広島が戦争終結と平和堅持のグランドステージになるように

広島サミットが開かれている。ウクライナのゼレンスキー大統領も急遽参加して短い時間で多面的な活動を展開しているようだ。世界平和の象徴的センターである広島がこれからこの意義を充分に発揮できるように岸田総理をはじめ日本のトップの皆さん、遺憾のない働きかけを行ってほしいものだ。
まずロシアのウクライナ侵攻を一刻も早く終わらせるために世界の主要な国々による対ロシア働きかけを組織することが必要だろう。

ウクライナの人たちがいうように、ロシアが完全に撤退し、いわゆるロシア支配地になったところも元に戻す、これが前提だろう。それを経た上での戦争終結だ。足して2で割るといった平和はあり得ないだろう。
ニュースで知るところに寄ればインドなどはロシア寄りだとか。しかしあの大戦中から戦後にかけて世界平和のための象徴的存在だったガンジーやネールの精神を21世紀に活かすならば、ロシア寄りということにはならないだろう。とにかくロシアの無条件撤退が前提だろう。そういう立場での休戦平和をどう早急につくることができるか、そのための努力を、サミット議長国である日本の責任だ。岸田さんよ、文字通りの晴れ舞台っで、歌舞伎の見せ場であるあの結末を発揮してほしいものだが…。

広島がウクライナ戦争終結とこれからの平和堅持のグランドステージになるように、この一両日の奮闘を期待する。