kametaro爺さんのよもやま話(ペイント画を含む)

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人気第1位の国民宿舎に泊まる・・・爺3人の旅 その3

2012-11-02 09:03:45 | 観光
鵜捕場が鵜の岬の海岸である

鵜捕場は、太平洋につきだした海面から高さ20メートルはある断がい絶壁にありました。県の国民宿舎「鵜の岬」に程近い、松などの常緑樹に囲まれた場所です。一般の人は立ち入りが出来ないようフェンスが巡らされ、扉には大きな南京錠がかけられています。

 丸太で骨組みをつくり、壁はこもを編む鳥屋(とや)に身を潜め、双眼鏡を目に当てて海鵜の動きを追い、捕獲のタイミングを狙います。鳥屋の外には、逃げないように足かせを付けたおとりの鵜が置かれています。上の図参照 

 「鵜との駆け引き」猟は、まさに鵜との我慢比べです。いつ飛んでくるか分からない鵜に全神経を集中させます。飛来しても、すぐに捕獲することはできません。海鵜が羽虫を捕り始め、安心感を持つまで待つのです。鳥屋の中で息を殺して、長いときは30分間、じっと海鵜のしぐさを見つめていることもあるという。満を持して、篠(しの)の棒の先にU字形の針金を取り付けた長短約10本のかぎ棒から、鵜の大きさや、距離などを計算して1本を選び、鳥家のすき間から海鵜の足にかぎを引っ掛けて、鳥屋の中に一気に引き込みます。

 二歳ぐらいの若くて元気な海鵜以外は、そのまま逃がすのだと語ってくれました
「群れについていけず休みに来るのは、老いているか、若くても小さい鵜が多い。10羽飛んできて2羽捕まえればいい方だ」といいます。現在はシーズンなので見学は出来ません。

捕獲した鵜は全国の鵜飼い場所に供給されていく。人間を楽しませてくれる

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