「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

四半世紀経っていよいよBarbourのWax Jacketを買い替えるべきか否かと悩むのは A Very British Problem そしてMcCartney III@鎌倉七里ガ浜

2020-12-20 00:00:37 | モノ・お金
私のワックス・ジャケット。今じゃ日本に溢れている英国のBarbour(バブアー)社の製品だ。英国に出張した時に買って帰ったGamefairというモデルで、そのモデルはとっくに生産中止になっている。

このジャケットは、この冬でなんと着用するのが26シーズン目を迎えた。つまり購入以来、この冬で25年を経過することになる。



Barbourのワックス・ジャケットはメンテナンスを怠らなければ、ずっと着られる。

メンテナンスはこの動画(↓)のようにすればいい。ジャケットの表面のワックスは徐々に落ちて来るが、市販されているBarbour社のワックスを加熱して溶かして、ジャケットの表面に塗るだけでよい。ナイロンやゴアテックスなんてものがなかった時代から延々と続く素朴な防水機能。



今じゃ他にいろんな便利な素材があるのに、コットン製ジャケットの上にロウを塗って防水することを今も続けるって、英国らしいよね。

下の画像にある缶が、上の動画でも出て来たワックスである。



そうしたメンテナンスを自分で施していても、同じジャケットを四半世紀もの間着ていると、そのジャケットにあちこち破損する箇所が出て来る。古くなったクルマがあちこち故障するのと同じである。すでに私は破損個所の修理も経験しているが、このジャケットも年月の経過とともに加速度的にあちこちがおかしくなってくる。

こちらが新たな破損個所だ。番号をつけたところのすぐ下に大小の穴が開いてしまっている。



さて、これらをどうするか? 修理を依頼して、ついでに長年溜まりに溜まった余計なワックスをそぎ落とすことと、その上に新たなワックスを上手く薄く塗ることを日本の専門業者さんあるいはBarbour社に委託するか? その金額はいくらになるか? このジャケットを購入した時30代半ばだった私は、今還暦を過ぎたところだ。さて、購入から四半世紀経ってすでにヨレヨレのこのジャケットを、仮に金をかけて業者さんに委託したとして、その後私はそれを何年使えるか? そしてそれがいよいよボロボロになった時、私は何歳か? また数年後問題が出るかもしれないし・・・。

要約する:
1.修理とワックスの完全な塗り替えをプロに依頼した時にかかる費用はいくらか?
2.相当な費用をかけて、すでにこの古いジャケットが、その後何年使えるか?
3.それがいよいよ最終的にボロボロになった時、私は何歳か?

この3つのことを考える。するといっそのこと、そろそろ新しいワックス・ジャケットを買った方がいいだろうと、ケチな私は結論づけた。その新品を今後四半世紀あるいは30年くらい着たら、もう十分でしょう。日本国内でBarbourのワックス・ジャケットを買うとあまりにも高価だが、海外通販を利用するなら、VAT抜きで日本国内価格の4割ほどの価格で買える。送料は大したことないし。

しかし新たなBarbourのワックス・ジャケットを着ることには問題があるのだ。鼻たれ小僧ならともかく、還暦過ぎのおっさんが新品のBabourを着るのは、実はちょっと恥ずかしいことなのである。あれはボロボロなのがいいのだ。ツイードのジャケットやコートと一緒だ。伊達男でケンブリッジにも留学した白洲次郎はツイードについて「あんなものは軒先に何年かつるして放置しておいてから、着たらいい」と言ったとか。Barbour社のワックス・ジャケットもツイードも、ピカピカの新品はちょっと恥ずかしい。ということで、ワックス・ジャケットはいかにも年月を経たように、しかしちゃんとメンテナンスされているように見えることが粋なのだが、そのジャケットが十分古くなる頃にはあちこちが破損して、ワックスの通常のメンテナンスくらいでは問題が片付かなくなるという、とっても重大なジレンマを抱える。「なんでも新品ピカピカがいい」という日本とは、ちょっと話が違うのである。

それってモノをなんでも長持ちさせる傾向がある、とっても英国的な問題でもあるのだ。ちなみにこの本(↓)、いいですよー。Very British Problems(=とっても英国的な問題)。



いかにも英国的な普通の人々の心理がたくさん書かれてある本。

この本の良いところは、一つの話がわずか数行で終わるところだ。これが例えば英語小説だと、意味がよくわからないまま適当に読むなんてことをしていると、やがて話の筋が何のことやらわからなくなってしまうが、そんなことはこの本では起こらないのである。しかも絵本みたいだし。

これ(↓)は、スマホを使うことを禁じられた電車車両の中で、それを使って話しまくる人のことを鬱陶しく思っている人のお話。



日本にもいるよね。電車の中で大きな着信音を鳴らし、スマホを取り出して「今電車の中だからあとで詳しく話すけど、実はね・・・」なんてわざわざ会話する人。

一つの話が、上の画像に見るように数行の文章で終わり、ところどころに絵も出て来る。

こちらはBarbourのジャケット自体に興味はなく、ただそれを着たおとーさんが一緒に散歩に行ってくれたらいいなと思っているドガティ君。



話は変わる。

一昨日、世界で一斉にサー・ポール・マッカトニーの最新アルバムが発売開始になった。



同時に注文したら昨日届いた。

ロックダウン(Lockdown)下でロックダウン(Rockdown)して制作されたアルバムだそうだ。

サーはお元気なのである。自分で曲を作り、演奏し、歌っている。



このアルバムを買うことは私の義務。

これはその中の1曲。



宜しければお楽しみくださいね。
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イイホシユミコさんの yumiko iihoshi porcelainで「unjour アンジュール」のプレート(色はrainy gray)が到着@鎌倉七里ガ浜

2020-12-18 11:00:10 | モノ・お金
セットでお買い物。



「ボクのおもちゃ?」と変に期待する犬もいる。



違うんだなー。

そんなはずはないでしょ。君のおもちゃはいっぱい予備が物置に入っているでしょ。

諦めようね。

yumiko iihoshi porcelain (ユミコ イイホシ 磁器)



出し惜しみだ。

まだ見せない。

まだまだ、出し惜しみ。



ユミコ イイホシさんの磁器を購入したのだ。



まずは裏面からね。

あちこちで売られているよ。かなり前から人気。

たまたま大阪で展示に出くわしたことがあったが、すごい人だかりだった。

鎌倉にある有名なカレー店OXYMORONでは、その店名と同じネーミングでイイホシさんが販売した器のシリーズ(現在は販売されていない)が使われている。



いいでしょ?



前回の投稿でサンドイッチが載っていたのがこの皿だ。

unjour(このシリーズの名前) の rainy gray(色)。

unjourのプレートにサイズは5種類あり、これは直径22cmだ。



概念的に「手作りと工業製品の間にある物」とのことだ。



ビジネスとして成立するには、重要なことなんだろうねえ。

世界的に有名な磁器って、みんなそうかも。

チキンライスを入れてみた。



いいね。

サラダも入れてみた。



なるほど、いいよね。



で、お片付けだ。



いつまでも皿を見ていないで、さっさと後片付けしようね。

イイホシユミコさんについてはこちらを ⇒ https://y-iihoshi-p.com/
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大豆ミートの東南アジア風から揚げをホット・サンドイッチに@鎌倉七里ガ浜自宅厨房

2020-12-17 11:00:39 | 食べ物・飲み物
またもやサンドイッチ!! しかしちょっと違う。

今回は東南アジア風ホット・サンドイッチだよ。

しかも大豆ミートだ。

ナンプラー、ニンニク、豆板醤。



見ただけで香りや味が想像できる人は東南アジア料理ファン。

これらに酒を加えて溶く。



これにあとで、大豆ミートを浸ける。

一方こちらはソースづくり。



ケチャップ、マヨネーズ、ヨーグルト、酢、クレイジーソルトを混ぜ混ぜ。

味見したら足りないので、ケチャップとマヨネーズを足す。



こちらがおなじみの大豆ミート(フィレタイプ)だ。



それを40gほどつまみ出す。



熱湯につけて5分。



よく絞る。



その後、冒頭でご紹介したナンプラー、ニンニク、豆板醤、酒をブレンドしたものに浸ける。



この味や香りを染み込ませようね。

「おとーさん、すごい匂いがするんですけど・・・」



だろー。そうだろ。

これ、おいしいぞ。



さらに浸けてよく混ぜて。



「おとーさん、くださいよ、それ」



これはまだ食べられないよ。

片栗粉つけて揚げてからね。でも君にはあげないけど。



妻は庭で草花の世話。



ジュワー!



ジュワー!!!



揚げ作業は楽しい。ちょっと怖いけどね。



焼いたトーストにのっける。



そこに先につくったソースをかける。



カリカリなから揚げがこれで少し柔らかくなる。

野菜たっぷりだよーーん。



シャキシャキした野菜たち。これがサンドイッチをおいしくする。

ルイボスティでも淹れますかね。



焼いたトーストをさらに上にのせる。



ギューっと抑えて切りましょうね。

そうしたら出来上がり。ルイボスティはもうちょっと時間が必要かな。



切断面はこんな具合。



肉じゃないけど、それでもほぼ肉。



とてもSDGs的風景。



肉(もどき)にはナンプラーやニンニクや豆板醤が染み込み、おまけにから揚げ状態になっているからねえ。

香りが東南アジア風なのさ。

そこにまた特別なソースが絡む。

あぁ~、おいし。



美味しすぎるし、とっても刺激的なホット・サンドイッチ。

大豆ミートもあれこれやれば、それなりにおいしく食べられますよ。

今日出て来たお皿の紹介は次回。
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長野県飯田市の肉店スズキヤさんのハム用鶏むね肉(味付け調製済)を使った、超絶うまいサンドイッチ@鎌倉七里ガ浜

2020-12-16 11:00:30 | 食べ物・飲み物
長野県飯田市にスズキヤさんって肉店がある。

豚や鶏なんて普通のお肉もあるけれど、猪や熊や鹿やウズラやヤギなんて肉も売っていて、とても楽しい。

しかも情報発信力がものすごい。山深い遠山郷から絶えずお肉情報を発信している。

この肉はそこの鶏ムネ肉で、加熱したらそのまま食べられる味付けがなされたハム肉だ。



レンチンするだけで食べられるよ。

これを切る。



そして電子レンジ専門のシリコン製容器に入れる。



7~8分レンジでチン。



その間に七里ガ浜の人気パン店パシフィック・ベーカリーのハード・トーストを出して来る。



塩味が効いて、中までカリッとしていて、結構刺激的なトーストなんだよ。



それを切る。自分の好みでね。

サンドイッチでも薄め、厚め、なんでもありだよ。好きなようにね。このハードトーストはカリッと焼ける。



粒入りマスタードとマヨネーズをブレンドしましょうね。



大胆に。このように。



・・・刺激が足りないみたい。

だからケチャップを足す。



ブレンド。

ブレンディング・・・。まぜまぜ。



とぅめぃとぅ~。



美しいね。トマトって、こういうサンドイッチに不可欠な味の要素だね。そう思う。

チン!

あら、出来た。お肉。鶏ムネにくのハム。



すんげーーおいしそうだ。

ただレンチンしただけなのにね。

パシフィック・ベーカリーのハード・トーストのいい具合に焼けた。



で、スズキヤさんの鶏ムネ肉を載せる。



チョーおいしい、粒マスタード&マヨ&ケチャ。



さらに単独ケチャ。



サラダをオン。



トメイトォにマヨ。



なんて刺激的な。

でもってパシフィック・ベーカリーのハード・トーストを載せる。



これでどうだい?

鶏ムネのハムが見えているよね(↓)。



たまんないわ。

単純に見えるんだけどねー、サンドイッチは実はかなり複雑な味の料理。



あぁ~、おいし。

スズキヤさんのお肉は通販可能だ。ウェブサイトで買える。

こちら ⇒ http://www.jingisu.com/
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たまには革製品を大切にする日を制定して、そのメンテナンスをしましょう@鎌倉七里ガ浜

2020-12-15 11:00:39 | モノ・お金
あぁ~頭がボォ~。

朝の4時半に起床。そしていろいろと準備した。

じゃ、そろそろ始めましょうか。



本日は革製品を大事にする日。革・革・革・革・・・。

これがまた結構大変。チェスターフィールド・ソファ、クルマのシート、自分の革靴。

革製品の汚れを全部落とし、そこに油分を補う作業をする日だ。

これ、もう10年前の曲なんだね。



本日の選曲はWaka Waka♪ シャキーラだ💛

いいよね、この人。明るいよ。This Time for アフリカ ♪

そろそろこのチェスターフィールド・ソファに油分を加えよう。



ファニチャー・クリニック社の製品。これ、いいよ。みなさんに、これおススメね。



まずはアワアワ。

食器洗剤と同じで、アワの力で表面的なホコリから皮脂みたいなミクロの汚れまで、落とし切ってしまおう。

それをこのソファだけで全部やるのに30分はかかるね。



ここまででまず腰が痛くなる。ほとんどずっと腰を折り曲げたままだから。

その後作業を続けるうちに、今度は腕の筋肉や指先が痛くなるよ。慣れていないところに力が入って、かなりの負荷がかかる。



どんどんやって行こうね。



そしてサラッと汚れを落としたあとに、今度はクリームを補おう。



ここからは窓を開けましょう。外はまだ真っ暗。しかも空気が冷たいが。

だってすごい匂いだからね。

そして寒くない。作業を続けたら汗をかく。



明け方から運動しているみたいな気分。

せっせと油分を革に染み込ませよう。



作業開始から1時間近く経った。



もはやバリーズ・ティよりもビールが欲しいくらい。



しかぁ~し、ご覧ください。

このツヤ★(ピカッ)。いいでしょ。



どんどん塗り込む作業を続けよう。

塗れば塗るほど、購入から年月を経るほど、貫禄が増すチェスターフィールド・ソファ。



しかもこのファニチャー・クリニック社の汚れ落としとクリームが、革製品をいつでも蘇られせてくれるのだ。

シットリと油分がしみた座面部分。いい感じ💛



あ、ドガティ君が起きてきた。「おとーさん、おはよー」



「おとーさん、これをずっとやってたのですか?」

「こういうことが、好きですねぇ」

「ボク、感心します」



でしょ~。おとーさん偉いでしょ?

Distinctive Chesterfields社のソファ、買って良かったなぁ。とてもしっかりしているよ。



今から9年前にこのソファを葉山町にあった同社日本法人から、私は購入した。その日本法人は最近になって栃木県に移転してしまった。残念だわ。

当時店主さんが「これから価格が上がりますから、今のうちに」とおっしゃった。

それは売らんがための単なる決まり文句ではなく、本当だった。9年前にはかなり安かったこのソファも、まったく同じモデルが今や3倍近くする。

これを早く買って良かった。安かったからね。

おそろしく分厚い牛革のソファは、メンテナンスさえしっかりやっていればほとんど永遠みたいに使えるし。本当にこれ、割安だよ。

今も購入当時とあまり変わらない状態を保っているしね。

夜が明けて、すっかり明るくなった。



作業が終わったので、今度は位置を直さないと。



これでセッティングが終了。



ついでに壁にかかった額たちも水平を修正。



ソファでも何でも、いかにコストパフォーマンスを高めるかに私は懸命だからね。

2倍の価格がするものであっても、3倍の年月を持たせられればコストパフォーマンスは1.5倍に高まる。

その場合、使用期間中の質感は同じではなく、高価な革製品の方が快適なものであるはずだ。

しかしそれを享受するには、革製品の念入りなメンテナンスが不可欠。

でもここからがまだあるのよ。こんどはもっと腰が痛くなる作業だ。

こちらがクルマのシート。



これがどれだけ腰がやられるか・・・。

深く腰を折り曲げたまま、延々と作業しないといけない。

ハンドブレーキの周囲の革なんてよれよれだから大変。新車登録から14年近く経った愛車では、亀裂も入るしね。



後部座席もね。こちらがわりにシッカリしている。使用頻度が低いから。



アウトドア志向の我が家では、八ヶ岳山麓のカラマツの葉がフロアにいっぱいだ。



そもそもフロアには、ラバー・シートが敷いてあるくらいアウトドア的な使い方だ。

一般的には、あまり使わないよね、ラバー・シートって。

そろそろ屋内のフロアも掃除しないと。

一番傷みやすいのがここ。運転席の右側端っこ。運転手が乗り降りするたびに擦ってしまうから。



最もシッカリ油分を補うべきところだ。

革が裂ける前にね。

はい、作業が終了した。



座面の伸びた感じも古いクルマの良さ。

むしろ伸びているのに亀裂も入らずザラザラもせず、シットリとびよぉ~んと伸びているところが、貫禄よ。メンテナンスの良さ。

屋内に戻る。



ドガティ君が「どこ行ってたんだ?」と迎えてくれる。

まだ朝ご飯前。疲れました。。。
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2021年の年賀状作成中@鎌倉七里ガ浜

2020-12-14 11:00:49 | いろいろ
シコシコと年賀状を作成中。

2021年って年がなんだか空虚に響き、信じられない。みなさん、どうお感じですか?

例えば1985年なんて方がまだグッとくるものがある。

年をとるほど1年が短くなるというが、私は昔からずっとそう感じて来た。ってことは私は若い時から老人気質なのか?

2021年は丑年ですって。



で、こんな年賀状を作成中。MS Wordでね。牛肉の部位の名称を書いてあるんだ。

毎年悩むよね。どんなのがいいか?と。それが面倒。

こんな旧習は、自分からさっさとやめりゃいいんだけどね。まだ我が家はやめていない。

新しいEPSONのプリンターで、はがきサイズの印刷するのがむずい。それもかなり。



ちょっとしたコツが掴めるとなんとかなった。それでもむずいけど。

プリンターからは1枚1枚、逆さの方向で出て来るよ。



みなさん、来年もよろしくお願しますね。

あぁ、時間がかかった。

ランチなんてもう面倒なので、これ食べよう。



トマトとニンニクの味。しかもエビがたくさんの豪華版。

エースコックって昔からなじみがあるんだな。
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ヘッジファンドを償還してとても楽な気分で年末を過ごす@鎌倉七里ガ浜

2020-12-13 17:35:30 | モノ・お金
1年半前に購入したヘッジファンドを償還することにした。

ファンド自体はケイマン籍だが、シンガポールの運用会社が運用しており、厳しいシンガポール金融当局の監督下にある。

したがって購入手続きは大変だった。

1. どう書けばいいのかよくわからない英語の分厚い購入申込書と戦ったり
2. 英語のできる弁護士(または司法書士や行政書士)に証明書をつけてもらって多くの書面の写しを提出し
3. シンガポールからやって来る質問のメールに答え
4. 購入資金を送って最後は日本銀行にその報告書を出す

こうした様々な手続きが必要だった購入に比べると、償還なんて簡単だ。

A4サイズで4枚のこんな償還請求書の空欄を埋めて、償還金受取口座の銀行名や口座番号を書いて、メールで送るだけ。



書類を作ったはいいが、自宅にそれをスキャンしてPDFファイルに転換するなんて道具はない。

そこでこれ。BuffaloのUSBメモリ。



全長5cmほどかな。小さいし軽いのだ。

うっかりしたらポケットに入れたまま洗濯してしまいそう。



これを持って、書類も持って、セブンイレブンのマルチコピー機でスキャン。



1枚30円。4枚で120円。それを1つのPDFファイルにする。

あとはそのファイルをメールでファンドのアドミニストレーター(ファンドを管理している銀行)や関係者に送付するだけ。これで終了だ。

この投資は昨年5月末の単価で翌月6月初に購入している。今月償還請求を出したので今年の12月末の単価で償還されることになるが、実際にその単価が決まるのは来年1月の半ばであり(ヘッジファンドはそのプロセスにかなり時間がかかる)、償還金が支払われて来るのはさらにそのあとだ。

12月の単価がどうなるかはまだわからないが、11月末の単価はすでに速報値がわかっている。わずか1年半ほどだが激動の運用期間だったね。

その1年半の米国株式市場(ここでは代表的インデックスのS&P500)は、こんなものだった。文字通り、山あり谷あり。


【Source: S&P、Yahoo Finance】

今年の2/19まで呑気に株価は上げ続けた。しかしその後市場参加者はさすがにCOVID-19が恐ろしくなる。株価が暴落し始め、市場により差はあるが、米国市場の場合わずか1か月ほどで全体の3分の1ほどの価値を失ってしまった。

面白いのはそこからで、過去の経験からは類似例を見いだせない暴落後の回復を市場は見せたのだった。暴落はわずか1か月ほど続いただけで翌月の3/23には下げが終わる。その後急激な反騰が見られた。その後は半年近い上昇で、市場は一気に下げを取り戻してしまった。COVID-19の感染者は増え続けていて有効なワクチンも供給されていないし、相変わらず経済の現状は酷いというのに、将来の問題解決への期待と先進各国の対応を市場価格に織り込んで、いつも先読みする金融市場はどんどん上昇したのだった。

上記グラフの1年半の期間で米国株式市場は32%上昇している。途中の暴落にもかかわらず、普通にインデックス投信を持っていただけでそれだけ儲かっているはず。私が購入したヘッジファンドは、同じ期間に46%上昇している。プラスはプラスだし大きなプラスだ。しかし海外のETFを買えば運用手数料がほとんどタダみたいな米国株式インデックスでリターンが32%得られる時に、運用手数料が高額で米国株式の2倍以上のリスク(=それだけ大きく変動する)を取るこのファンドのリターンが46%では、ちょっと物足りなく感じる。しかし1年半という短い期間の相対的なパフォーマンスで、運用の巧拙など判定もできない。

まあ結果はプラスでオーライ。一番多くの金額を投入していたのがこのヘッジファンドだったから、不気味にどんどん株価が上昇した今、このヘッジファンドから退却することにした。


【Source: フリー画像】

毎月配当とか毎年配当なんて投資信託があるが、投資先の市場が順調に成長するものならば、運用の途中でその投資信託から資金を引っ張り出して配当として受け取ったりしないで、そのまま全部再投資出来ることが望ましいね。それが可能ならばね。複利で大きく増えるから。米国株式は金融危機後のドン底から10年で価値を約3倍に膨らませた。10年前とその後を比べれば、年率リターン(例えば10%)が同じでも、実額のリターン(ドルとか円とかの金額表示)は3倍だ。複利ってすごい。しかし配当でそれを毎月あるいは毎年引っ張り出していては、そうはならない。このファンドも徐々に時価評価額が増えて来て、それだけ実額での毎月の変動も大きくなってきていたので、毎月結果が楽しみだった・・・。逆に途中、つまり今年春には、ほとんど死にそうだったけど(笑)

で、このヘッジファンドの償還で、株式あるいはそれ以上のリスクがある運用は私の手元からなくなった。なんと気軽なことでしょう!

市場の激しい動きを常に気にする日々よ、さようなら。

しかしまた下がったら買いましょうね。
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驚きの頻度でまたもハヤシライス、ただし代替品尽くしで作ってみたら結構イケる@鎌倉七里ガ浜自宅厨房

2020-12-12 18:50:39 | 食べ物・飲み物
本題のハヤシライスとは関係ないけれど、これ、いいでしょ。

金麦を半ダース買ったら専用チキンラーメンがついてくるんだ。



チ金麦鍋キャンペーン期間中のものだよ。もう終わったのさ。

鍋料理にチキンラーメンを入れて楽しみながら金麦飲んでねということらしい。

サントリーと日清という大阪勢のコラボ。

私がハヤシライスばかり食べていることに驚かれる方もいらっしゃるかも。

でも本日は新しいよ。代替品づくしのハヤシライスなのだ。

普段はデミグラスソースとケチャップを主たる材料として使っているが、そのデミグラスソースを使わないで作る。




以下がそのデミグラスソースの代用品のメンバー: 
1.醤油
2.ケチャップ
3.トンカツソース
4.赤ワイン
5.コンソメ
6.砂糖




それらを煮詰めるだけ。



バターも加えるけどね。



まあまあそれらしい味がする。



「おぉ~寒ぅ~」と暖房器具にからだをくっつけるドガティ君。



代替品その2は、お肉だ。

これも大豆ミートにしてしまう。むふふ、私もヴィーガンに近づいて来たな。




これ、よく出来ているよ。マルコメのダイズラボの製品。



熱湯でカラカラに乾燥した大豆ミートを戻す。



その間にタマネギを切る。



大豆ミートが膨れ上がった。



タマネギを洗う。



大豆ミートを絞ってなかの水分を出す。



バターでタマネギを炒める。



そこに大豆ミートも加えて炒める。



先ほどの安い赤ワインを入れて、ブイヨンのキューブも加える。



ケチャップも入れましょうね。



そして軽く煮込みましょう。



最後の味付けに醤油とブラックペパー。



さらにちょっと煮る。



我が家はブラックペパーをよく使うなあ。



ビリー・ジョエルのミレニアム・コンサート聴きながら作成中のハヤシライス。1999年の大みそかのコンサートだ。その翌年2000年にこのアルバムが出た時、2000年という数字を見て、自分も歳をとったなあと思ったが、そこからさらに20年が過ぎた。うぉ~。



暖房器具から離れないドガティ君。春まですっとそうしていなさいね。



出来た。

代替品づくしのハヤシライス。



代替品だらけだが、それなりにおいしいよ。

見た目だってそんなに変わらない。



ドガティ君もにおいにつられてやって来た。



料理に使ったワインの残りは飲んでしまいましょう。



十分おいしい代替品ハヤシライス。



みなさんもやってみてね。

ヴィーガンへの道はまだ半ば。本来の味と香りと比較すると、まだギャップはあるね。

でもまあ上出来でしょう。

今度は自分のお尻に暖気を当てるドガティ君。



「これが気持ちええんやぁ~」と彼は言う。
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12月だから駆け込みでアドベントの装飾を@鎌倉七里ガ浜

2020-12-11 21:56:29 | 内装・インテリア
まりや様のWinter Lovers♪を聴きましょう。

この動画(↓)、初めて見た。いいねぇ、これ。貴重だ。



まりや様は、デビューからもう42年! (@_@) すごいねー。

キレイに鼻に抜ける歌い方に合わせて、あなたもどうぞ♪

さて、年内の駆け込みでまたまた妻の作品。

アドベントの装飾だ。ローソクを4本立てる。

厳密には、もうちょっと早く始めるものなのだろうけど。いいの、いいの。



アドベントの装飾と言っても、よく使われるリース型ではない。

ローソクを1列に並べたものだ。

ご覧のように白っぽい花が多いのである。



白っぽくないものも含め、どこか淡い、そして冷たいイメージ。

ローソクにブルーを使い、ブルー&ホワイトを際立たせてある。



そのブルー&ホワイトの組み合わせは、北欧のスタイルとして近頃フラワーアレンジメントの世界では人気らしい。

下の箱(↓)は印刷されたものではない。

よく見てください。文字や、下のふちの部分を。



ちょっと手の込んだ、布製の幅広のリボンなのだ。

フラワーアレンジメント教室の先生が最近多用されるらしいリボン店の製品を、箱に巻き付けたもの。



白いのや金色のや・・・寒いよね。それを意図的にやっている。



そしてグリーンも淡いものが多い。



最後に真正面からどうぞ。



しばらくはこれを楽しみます。

あくまで妻の作品。私のではありませぬ。
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鎌倉市七里ガ浜や七里ガ浜東の遠足(2) 坂道を歩いたあとはスペイン居酒屋morimoriでおひとり様ランチ

2020-12-10 11:00:43 | 
前回のお話のつづき。

私は一人で歩き回っていた。

江ノ電七里ヶ浜駅のそばの踏切を江ノ電の新しい車両が通過中だ。



これからはスペインのムードに浸ってね。

さあ音楽で静かな情熱を燃やしましょう ♪



こちらは近隣で最大の河川である行合川。



それが海にそそぐところに架かるのが行合橋。



でも川の名前に「行合」って変でしょう?

なぜ「行合」と言うのかは、前回の投稿で書いた日蓮上人とも関係のある話。

長い話だから、ご関心ある方はネットで検索してみてね。

まあとにかく、これが行合川なのです。



ドガティ様御用達のジャーマン・ペットハウス鎌倉店。



すぐ近くの細い道を通り抜ける。



するとあるんだねぇ、いつものお店が。



鎌倉市内のスペイン。

スペイン居酒屋morimoriが。



営業時間開始前だが、ドアが開いていた。



前にいたら、「おちゃさん、どうぞ!」と店長さんに言われてそのまま入っちゃう。

あら、圧力かけちゃった? ごめんなさいね。

当然ながらまだ誰もいない。だって営業時間のちょっと前なんだもの。



新しく入ったアルバイトのかわいいおねーさんもいて、なんか心地いいな。

IPA(英国人がインド(I)でペールエール(PA)を作ったというストーリーに由来する)製法のマオウを飲もう。



マオウって何を飲んでもおいしいね。

こちらではいつも食べるジャガイモ・ニンニク・マヨネーズの組み合わせ。



いつ食べてもうまいぞ。

そしてコハダのマリネ。



ピンクペッパーが強いアクセント。

日によってこれは魚種が違う。

アジだったり小さいイワシだったりもするよ。

早くもマオウIPA二杯目。



まだ食べるよ。

スパニッシュ・オムレツ。具沢山で分厚いのだ。



でもまだまだ食べるよ。

ここからが、普通のお客さんが食べるランチ・コースの始まりだ。どんだけ食べるねん?

まずはそのサラダ。



このお店のいつものグラス・ワインで白。



これがまた適度な味わい。酸味、甘み、果実味、香り。とてもバランスがいいな。

安定的に出ているらしい。

そこに登場したのがイベリコ豚の上質なベジョータ(=「どんぐり」の意)。



この日はそれがあったんだなー(いつもあるとは限らない)。

スペインではイベリコ豚に森のどんぐりを食べさせるそうだが、ベジョータはそのどんぐりをたっぷり食べさせた上質なイベリコ豚の肉種を指す。

これぞ肉!という旨さだ。

塩だけ。それで焼いた肉。

熱々の鉄板の上でジュージュー鳴りながら出て来るよ。



こちらはランチコースで出て来るライス。



しっかりと味が浸みている。

おいしいねぇ。

こちらはイベリコ豚を食べながら、空いたスペースでさらに残りのイベリコ豚を焼いているところ。



あぁ~、おいしかったな。



肉ったって、いろいろだよね。

肉の味が濃い肉を食べた時の満足感がすごい。

こちらはスペインのプリン。



これもまた甘さがしっかり。

日本のふにゃふにゃしたプリンもおいしいが、こちらはプリン本体もキャラメルも、固さも甘さもシッカリだ。

そんでもって最後にコーヒー。



店長さん、ごちそうさまでした。

行合川、海、向こうは大島。



曇天に変わっている。入店前はあんなに晴れていたのに。

丘の上の七里ガ浜住宅地を帰りましょう。



いつもの道を。



落ち葉がいっぱい。



季節感がいっぱいだ。

一番好きな季節。

年が替わると、あとはまたしんどい夏に向かうだけ。太陽は眩しくなるだけ。

家に戻ると、待ちくたびれたドガティ君が悲しそうだった。



ごめんなさいね。
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