来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
私立高校が生きる道?
大阪桐蔭高校が甲子園の大会を制した。決勝戦まで進んだ金足農高は負けたが、この高校に多くの拍手が送られたことだろう。
1980年代から私立高校では「いかに競争に勝って『有名校』になり生徒集めに有利な地位を占めるか」が最大のテーマとなっていく。そしてこれは端的には、東大に何人入れることができるか、と甲子園で脚光をあびることができるか、の2点に集約されてくる。東大は地域によっては北大でもいい、要するに有名大学への進学者を多く出せるかということとテレビなどで報道されることだ。また野球でなくても多くの人の注目を集めることのスポーツ。
この二つの目標に近づけるために多くの私立高校は必死になってきた。こういうことを知っている多くの高校野球のファンは例えば金足農高のような血道な(?)教育活動によって登場した高校を応援をする。
野球や他のスポーツでも進学でも、上の目標のために奨学制度や特待生制度、その他いろいろな入学特典を準備する。いわばテレビで多くの人に知られるという宣伝をやってくれる生徒たちは、上の私立高校にとってはいわば宣伝マンになっているという実態がある。
だから、大きな期待で、また「特典」を受けて入学してもいろいろな事情で期待に応えられない場合も生まれる(思ったように成果がでない、自分の興味関心が変わったとか)、問題は複雑になり、悩む生徒が出てくる。
こういうことを思うと、テレビなどで大騒ぎするのはどうなのだろうかと思う。とは言っても優勝した高校がそれなりの実力をもっていたのだと評価することを当然だ。
1980年代から私立高校では「いかに競争に勝って『有名校』になり生徒集めに有利な地位を占めるか」が最大のテーマとなっていく。そしてこれは端的には、東大に何人入れることができるか、と甲子園で脚光をあびることができるか、の2点に集約されてくる。東大は地域によっては北大でもいい、要するに有名大学への進学者を多く出せるかということとテレビなどで報道されることだ。また野球でなくても多くの人の注目を集めることのスポーツ。
この二つの目標に近づけるために多くの私立高校は必死になってきた。こういうことを知っている多くの高校野球のファンは例えば金足農高のような血道な(?)教育活動によって登場した高校を応援をする。
野球や他のスポーツでも進学でも、上の目標のために奨学制度や特待生制度、その他いろいろな入学特典を準備する。いわばテレビで多くの人に知られるという宣伝をやってくれる生徒たちは、上の私立高校にとってはいわば宣伝マンになっているという実態がある。
だから、大きな期待で、また「特典」を受けて入学してもいろいろな事情で期待に応えられない場合も生まれる(思ったように成果がでない、自分の興味関心が変わったとか)、問題は複雑になり、悩む生徒が出てくる。
こういうことを思うと、テレビなどで大騒ぎするのはどうなのだろうかと思う。とは言っても優勝した高校がそれなりの実力をもっていたのだと評価することを当然だ。
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