「函館山に学べ」

前回に続く「特定秘密保護法」関連のコメント。また毎日新聞12月6日付けの参照記事である。
戦前、この334メートルの山は「要塞地帯」とされていた。このことを知らない観光客などが撮影したら逮捕されることがたびたびあったという。
禁止事項は「測量、模写、撮影」だった。つまり写真を撮ったり、スケッチしたりもダメだった。

今成立されようとしている法案もこれに近い結果を招く恐れが十分にある。そのことを、毎日の記事は「函館山に学べ」と説く。

人々の気持ちがだんだん「君子危うきに近寄らず」になり、「壁に耳あり障子に目あり」「秋深し隣は何をする人ぞ」「よらしむべし知らしむべからず」「見ざる言わざる聞かざる」の雰囲気になっていくのではないか。これは民主主義の危機である。

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