合同教研集会「不登校」分科会

例年開催されている合同教育研究集会は今年も「かでる27」で開催された。明日も行われる。私は今回も「不登校・高校中退」分科会の共同研究者の1人。
30人近い分科会参加者があり、これまでにない多数という印象である。ただ10人以上が大学生だった。女子学生が多いことが印象的である。「不登校問題について情報を得たいこととこの問題について学校現場がどう関わっているかについて知りたい」といった意見だった。
明日も続くのだが、どうも「不登校」問題への接近が多岐にわたっていて議論がかみ合わない。学校の教師たちはいかにして不登校になった子どもたちを学校にもどすか、に関心がありそうだ。参加者の意見(私も含めて)は学校復帰にしぼることは問題解決にはならない、仮に今学校に行くことができなくとも高校進学というバイパス的道もあるし、学び方は人それぞれという見解である。
だから「不登校」について議論する分科会であるが、議論がかみ合わないというか深まらない感想である。
明日は、このテーマをどういう切り口で展開するか、を考えてみたい。

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