さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

今日の作業

2018-08-17 11:20:46 | スタッフ
今日も早朝から現場はフル稼働です。

早朝から魚類チームは小網代の筏整備。
それを終えて帰ってくると、生簀網の洗浄。


貝類も、朝から採卵作業。

今日はいっぱい産んだようで、受精卵を収容する
パンライト水槽がずらっと並んでいます。


採苗後の波板が収容された水槽では、
この時期太陽光に当て過ぎると珪藻以外の藻類が
生えすぎて仔貝が育たなくなってしまうため、
遮光幕を広げています。


一方で、波板飼育が終わり、使い終わったカセットは
波板をバラして薬品に浸け込み、洗浄して再利用します。
薬品が効率よく付くように、1枚ずつ互い違いに重ねていきます。


洗浄した波板は、また組み合わせてカセットにしていきます。
夏休み期間中なので、高校生アルバイトも参入して貴重な戦力となっています。

これらの作業以外にも、種苗の測定や波板珪藻の管理など、
1日中、途切れることなく作業は続きます。
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