「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

七里ガ浜からデンタルクリニックフォレスト(千代田区内幸町)へ行く

2009-04-30 14:48:24 | あちこち見て歩く
ちょうど1週間前のことだ。妻がいきなり「あなたクサイ。ひどい口臭よ。自分でわからないの? U先生に診てもらいなさいよ」と私を罵倒したのだ。それも何度も繰り返し言う。キッチンで廊下で食卓で。人一倍自らの体臭、口臭には気を使っている私の胸に、妻のキツイ言葉が流鏑馬の矢の如くスコォーンと突き刺さった。「クサイ。夫にそこまで言うか?」と憤慨しつつも気弱な夫(=私のこと)はそう指摘されれば自分でかなり気になる。ここは信頼出来るドクターUに診てもらおう。

U氏はちょっと沖田浩之似(と私は秘かに思っている)の歯科医である。U氏の職場は富国生命ビル(下画像)地下1階にあるデンタルクリニックフォレストで、その住所は千代田区内幸町2-2-2(電話03-5510-5550)。日比谷公園のスグそばである。鎌倉市七里ガ浜からはかなり遠い。江ノ電とJRを乗り継ぎ、自宅から1時間30分以上の道のりだ。連休の谷間の1日を私はその往復と治療とその他の用事に費やした。



私はこの時、げんべいのパーカーを着ていた。私を診察室に案内した看護士(とお呼びするのが正しいのか?)の若い女性は「○の中に『げ』って、それ何ですか?」と私に問うた。げんべいの名声はせいぜい横浜までしか届いていないようだ。私はその方にげんべいについて解説を行った。げんべいをご存じない方は前回の葉山話をどうぞ。

背の高いU氏と対面。ご挨拶し私は状況を説明した。以下が私の説明:
妻は犬並みの、それもバセット・ハウンド並みの嗅覚を持つ人間なので割り引いて考えなばならないのですが、先週からいきなり私の口についてその犬が、いや妻が「うわぁ~クサイ、クサイ」を連発ですよ。ほとんど夫婦崩壊の危機です。私の口の何が悪いのでしょうか?

U氏はいつもどおりニコニコ(といよりはU氏は「ニヤニヤ」と言った方がピッタリ)と私の話をお聞きになり、「では診てみましょ」と診察を開始。以下がU氏の診察結果:
胃が悪いことはないですか?そう。じゃ胃が悪くないのならば、ブリッジの所か、オヤシラズのへこみに物がつまって起きた炎症か、さもなければ舌。舌もバイ菌が繁殖しやすいのですよーー。鏡持って自分で見て下さい。ちょっと舌が黄色いでしょ?その3つのどれかですね、きっと。

そんなにいっぱい指摘されるとかなり心配になるではないか。しかしU氏にはここ6年近くお世話になっていて、私は彼を大変信頼しているのだ。指摘は正しいのだろう。その後U氏から、お馴染みの妙齢の女性の歯科衛生士さん(と呼んでいいのか?)にタッチ交代。歯科衛生士さんに歯をキレイにしてもらい、消毒してもらって、いろいろと指導を受けて終わり。どうだ、私はもうクサくない・・・かも。



上の画像の左は殺菌力に優れるマウス・ウォッシュ。今回デンタルクリニックフォレストで購入したものだ。一般的なマウス・ウォッシュというよりも、舌のバイ菌を殺すことを主目的に購入したつもり。右は舌ブラシ。これで舌の上のバイ菌を物理的にこそげ取るのである。帰り道に街中のマツキヨで購入した。これらに加え、自宅のデンタルフロスト、歯間ブラシを使い、かつオヤシラズも丁寧に磨く。これでもう妻は怖くない。妻よ、これでどうだ!私の口を嗅いでみる?

デンタルクリニックフォレストの指導を受け、自分のニオイに神経尖らせ気を遣うオジサンが展開する健気な努力の数々。その健気なオジサンの胸は妻の「クサイ」の一言に鋭く射られたが、デンタルクリニックフォレストのU氏及びスタッフの皆さんにより優しく治療、指導され、解決方法を見出した。

東京にお住まい、あるいはお勤めの皆さん!歯の悪い人はデンタルクリニックフォレストへどうぞ。歯とお口の魔術師ドクターUが優しく丁寧に治しますよ。



帰路、JRに乗る。途中で妻からメールによる命令を受け取る。「横浜で、○○○○のプリン、あるいは、たねやの柏餅買って来い」 私は健気に、この命令にも従った。たねやは横浜高島屋の地下に店がある(と妻に指定された)。自宅に帰ってから食べたが、あんこが上品。甘くない。お餅の柔らかさ、薄さ。確かに立派なものである。



妻の「クサイ」の一言に東京まで歯の診察に行き、妻の「柏餅を買え」の命令に従って高島屋で買い物して、今日の活動は終わった。朝早くから昼過ぎまで、ほとんど一日仕事である。そしてやっと鎌倉まで戻った。

この春からJR鎌倉駅に一つの変化がある。ついにホームから喫煙コーナーがなくなったのだ。上の画像は喫煙コーナーの跡。歴史的経緯もありJRはJTに寛容で、東京近郊の私鉄各社が駅から喫煙場所をなくしてからもJRはそれを維持した。最近喫煙者は分が悪い。喫煙は非喫煙者にとってプラスになることは何もなくマイナスばかりであり、どう言い訳してもそれが褒められた行為でないことは確かだから、喫煙者やJT及びその味方も、非喫煙者に対し「少しは我慢しろよ」とすら言いにくい。喫煙者のテリトリーはどんどん狭まっているのが今の風潮である。



鎌倉駅に着いたからと言って、私はすぐ家に着くわけではない。そこからがまた遠いのである。江ノ電に乗り換え、今日は稲村ガ崎駅で降りて歩いて帰った。JRの駅で言うと、大船を過ぎてしばらくで北鎌倉、鎌倉、逗子、東逗子を通過する。このあたりはちょっと見渡せば山が見える地域だ。ご覧の画像は稲村ガ崎駅から我が家への帰り道。やっと帰って来た、という感じだ。私には東京は遠い。
コメント (6)
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