国際宇宙ステーションに長期滞在中の油井宇宙飛行士たちが、
宇宙で栽培された野菜を初めて口にしました。
VEGGIEという装置で栽培されたのは今回で2回目で、第1回の
栽培実験で出来たものは宇宙飛行士が食することなく、地球に
送られ、地上の実験室で色々と調べられました。
油井さんらは、まずそのまま食べ、その後、オリーブオイルや
バルサミコ酢で味付けをして食べたそうです。
宇宙での植物栽培は人間が長期滞在をする上で、食糧自給や精神
衛生などの面でとても有効だと考えられており、今後、計画され
ている火星への有人飛行などにつながる成果だと言えます。
火星へは片道で約250日もかかるので、燃料、食料、健康、安全など、
解決しなければならない課題がまだまだたくさんありますが、実現
に1歩近付いたということですね。
(画像:JAXA/NASA、油井宇宙飛行士のツイッターより)