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「キツネにつままれる」

今日は朝から体調が悪く(妙な疲労感)、学校を休むことにした。テレビはほとんど日大問題。ますます大学側の態度に不信感が強まる。と同時にあのタックルをした学生のいさぎよさと誠実な態度に好感がもてた。

テレビをみていてあるコメンテーターが、ある事件を評して「キツネにつままれている感」というような表現で、ある事件(通行人をほとんど無関係な男が殴ったというような事件ではなかったか)と言った。
私は、こういう言葉はかつてそれほど不自然でなく使われていたことを思い出した。しかし今これを聞いて少々違和感と面白さなどをあわせて感じ取った。

だいたい今キツネが人をだますことがあるなどと思っている(架空の話としても)人などいるだろうか。
また「キツネにつままれる」と言う語の「つままれる」という単語を広辞苑で引いてみた。この語の基本形は「つまむ」だった。そしてこの意味に「人をあざける」とか「キツネ・タヌキが人をばかす」などの意味があることを知った。(小さい物をつまむとかスシをつまむとかのつまむの他に)。
その昔キツネにつままれたなどといっていたことがあったから、これ自体は知っていたが今の世でテレビから出てくるとは意外だったし面白かった。

私が子どもの頃、例えば子どもが見えなくなるようなこと(道に迷うなど)があれば、キツネにつままれたのでは、と心配した。雪道などでは、子どもの足跡のとなりに犬かキツネのような動物の足跡もあったから、キツネにつままれたことはあったのかも知れないのだが…。
そういえば人をだます動物にはキツネの他にタヌキもいた。他にもいただろうか?
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