあったか。
英米でこれだけぶれるのだから、日本からの感覚だと、もっとブレる。
あまり書くと、ネタバレになりすぎるので書かないが、絶対入っているべきアルバムが、多数入っていない。
それに耐えられない人は、パスする手もあるのか?

私は面白かったので、紹介されていて未聴のアルバムは、本誌や片手に、徐々に制覇したいと思った次第。

コメント
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