我が家の前にある電柱の一番上の部分を撮影したのが、下の画像だ。「電柱の上にトンビが止まりフンをするからクルマがフンだらけになって困る」と東京電力に相談したら、ご覧のような巨大なとんがり帽子を電柱のてっぺんに取り付けてくれた。そのストーリーはこちら。真近で見たがツルツルで樹脂製だった。あれならトンビは止まれない。しかし別な鳥がやって来た。 いつも携帯でいい加減に撮った画像をこのブログに貼り付けているが、携帯では高い電柱のてっぺんの細部を写せないので、マイ・デジカメを取り出して撮影した。安物だが携帯よりは多少解像度がアップしている。
拡大して見たところどうもコゲラらしい。「なんとかゲラ」族の鳥には私は馴れている。八ヶ岳に行くとよくアカゲラやアオゲラがいて、あちこちの木に止まってものすごい勢いで木の幹を突いているからだ。その連続音が独特で鮮やかなのである。
私の家の前にいつも来るコゲラ(今もいる)は不思議である。我が敷地の南道路に設置された電柱の北側の、ほとんどいつも同じ場所にご覧のように止まる。我が家からはよく見えるが、道路を歩いている人からは見えにくい場所だ。止まる場所は、電柱に付けられた樹脂製のキャップのわずかに下のところだ。そこに樹脂製のキャップをスゴイ速さで突くのである。音は聞こえるが、コゲラが出す音に馴れていないしコゲラの姿が道路からは見えないので、歩行者は「これ何の音?」と訝しげだ。 コゲラ語が話せたら、コゲラに「その樹脂は割れないと思うよ」と教えてあげられるのだが。