招待されて、知り合いの校長先生の学校を訪問した。真剣に教育に取り組んでいる雰囲気にのみ込まれた。
階段の1段1段に、掛け算九九が書かれた紙が張り付けられていた。
来年から2年かけて、新しい教育への移行教育をするとのこと。各学年授業時間数が増加し、5.6年生は外国語学習が必修となる。豊かな人間性を育てる道徳教育も重点である。
全学級で道徳授業を実施し、父母・地域の学校・他地区の学校の先生に公開した。3つの学年だけを取り上げてみる。
1. 2年生、ねらい:友達や身の回りの人に温かい心で接し、親切にしようとする心を育てる。
2. 4年生 ねらい:友達の気持ちや立場を理解し、助け合っていこうとする心情を育てる。
3. 6年生 ねらい:自分とは異なる立場の意見にも耳を傾け、広い心でお互いを認めようとする心を培う。
このねらいを達成するため、資料(教科書)を選び、道徳時間を「導入の時間」(児童をねらいに向ける)、「展開」(資料等をもとに児童自身の考え、心情、態度を本音で出しあって、磨いていく)、「終末」(学習したねらいを自分の今までと比較して、これから考えや気持ちや態度をはっきりさせる)
このような道徳時間が年間に各学年35時間ずつ実施して積み上げていく。
本当に頼もしい教育の現場を見学できた。
次回に続く・・・
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