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オウムの地下鉄サリン殺人事件

1995年3月20日(月)午前8時ごろ、東京営団地下鉄の丸ノ内線、日比谷線の車内で、化学兵器として使用される神経ガスのサリンが散布された。乗客や駅員ら13人が死亡、約6,000人が重軽傷を受けるという大事件がおこった。この大事件を引き起こしたのは宗教法人であった「オウム真理教」の信者たちだった。

このトップは麻原彰晃(本名は松本智津夫。1955~2018)で、「最終解脱者」を自称していた男だった。世は終わりに近づきつつある。これを救うのはわれわれオウム真理教だ、という大言壮語をはきながら、信者を増やし、自分たちに批判的なものを抹殺するという方針を強行してきた。その最たる事件が冒頭記した東京での地下鉄サリン事件だった。
この年(1995年)の1月17日、阪神淡路大震災があり、この災害も麻原たちは「われわれの預言通りだ」と吹聴した。

麻原彰晃ら幹部13人が死刑判決を受け、2018年に刑が執行された。
オウム真理教は2000年に「宗教団体アレフ」と名を変え、今も動いているという。以前のような殺戮は聞こえてこないが、この団体については油断はできない。
あの地下鉄サリン事件から30年たった。私たちは、宗教団体の看板をもっていても、反社会的な行為を、ごまかしの語で覆い隠して行う人や団体もあることを知っておかねばならないだろう。


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