フリースクールの学校公開

初めての試みだったが、今日２１日、わがフリースクールの「学校公開」を行った。これまでも別に非公開をしてきたわけではないのだが、特に札幌の議会関係者の皆さんに後悔を案内し、視察してもらいたいと要望した。札幌市議会の文教委員会１２人のうち委員長、副委員長を含めて４人の委員、全部で５人の議員が参加してくれた。他に市役所の担当の部局の関係者その他を含めて、当初考えた以上の議員さんが授業参加と前後の懇談会に来てもらえたのはうれしかった。

きっかけは札幌市はフリースクールに対して補助金を支出しているのが、「フリースクールとはどういう所か、血税を出すに値するところなのか」といった疑問が出ていたと聞いて、フリースクールの実際を知ってもらいたいというのが契機だった。
２時間の視察と懇談でどこまで理解をいただいたか少々心配だったが、「初めてフリースクールを見て感激しました」との感想を聞いて安心できた。

私たちはフリースクールへの理解を求めるためにも、もっともっと外への発信が必要であるし、その試みは必ず一定の成果を生み出すのだと確信できた。
考えてみれば当然のことなのだが、どうしてこれまで思いつかなかったか後悔する。子どもたちも実に屈託がない表情でこのイベントに応えてくれたのも一つの発見だった。