「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

ふみふみと江の島遠足(3) 鎌倉市の海辺の絶景不動産物件ご案内ツアー

2019-07-20 15:59:28 | あちこち見て歩く
前回の続きで、これが江の島特集の最終回。

江の島から陸地へ向かう橋の上から、こんなのが見えた。



ものすごい騒音とともに、かなりのスピードで水上を走る。



何も力仕事していないのに、それなりにやり終えた感と爽快感のある、マリン・スポーツ。

いいなぁ、これ。かっこいい。



さようなら、江の島。また逢う日まで、逢えるぅ~時まで♪



古い歌だ。かなり古い。

片瀬の海岸もすっかり夏モード。



しかし連日の雨続きのあと、7月17日は朝遅くから急に晴れたので、人々はまだ夏モードになっていなかった。

がらーーんとしている。人がいない。



ビーチハウスもかわいそうだ。ペヤングのお店。



いかにもペヤングにぴったりなタレントさんたち。

しかしペヤングをここで買うのと、コンビニで買うのとどっちが安いのか?

ここでペヤングを買えば、お湯もついてくるし、簡単だ。

若いおにーさん達が買いそう。食べ終わったらゴミちゃんと処理してね。海辺のゴミ、ほんと、ひどいんだから。

本当に人がいないなあ。



あ、仰向けで体や顔を焼くお兄さんひとり。



ライフガードの人たちも暇そう。



腰越漁港の建物だ。



アジフライを売ることで有名だよ。

ここは小動(こゆるぎ)神社。



小動は岬になっているが、そこを通過。

すると、江ノ電撮影の名所にやって来る。



ここで撮影したいのに、江ノ電は来ない。

電車が来そうにないので、私と私の先輩ふみふみは、そこを通過した。

すると後の方から江ノ電が来る気配がしたので、二人は走って戻る。

やった、撮影出来たよ。



右手の地層露出部分が見ていて面白い。

堆積した地層が隆起して、斜めになり、ところどころ断ち切れている。

こちらが江ノ電鎌倉高校前駅。



関東の駅100選のひとつだったかな。

なにせ、駅前はなにも遮るものがなく、この景色。



なんてご説明を私がふみふみにしたら、ふみふみ(↓の右下)は、駅のホームに立った気分で歩道から海を眺めておられる。



ここはもはやスラムダンク踏切と呼べる状況。



90年代前半のアニメであるスラムダンクはその後も繰り返し中国語圏で放映されたらしい。

鎌倉高校前駅周辺は海と道路と住宅しかない。店舗はまったくないのに、最近ではスラムダンクにたびたび登場したこの踏切周りの景色を見に、インバウンドの観光客のみなさんが毎日やって来る。

踏切から国道134号線を渡ったこの狭い場所も、今や観光客のみなさんがいっぱい。



ニーハオ。

日本をお楽しみください。

ここからまた上る。

ふみふみを住宅地にご案内。

湘南絶景不動産物件探しツアー。



とにかく海が好きだ!という人々を満足させる住宅地。

七里ガ浜2丁目の丘を上ります。



いきなりの海見え物件(土地のみ)が登場。空いてまっせ。



向こうは海だけ。視界を遮るものなし。

いやいや、まだまだ。これだけじゃないよ。

さらに上がると、海の見え方はもっとよくなるのでした。



どうだ、この角度は。



坂はきつい。

スーパーなんてまったくない。

小学校、中学校なんて、相当遠い。

不便極まりないよね。

が、そんなの関係ねぇ~♪ 小島よしおだ。

クルマで移動すればいいじゃないか!

米国製の大きな四駆に乗ろう!

海が見えればいいのさ!

いったいそれ以上に何が必要だと言うのだ!

・・・という人々のための住宅街。

飛びっきりの明るさが取り柄。

街路樹だって、こんなのだよ。



不便なのに、地価は結構高い。

そう、利便性ではなく、湘南的生活スタイルのど真ん中を追求する人々向けだ。

下界の細かく煩わしいことからの隔絶感がたまらない。

趣味人御用達とも言える住宅地。

ふみふみ、渋谷の高額なご自宅を売却して、こちらに乗り換えませんか?

さらに上ると、キャーーーー! こんなんですよ?



涙ちょちょ切れの絶景。

インバウンドの方々もあこがれる湘南の海を独り占め。

さあ、どうだ? 不便なんて十分耐えられる(かな?)!

この絶景がすべてのマイナス点を帳消しにしてくれる(かしら?)!



とまあ、そのように、私は散々ふみふみをけしかけて差し上げた。

不便だけではないよ。

潮風に直接的にさらされる暮らし。

強風、豪雨の時はすごいだろう。

家のメンテナンスや雨じまいも大変だろうし、家の設計は技術的に相当慎重にやった方がいいよ。

でもいいのだ。海さえあれば!

いかがですか、ふみふみ?

絶景不動産物件ツアーは終了。

ここから通称へび坂をくねくねと下る。



本日は終日敢えてアップダウンをするコースを選んだ遠足だ。

ここまでおじさんたちを鍛える遠足も珍しいね。

へび坂を下りきったら、そこは日蓮上人雨乞いの池。



有名なんだけれど、だれも来ない池。つまらないもんねぇ。

周りにいっぱいある誰もが喜ぶ絶景に比べたら、かなり退屈で地味。

そこから今度はちょっと上がると、見慣れた風景に出会う。

そうです、あの・・・「あの」ってなに? とにかくあの七里ガ浜東。

西武七里ガ浜住宅地、わが住宅街であります。



ふみふみ in 我が街。

ちょっとだけ歩きましょう。

わが住宅街の中心、カレーの名店珊瑚礁本店前だ。



そして住宅地の中央を北上。



やがてふみふみと私は我が家に到着。

妻とドガティ君がふみふみにご挨拶。

じゃあそこでさようなら!・・・はしない。

ちょっと挨拶して面談終了、さらにふみふみと私は二人で歩く。

すごい1日だ。

またあの坂を下る。鎌倉プリンスホテル前だ。



そしてパシフィック・ドライブイン前、巨大な駐車場に出る。



再び絶景を見る。

ただし今度は海のそばから海を見る。



この駐車場は昔から駐車車両と無関係な人が遊んでいても構わないという、とっても寛容な駐車場。

犬と散歩をしている人も、寝ている人も、サーファーもいる。

パシフィック・ドライブインで買ったものを食べていて、トンビに獲られる人もいる。

普通は事故やトラブルを避けるため、駐車車両のオーナー以外の入場を規制するけどね。

西武プロパティーズの管理下にあるのだ。西武系の不動産管理会社。

紀尾井町ガーデンテラス(元赤坂プリンスホテル)なんかと同じだよ。

そういえば鎌倉プリンスも同様。西武はいろんなところで鎌倉に入り込んでいる。

・・・なんてことを私はふみふみに解説した。

国道134合号線を西に進む。

ちょっとカリフォルニア的(と私が勝手に思っている)一帯。



フラ・ステューディオ。



おっ! ついに稲村ケ崎まで歩いて来たぞ。



おじさん達もやればなんだってできるのだ。

おじさん達は狂人、いや強靭な足腰をしているのだ。

稲村ケ崎公園に入り、江の島、七里ヶ浜を振り返る。

よく歩いたもんだ。

この日は富士山は望めなかったな。



このあたりは新田義貞ゆかりの地。

あちこちに新田義貞一派の形跡がある。

こちらは古戦場入口の碑だ、



幕府に逆らい、多数が殲滅されてしまう。

さて、ここでお別れ。江ノ電稲村ヶ崎駅だ。

ふみふみ、お疲れ様でした。「今度は横浜でお会いしましょう」なんて話をする。



ふみふみをお見送りして、私は帰る。

また上らないといけない。ここからだと、わが住宅街は左手先に見える山の向こう。



抜け道を忍者のごとく進む。あるいは新田義貞一派の軍勢のように。



このニャンコ、いつもこのあたりにいるんだ。



「おぉ~い」なんて声をかけると、「にゃぁ~ん」と答える。

堂々たる態度の猫だよ。

さらに抜け道を行く。



抜け道が間もなく終了する。



この先がキツイ上り坂になるのだ。

あぁ~長かった、よく歩いた。この日はたいへんだった。

というわけで、前々回の投稿でご紹介した通り、この日はトータルでこれだけ歩いたのでした。



同じ距離でもまっ平ならまた違うんのだろうけれど、今回は途中の高低差がすごいコースを敢えて選び、アップダウンを何度も繰り返している。

疲れが気持ちいいね。

【おわり】
コメント (20)
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