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「他山の石」の使い方がおかしい!

2019年7月の参院選広島選挙区の買収事件で、自民党の岡崎哲夫広島県議(65)=府中市・神石郡=が検察側の証人として出廷し、河井案里被告から30万円、夫で元法相の河井克行被告=衆院広島3区=から20万円の計50万円を受け取ったと認めた。案里被告は「(自民党の)二階(俊博)幹事長から預かってきた」と話したという。自民党はこの選挙で元法相の妻の陣営に1億5千万円もの金をつぎ込んでいた。落選した当時の現職に渡した額の10倍である。

参院選での公選法違反罪で公判中の河井克行元法相。きのう始まった被告人質問で従来の無罪の主張を一転させ、買収を認めた。けじめのつもりか、衆院議員を辞職するとも述べた。

「当然」との声が与党からも出る中、自民党の二階俊博幹事長が言った「他山の石としてしっかり対応していく」というセリフにマスコミ等が批判するとともに「日本語の意味を知っていないのでは」と皮肉をこめて論評している。

「他山の石」は、「岩波ことわざ辞典」によるとこうだ。①他人の誤った言動を教訓として自分の修養に役立てる意、②ほかを参考として自分の役に立てること。

河井氏の買収行為を教訓にして自分の修養に役立てるという? 「修養」を少し意訳して「今後の政治」というような意味にしたらどういうことになるか。こんな愚かな議員を応援することはしない?それとももっと要領よくバレないように行うように指導する?

いずれにしても河井某夫妻もでたらめなら二階氏の学力もオソマツということだろう。昨日麻生という大物議員の学識を皮肉ったが、似たような皮肉を書くということになった。
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