本州各地は観測史上最も暑い、北海道各地は猛烈な雨。

6月段階で気温が40度近くまであがって、熱中症対策がテレビのチャンネルいずれでも叫ばれる。さらに北海道では、「暑い」の声はまだ出ていない、その代わり、猛烈な雨だ。

暑さで死ぬ人が増える、また道内では水害でウチが流されるとか命を奪われるとか、こういうニュースが終日報じられていた。

電力の問題もクローズアップされている。上の事情が進む中で電力の余裕がなくなっているという。考えてみれば、今何でも電気のおかげだ。これがある日に停電などになったら、しかもいつ回復するかわからない、ということになればどうなるのか。想像するだけで怖い。食べる、暮らす、排泄(トイレ)、交通、これらのどれをとっても電気なし、はあり得ない。

私が子どもの頃、まだ電気がなくて、ランプ生活だったときを思い出すなら、もし電気がキャンセルされたら生きるだけでも難しいのではないか。

しかしこれから、人間が作り上げた文明利器が電気が順調に機能しなくなったら、どういうことが展開するか、想像していかなければならないのではないか。メシはどうつくる、などから、人間はすべての暮らしの方法を電気なしの場合を想像して、どうやって組み立てていけるか、考えなければならなくなるのだろうか。
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