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「洗濯日和」

天気予報の中で、洗濯日和という言葉が出てくることがある。洗濯物を掛けておくとすぐ乾くというような意味なのだろう。
かつてこの種の洗濯物をよく見ることができた。しかし今洗濯物を外に掛けて乾燥させておこうという家はきわめて少ないのではないだろうか。今日も「洗濯日和」の晴天だが外にある洗濯物など目にしない。

人びとは洗濯をしなくなったのか、といえばそんなことはない。洗濯物は屋内で干しておこうとしているのだ。洗濯は天候と関係なく必要な時に行う。好天でなければならないというわけでもない。

「洗濯日和」などという語もいずれなくなるだろう。この種の言葉は他にもある。
例えば、「釣瓶落とし」など。秋の日は釣瓶落としだ、など。だいたい釣瓶など今わかる人は少ないだろう。今こういう言葉を使うこともないだろうが。
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