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核兵器禁止条約。これに日本は不参加!!

先日、日本被団協がノーベル平和賞の受賞が決まった旨記した。このことは日本が核兵器の直接の悲劇を受けたことを世界に知らしめる意味もあるし、核兵器の使用はもちろん製造も全面的に禁止していこうという世界の世論を大きくしていくことになるだろうと思う。

前回も記したが、核兵器を使うぞ、などと大声で言っている国もある。そして製造する国もふえる傾向にあるのではないだろうか。

だから私なども、核兵器禁止よりもむしろこの製造を促して、「万が一核戦争が起こったら世界の人類が滅亡するぞ」という現実的恐れを拡大した方が、逆に核の抑止になるのではないか、と思うこともあった。しかし、こういう思想はダメだ、世界の唯一の被爆国である日本が、国をあげて非核を求める世界の声を全力をあげて拡大しようという動きを進めねばならないと思うのだ。当たり前!

「核兵器禁止条約」がある。
当条約は1996年4月に起草され、2017年7月に国連総会で賛成多数にて採択され、2020年10月に発効に必要な50か国の批准に達したため、2021年1月22日に発効した。
核保有国であるアメリカの同盟国である日本は、アメリカが核兵器の抑止力を提供し安全を保障する「核の傘」の抑止の論理に依存し守られており、アメリカに「ただちに核兵器を放棄せよ」と発言すると矛盾が生じるため、不参加を示している。

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