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日記 … Kametarou Blog
札幌の冬季五輪・パラリンピック招致に疑問 (道新読者の声宛てに投稿)
道新の「読者の声」に投稿したが、これが2月4日に掲載された。
札幌市は、二〇三〇年の冬季五輪・パラリンピックを札幌市に開催すべく各方面に働きかける方針とのこと。
私はこの方針に疑問だ。二〇一二年の北京(冬季)、二〇一八年の平昌、二〇二〇年の東京、とアジア偏重ではないか。また札幌市は一九七二年に開催している。これまでも一九九八年に長野でやってきた。
オリンピック・パラリンピックを積極的に開催する意義は何だろう。たしかにこれをきっかけに街は活性化し、歌も踊りも新しく生まれるだろう。しかしこれに要する費用は東京都の場合でもいろいろ問題になっていることから、容易に納得できるものではない。そして五輪が終わってからの各地で見られる惨憺たる「痕」は実に情けないし悲しい。
五輪にかかる費用はどうなるのか、を明確に市民・道民に示すべきだ。
五輪開催によるメリットはたしかにあるだろう。まず関連事業を進める土木関係者など。
札幌市が積極的に招致活動をするというのであれば、どういうメリット・デメリットがあるのか、をはっきりさせた上で市民に意見を聞くべきだと思う。ただ感覚的に、昔の「虹と雪のバラード」をまた再び、ではないはずだ。
費用に関して次のことが「声」の係の人に補足されていた。「立候補時点で約7千億円だった東京五輪の総費用は膨張し3兆円を超えるという」。
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