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塩狩峠の事故に関して

昨日のブログ記事関連の続き。前から私がもっていた疑問について記しておきたい。
名寄から旭川に向かう列車の最後尾の客車の連結器が外れ、逆行・逸走する列車分離事故が発生した。列車は逆走を始める。鉄道職員の長野政雄さん(小説「塩狩峠」では永野信夫)が、これを止めるために線路に向かって飛び込み、列車を止めることに成功した、という筋だ。永野さんの犠牲的行為が描かれている。

しかし、人が走っている列車に飛び込んで列車は止まることになるのだろうか。そしてこれを永野さんが確信して身を挺したというのだが、そのあたりのことがどうも解せない。彼の信仰にもとづく行為を過小評価するわけではないのだが…。
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