かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

昭和40年男 昭和洋楽

2018年07月28日 | Music
台風が来ている。
本当に、目まぐるしく、激しく、天候が変化する時代になった。
台風懸念で、静かな1日だった。



本雑誌の存在は、知っていたのだが、私よりも半回り遅い世代向けと割り切り無視してきた。
ところが、先日話をお聞きしたピーターバラカンさんが記事をお書きになっていると知り、ゲットしてみた。

特集が、昭和洋楽ということで、テーマもぴったり。
既刊のテーマ一覧を見るとアラフィフが興味を持ちそうテーマを毎月選んで発刊しているそうだ。
こんな長く続いていたっけ。
そう言った意味で、今月号の昭和洋楽は私にピッタリのテーマだったという訳だ。

最初に洋楽の欧米別の年表?が付いているが、これがなかなかいい。
R&Bや、カントリー&ウエスタンがいかに分岐発展してきたかが、ビジュアルにわかる。
そして私が聞いている音楽が、60年代から70年代半ばに留まっていることも確認できる。
アメリカで生まれたロックンロールが、モダンフォークを混ざり、イギリスに伝わり、マージービート、ブルースロック、プログレ、ハードロック、グラムロックに発展する。
それから、ディスコ、パンクと流れていくのだが、その辺から、私は、興味を失っていった。

個別で取り上げられているのは、クイーンが最初だから、やはりちょっと時代がずれている。
それでもキッスやABBAなどよく聴いていたグループも取り上げられている。
マイケルジャクソン、ウィー・アー・ザ・ワールド辺りが、限界か。
今もよく来日するチープトリックや、シンディローパーになるとあまり聞かない。

TVドラマ、CM、映画とのタイアップも懐かしい。
今は、INGで、洋楽曲が使われることは少ないのではないか。
LPの帯、シングル曲のカバー、日本製加工洋楽のコーナーも楽しい。

東郷かおる子さんも寄稿されていた。1978年からミュージックライフの編集長になったというから、まさにこの企画にピッタリだ。
タケカワユキヒデさんの話は、トークショーでもお聞きした話?
60年代の輝きを失ったグループとしてストーンズが大きく取り上げられているが、exビートルズも、ジョンが亡くなり、低迷期だった。一方、サントラ盤が大豊作というのも実感が湧く。

その他シリーズ企画もののメフィラス星人、ウルトラマンタロウの特集など、興味深く、お値段以上の価値のある1冊?
コメント
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