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ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

変愚院の山日記 (4.初めて家族でハイキング)

2011-11-06 09:44:41 | 矢田だより

東京オリンピックのあった1964年、12月に結婚して変愚院夫婦が誕生しました。 66年2月、長女誕生。美しい穂高に因んだ名前を付けました。68年8月、長男誕生。「山のように大きな志を持つように」との願いを込めた名を付けました。結婚したときから、男子ならこう、女子ならこうと二人で決めていたので、後に子供たちからは「親の趣味で名前を付けて…」と言われたこともありました。これは初めて家族3人でハイキングした時の日記です。

1970.11.3   山辺の道ノヽイキング   

一家揃って初めてのハイキング。岳志は2才6ヶ月だが、なかなか足がしっかりしていて、途中一寸眠そうだったが、2~300M肩車をしてやっただけで結局は歩き通した。将来有望である。

国鉄郡山駅で慌てて天王寺行きに乗車、小泉で降りて奈良行きに乗り換える。桜井線の三輪で降りる。快晴続きだったが、今日は少し薄曇りの空模様。金屋の石仏は囲いがしてあって、格子の間からかろうじて顔が見える程度で失望する。

大神神社で美穂が交通安全の御守りを受ける。

ここから少しの間、道が細く、田の中を通って玄賓庵へ。ここで昼食。

ここから景行天皇稜迄が長く(2.6K)、岳志は昼寝の時間になって歩きながらウトウトする。肩車をする。

柿やミカン畑の中を通って三輪山の裾を回り、集落へ入る。菊の花が美しい。御陵の前で休憩したら岳志は元気になり、「早く歩こう」と急かす始末。

長岳寺へ参り、名物のソウメンを喰って、柳本駅へ出る。帰りは40分程で家に帰る。「山辺の道」16Kの約半分、南側の部分を歩いたことになる。楽しい一日だった。