桂歌丸さんの死

私がテレビでできるだけみたい、と思っている番組の一つが「笑点」だ。(他には「西郷どん」とニュース系)。
この「笑点」で、長年司会を担当していた桂歌丸さんが亡くなったとのこと。番組で出ていた桂さんは酸素吸入の管をつけて、見るからに痛々しい感じがしていたが、それでも病と闘っていたと思っていたがついに帰らぬ人になったのは何とも悲しい。

年齢は81歳とのこと。私と1歳違う。人間は誰もが直面する死というテーマに、いろいろ複雑な思いを迫られる。桂さんは死ぬまで現役として高座を死守していた。古典落語を最後まで堅持しこれを後世に伝えるべく努力していたという。

「生涯現役」、これもよく聞く語だ。いうは易く実際は容易ではない。

自分よりも若い人の死の報道には言い知れぬ寂しさを感じるし、自分よりも年長の人の死にはまだまだ生きてやりたかったことがあったに違いないのでは、と同情を禁じ得ない。

桂歌丸さん死のニュースに触れて記してみたいいくつかのことだ。
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