国民一人に10万円を給付する方針に方向転換

私は3月19日のこのブログで「国民一人に10万円くばる」という話が出ていることを紹介してこれはいい構想だ、という意味を記した。
その後、収入が大きく減った家庭30万円を、とか安部さんはいっていたが、この考えは誰が見てもいい話ではないことに気づいたのか、分け隔てなく10万円を給付することにその方針を変更したということだ。

公明党がいわばフツーの国民の声を忖度してアベ構想の変更を迫ったといって点数を上げたみたいなことをいうのだろうが、逆に安部氏とこの周辺の「ブレーン」がいかにお粗末かの証明のようなものではないか。

どうも最近あらためて安部首相周辺に国民の気持ちを理解できる人はいないのだろうか、という気持ちになるのだが。

支配層が政策に右往左往することは社会変動の前提だ。歴史的に(フランス革命直前のルイ王朝の動きなど)いわば「革命」の前提がはっきりし出したことを意味しないか。

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