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もう梅が咲き出したとのこと(菅原道真のことなど)

1月18日、埼玉県に住む親戚から、大宮は今紅梅が美しいと写真を入れて教えてくれた。北海道はこれから冬本番だから、日本もすごく広いものだ、と実感。

梅が咲いた、という話からすぐ思い出すのは、今から1100年ほど昔、京の都で重要なポストにいた菅原道真(すがわらのみちざね)がライバルからの非難を天皇が受け止め、九州に追放された。
この京を去るとき、庭の梅に向かって詠んだと言う歌がこれ。

「東風(こち)吹かば にほひおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」(「我が庭の梅よ 春になったら花を咲かせてその香りを九州までとどけるのだ。主がいないからと春が来たことを忘れないでくれよ」といった意味)。

なお菅原道真は、全国で「天神信仰」が広がることになった当の本人。受験の神様でもある。
また歴史的には300年近く続いた「遣唐使」の廃止を進言したことでも知られている(唐はこの時期(894・ハクシにもどせ遣唐使)もう滅亡の寸前になっていた)。
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