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札幌市・いじめ不登校等対策連絡協議会

毎年この時期に標記の会議が行われる。私もフリースクールの代表という立場から参加し若干の意見をいってきた。
小学校や中学校の校長会、PTA、教育相談活動の関係者やスクールカウンセラー、などの会の代表者たち19名。

札幌市の不登校の児童生徒数の動きが報告された。平成24年度だが小中生徒1623名。前年比では0.04%減(1.2%)。ほとんど減っていないといえるかも知れない。

各方面からの発言もあったが、「不登校の解決を単純に原籍の学校に戻すということだけでいいのか。広い意味で子どもたちが社会復帰できるような立場を想定していくことが必要なのでは。だから学校でなくフリースクールを活用するということも視野に入れるべきでは」という趣旨の発言をしたのだが、市教委の関係者や各方面の人たちから「学校復帰だけではない子どもたちの自立のあり方を多様に考えることも必要」というニュアンスの意見もあったのが今回の印象である。何人もの人たちが「フリースクールも」という語を使っていたのが面白い。

多様な生き方を模索する子どもたちの現実を行政や教育現場の人たちが追認することになれば前進するのだろうが、その「芽」が出てきたか。楽観過ぎないこと、と慎重になるが…。

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