クルーズ4日目

前回のブログに「3日目」とあるが、今回は2日おいて4日目。だから前回は本当は2日といえばいいのだが、何分初心者なのであっちこっちが不案内だ。

しかし太平洋を大きな客船で丸丸3日間も乗っていると少しようすがわかってきた感はある。
要するにこういう旅をしようとする人たちは、バカンスを楽しむスベを知っている人なのだろうと分かってきた。日本でもこういう時間(バカンス)を過ごしたい人たちがどんどん増えてきたらしい。

私など、休日はせいぜい1日とか2日とか、夏休みなど数日の休日があれば、特別の目的ともってこの休みを利用する。だいたい日本人はそんなところだろう(または「だった」)、しかし、これからは数日間のバカンスでは、特別の目的などではなくただいきあたりばったりに何か面白いことがあれば参加する、といったやり方で休みを利用する方法が増えてくるのかもしれない。そんな気がしている。

まさにクルーズというのは、ただぼんやりと船の中で、天気がよければ甲板でひなたぼっこをする、散歩をする、ボケーと過ごす、バイオリンの演奏もあるし、手品もある、著名ではないかも知れないがすごい上手な歌い手もいる。
店もたくさんあるし、とにかく食事が豪華だ。わたしなどカタカナの食事にはあまりなじみがなかったが、ほとんどが初めて目にするメニューだ。

しかし甲板で目にするのは、青い海と晴れた(もしくは曇った)空ばかりだ。しかしこういう行動から、昔の人間はちゃちな丸木舟のようなものを活用して遠く全くの未知の地に行ったとか、幕末期のジョン万次郎とか、オロシア国に行って帰国した先人たちのことを思ったり……。

明朝、石垣島に入る。天候はどうだろうか。台風は避けられたらしいが、揺れはときどき。イヤな感じだ。
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