さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

マダイの放流 <小網代>

2016-09-09 16:09:53 | 放流、イベント
今日は午後から小網代でマダイの放流がありました。

NPO法人小網代パール海育隊の主催で、
地元の小学生を招待して海辺の環境教育を
目的とした体験授業として開催されました。

今日は三崎から2校。

1校目は5年生です。

まずは室内レクチャー



当協会の専務理事が、
これから放流するマダイと
稚魚の棲み処となるアマモ場について
スライドを見ながら説明しました。

レクチャーが終わると、さっそくマダイの放流。



左側のテントから稚魚を受け取り、
右にあるすべり台で放流します。




テントの中は、稚魚の準備で大忙し。

網ですくったマダイを小さなバケツに
入れていきます。




「バイバーイ」と声をかけながら放流。


放流が終わると、アコヤガイのブースへ。



ここで班に分かれて、稚貝の数を数えます。




100個ずつバケツに入れて、



カゴの中へ。




アコヤガイの稚貝

この中に真珠(パール)のもととなる核を入れると、
貝の成長とともに真珠が出来ていきます。




作業が終わると、観察ケースに入れられたマダイ稚魚を、
いろいろな角度から観察していました。


そして、入れ替わりで2校目がやってきました。

2校目は3年生で、稚魚放流のみ。



室内レクチャーがとても興味深かったようで、
放流が終わっても、専務に質問していました。



無事、1,000尾のマダイ稚魚が放流されました。

お疲れ様でした!

またよろしくお願いします^^

コメント
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