月食

今日は月食というので急いでカメラをもって外に出た。幸い天気もよくて月はくっくり見えた。しかし、これを写すというのはいうほど簡単ではない。もっている望遠のレンズのいろいろ組み合わせでもたもたしているうちにどんどん月食は進んだ。

一番欠けた時刻は２０時３分というが、撮った写真はこれだが、明日の朝刊に出るだろう月食の写真と比べてどれだけ劣るか。月の欠けている所は地球のカゲというが、どうも丸くないのが気になる。

天体の写真は、望遠の装置、ピント、露出、どれもカメラまかせにはいかないでいろいろ小細工をしなければならないのだが、ほとんどこの道の経験がないのでスカッといかない。もっとも日食や月食は何年に一度だから、またそれほどこの分野に興味があるわけでもないのでムリもないのだが。