ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

矢田山に咲く秋の花

2008-09-30 09:53:03 | 花日記
昨日から冷たい雨が降っています。昨日の奈良の最高気温は15度。
写真は2日前に撮ったものですが、今こんな花が咲いています。


キセルアザミ(南僧坊池近くで)


ヤマゴボウ。実が色づき始めました(矢田山展望台下)


クサギ。 花から実へ…(同じ)


ツリバナ?(同じ)

今朝の矢田丘陵(9.28)

2008-09-28 18:05:17 | 矢田だより

ひんやりした朝、ヒガンバナの咲く道を山へ向かいます。


コウヤボウキが咲きはじめました。


国見台に登ると、この秋初めて遠くの山が見えました。
薄曇りの空の下に台高山脈のシルエットがくっきりと浮かんでいます。


帰り道で見た山麓のソバ畑とコスモスの花


♀ペンの写した可愛いソバの花。
豊かな自然の中にすぐ浸れる幸せを感じながら、2時間半ほどの低山歩きを終えました。

秋の葛城古道

2008-09-26 20:13:50 | 旅日記
葛城山の帰りに「一言さん」に寄りました。


正しくは葛木坐一言主神社。雄略天皇が葛城に狩りした時に出会った、「悪事(まがごと)も一言、善事(よごと)も一言、言い離(はな)つ神」が祭られています。


境内の万葉碑


御神木の大イチョウは樹齢1200年といわれる寄生木


名前の由来はこれです。


参道の両側はヒガンバナが満開で、大勢のカメラマンで賑わっていました。

銀波ゆれる葛城山(9.24)

2008-09-25 09:24:25 | 山日記
朝の曇り空が真っ青に変わったのを見て、急に葛城山に行くことにしました。
水越トンネルを抜けて、いつもの駐車場所に着いたのはもう10時半。


天狗谷沿いに登って中間ベンチで一休み(11:20~11:30)


静かな林の中の登りは、ふたりの好きな道です。


うす雲があり展望はそれほどよくありませんが、人影の少ない静かな頂上です。
(12時10分)


逆光にススキの穂が光ります。


ワレモコウ、アザミ、ヒヨドリバナなど高原に咲く秋の花に誘われて、ツツジ園を周回しました。
13時、昼食をすませて腰をあげ、14時20分、駐車場所に帰りました。
登りでひとり、下りで3人に出会っただけの、のんびり歩いた青崩道でした。

過去の今日(9月23日)

2008-09-23 18:21:11 | 過去の今日
4年前(2004年)の今日(9月23日)、初瀬山に登りました。
長谷寺の裏にある548mの低山で、万葉集で「こもりくの」の枕詞で詠われる泊瀬山は、この辺り一帯の山をいうようです。

こもりくの泊瀬の山は色つきぬ 時雨の雨は降りにけらしも(坂上郎女)



長谷寺から登るのが普通ですが、私たちは都祁に抜ける県道途中にある初瀬ダムの下、「見廻(みかえり)不動尊」の近くから登りました。
もちろん道標はなく、正しいルートかどうかも分からない心細い踏み跡を拾っていくと、30分ほどで長谷寺からの道に出ました。
さらに30分登った山頂からの展望はほとんどなく
周りを囲む木の間から南に音羽三山、東に貝ヶ平山、鳥見山らしき山がちらちら見えました。

ちょうど30年前(1978年)の今日は、町内のハイキング同好会例会で青山高原へ。
子供たちと4人で西青山駅から別荘地を抜けて、木の階段道を髷山三角点へ登り昼食。
霧が深くなり、やっと山道らしくなった林の中の道を布引滝へ下り東青山駅へ。
大急ぎで下りましたが1時間に1本の電車を逃し、ラジオで藤井寺球場の近鉄阪急決戦を聞いたのも懐かしい思い出です。



45年前の1963年は、結婚の前年。社会人の会の南八ヶ岳合宿。霧の中で赤岳を越えてキレットへ下り、強風の中で1時間近くかかって設営しました。
このときの様子は前に「数字の山・八の山」で見て頂きましたので、写真を一枚。
二人とも体力があったこの頃に帰りたいものです。