留守にしている倅宅の管理のため、埼玉県に出かけた。
その途中で、超高層送電線工事の現場に遭遇した。
見えますか!!、写真の中の工事をしている方2人、いや、数人かも?。
青空、風邪微風、電線の下を通ったら、上の方から人の話し声がかすかに聞こえた。
送電線の上を見上げた。いる、いる、蟻粒ぐらいの人間が動いていた。
鞄の中から、デジカメを取り出し、シャッターを2.度3度と切った。
人影は取れない。場所を変えて、小さいが人影の見える場所に行った。
そして撮影した。それがこの写真である。滅多に見られない光景だった。
家庭の電気を保証するためには、こんな危険極まりない命がけの仕事があることを身にしみて分かった。こんなことに出会ったのは、始めてであった。
彼らもプロであり、当然の仕事と思って精を出しているであろうが、人間だから怖かろう・・・と、心に浸みた。
無事に終わってくれといのるばかりであった。2時間ばかりして、数人が降りてきた。
心が安まった。
私たちの生活が、多くの人の大変な苦労と努力によってなされていることを再確認した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます