kametaro爺さんのよもやま話(ペイント画を含む)

日常の生活の中で、主に気付いたことやしたことをまとめておきたい。また、ブログにアップしたい

思い出の現代化・・・始めてみる商船学校の女性の学生さん その8

2015-01-19 10:49:30 | 日記

白菊の歌・・・戦前よりの流行歌

 

戦前(1945年、昭和20年)より、世間で親しまれ、よく歌われた商船学校の歌「白菊」です

毎年、戦前からの大学、高等学校、専門学校で伝統の歌を、当時の学生が参加して年1回、東京に集まって合唱している。中には、放送等で聞かれた方もお在りと存じますが。

歌詞を列挙してみます

1.                     2.                  3.

かすめる空に消えのこる   紅顔可憐の美少年が   故郷の空を眺めつつ

 おぼろ月夜の秋の空     商船学校の構内の    ああ父母は今いづこ

 身にしみ渡る夕風に     練習船のメンマスト   我が恋人は今いかに

背広の服をなびかせて    トップの上に立ち上り  少年左手に持つものは

4.                  5                   6

 月の光に照らされて    遅れ咲きなる白菊を   海山遠く隔たつとも

傍の友に語るやう      吾れ故郷を出づる時   彼が形見を思ひ出に

 もとこのものは故郷の   君が形見と贈られし   朝な夕なに眺めつつ

外山のかげに咲き残る    真心こめしこの栞    云はんとすれど悲しやな

 7.                   8.               9.

 涙の為に遮られ        男子立志出郷関   満天雲なく月は澄み

 そのままトップに打ち伏しぬ  学若不成死不帰   風はそよそよ吹きはたる

 やがて少年身を起こし     去年今夜眺秋月   秋の夜中の空高く

遠き故郷を眺めつ        更心身如大海    折りも聞こゆる喇叭の音

以下略す


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