さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

マダイの放流 <小網代>

2016-09-16 16:19:46 | 放流、イベント
今日は、午後から小網代でマダイの稚魚放流がありました。

先週同様、NPO法人 小網代パール海育隊(以下、小パール隊)
の事業で、三崎小学校から3年生が放流を体験しました。




稚魚スタンバイ




マイクロバスに乗って、児童たちが来ると、
まずは室内でレクチャーです。

小パール隊から、活動についての説明がありました。




そして当協会専務理事より、マダイと、マダイが育つ環境など
について、レクチャーがありました。


お話が終わると、2班に分かれて、
稚魚放流と、海上筏の見学に向かいます。

稚魚放流では、



バケツに入った稚魚を受け取って、




せーの!で放流。




「元気でね~」「大きくなってね~」と
声をかけられ、海へと放たれていきました。




そしてアコヤガイの作業

容器にいっぱいの貝を、100個数えて
バケツに入れていきます。

カゴで大きく成長させるための、
大切な作業です。




海上筏の見学は、遊漁船に乗っていきます。




湾内に設置された生簀網に到着すると、
当協会スタッフが、マダイのエサやりを披露。

食欲旺盛な稚魚たちの姿にみんな釘づけです。

「さっき放流したマダイだよ」と言うと、
「え!?」と驚いていました。

まさか、こんな近くで飼育されているとは
思いもしなかったのでしょうか^^




そしてちょこっと湾外へ船を走らせてから、帰港。




まだ稚魚が沢山いたので、
今度は先生や保護者などが放流体験。




子どもたちよりも大きな歓声をあげて放流していました。


イベントが終わり、小学生が出発した後は、
小パール隊による放流。




実は放流体験が初めてだというスタッフ!

とても嬉しそうに放流していました。




代表もこの笑顔!




最後の1匹まで、残らず放流していただきました。




アットホームでとても楽しいイベントでした。

またよろしくお願いします!

NPO法人 小網代パール海育隊(リンク)

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マダイの放流 <小網代>

2016-09-09 16:09:53 | 放流、イベント
今日は午後から小網代でマダイの放流がありました。

NPO法人小網代パール海育隊の主催で、
地元の小学生を招待して海辺の環境教育を
目的とした体験授業として開催されました。

今日は三崎から2校。

1校目は5年生です。

まずは室内レクチャー



当協会の専務理事が、
これから放流するマダイと
稚魚の棲み処となるアマモ場について
スライドを見ながら説明しました。

レクチャーが終わると、さっそくマダイの放流。



左側のテントから稚魚を受け取り、
右にあるすべり台で放流します。




テントの中は、稚魚の準備で大忙し。

網ですくったマダイを小さなバケツに
入れていきます。




「バイバーイ」と声をかけながら放流。


放流が終わると、アコヤガイのブースへ。



ここで班に分かれて、稚貝の数を数えます。




100個ずつバケツに入れて、



カゴの中へ。




アコヤガイの稚貝

この中に真珠(パール)のもととなる核を入れると、
貝の成長とともに真珠が出来ていきます。




作業が終わると、観察ケースに入れられたマダイ稚魚を、
いろいろな角度から観察していました。


そして、入れ替わりで2校目がやってきました。

2校目は3年生で、稚魚放流のみ。



室内レクチャーがとても興味深かったようで、
放流が終わっても、専務に質問していました。



無事、1,000尾のマダイ稚魚が放流されました。

お疲れ様でした!

またよろしくお願いします^^

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カサゴの放流 <長井>

2016-09-07 11:16:18 | 放流、イベント
9月6日(火)、長井でもカサゴの稚魚放流がありました。

こちらは地元の小学校の体験学習も兼ねての
放流です。



まずは4,000尾のうち、3,000尾が長井町漁協
組合長の手で放流されました。

種苗の提供は(一財)横須賀西部水産振興事業団です。
(パネルに表記されている8,000尾というのは、
 同日実施の大楠漁協4,000尾と合わせての数)




しばらくすると、地元の小学生(4年生)が到着。

まずは事業主あいさつ、
そして当協会専務理事によるミニレクチャー



「栽培漁業とは?」
そして「カサゴの種苗生産」について。




その間、スタッフは放流準備。

活魚車の水槽から稚魚を取り出して、




小さなバケツに同じ数ずつ入れていきます。




話のあと、各自にバケツが渡されて、
しばしカサゴ稚魚の観察タイム。




そして岸壁から放流!

放たれた稚魚たちは、元気に海底へ泳いで行きました。




ありがとうございました。


小学生は2班に分かれていて、もう1班は歩いてすぐの場所にある
県立海洋科学高校の実習場の見学をしていました。

ということで、
入れ替わりで2班分の放流体験授業をしました。

自分の住む町で、水産に関わる色々な仕事があることを
知る良い授業だと思います。

このような授業が、沿岸地域でもっと増えると嬉しいです^^
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カサゴの放流 <松輪・大楠>

2016-09-07 11:04:53 | 放流、イベント
9月6日(火)、カサゴの稚魚放流がありました。



朝一番で向かったのはみうら漁協南下浦支所。

組合の購入で、5,000尾が地先に放流されました。


そこから長井を経由して、大楠漁協へ。



既に朝の入札も終わって、静かな市場です。




活魚車から船へ、稚魚を積み替えて、




地先へ4,000尾、放流しました。
(長井での放流分と合わせて8,000尾)

こちらは(一財)横須賀西部水産振興事業団による
放流事業です。

カサゴは釣りでも、漁業種としても
各地で根強い人気の魚です。

台風の荒波に耐えて、大きく成長してくれますように。
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クロダイの放流 <本牧>

2016-09-05 10:49:58 | 放流、イベント
9月3日(土)、本牧漁港でクロダイの稚魚放流がありました。



工業地帯の中に、古くからある漁港です。




活魚車で運ばれてきたクロダイ2万尾
主催は横浜埠頭株式会社です。




サイフォンで海水ごと、東京湾へ。



吸いきれなかった分は、バケツで。


この地域は、海づり施設や堤防釣りでも有名なスポットなので、
いつか誰かに釣られることもあるでしょう。

大物になって、再上陸して欲しいものです^^
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