さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

マコガレイの選別

2013-04-10 13:12:25 | 魚類生産
もうすぐ出荷されるマコガレイの選別作業がピークを迎えています。



まずは水槽の中の稚魚を回収。

カレイは着底しているので、たもですくうのが大変。

ということで、




排水口からたもでキャッチ。




網をかけたパンライト(円形プラスチック容器)に選別カゴを入れ、
そこに魚を入れていきます。

カゴの網から抜けたものは“小”残ったものを“大”として選別します。

今回は6mmのカゴを使いました。




大・小をそれぞれカウントして、別々の水槽に入れていきます。

記事を読み返してみたら、ちょうど1年前も選別・出荷をしていました。

1年前の記事はコチラ

年によって海水温の上下に差があったり、
餌料培養の方法が違ったりして、
稚魚の成育具合が異なります。

生き物相手なので、
そこが面白いところであり、難しいところでもあります。

少しでも多くの種苗を放流し、資源保全していかれるよう、
試行錯誤の日々です。
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