ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

今朝の散歩 (8月20日)

2010-08-20 11:11:46 | 矢田だより


今日は少しコースを変えて、民俗公園手前から矢田座久志玉比古神社へ歩きました。
(この写真は昨年撮影したものです)



箒の後も清々しい、掃き清められた境内の「二の矢塚」。



参拝を済ませ、牧場の横を矢田バス停へ。
早起きの牛さんが二頭。まだ牧舎の中にいる牛が大きな声で「モオーッ」
「モゥオーッ」と朝の挨拶をしてくれました。



矢田寺へは登らず、帰途につきました。横山口近くのお地蔵様。



沖台川(オキンタイガワ)の土手から見た矢田丘陵(南側・松尾山方面)。
左のこんもりした杜は「一ノ矢塚」、右手の青いビニール網がかぶせてあるのは
郡山名産のイチジクです。



今日は行きませんでしたが、これは少し離れた北西・東明寺近くにある「三の矢塚」。
「邪馬台国伝承地」という立派な碑が立っています。

今日は一周1時間ほどの軽い散歩でした。今日のコースに含まれる
「矢田周辺の見どころ」については、こちらに詳しい記事があります。


今朝の散歩と我が家の花(8月18日)

2010-08-18 14:34:43 | 矢田だより
4時40分に家を出て矢田寺へ。次第に明るくなる空の下を歩きました。
30分で山門に着き、石段を登り、5時20分、本堂着。般若心経を唱えて駐車場の方へ
下りました。



5時27分、東の空が紅に染まりました。



5時29分、高円山の右から太陽が顔を出しました。



5時58分、帰宅。庭の水やりをします。知らない間に隣家との境に野生のユリが生えて
いましたが、昨日、花が咲きました。



黄色のエビソウも咲いています。




お盆の奈良の夜(8月15日)

2010-08-16 09:20:03 | Weblog
お盆の奈良の夜には、大きな行事が三つ行われます。
18時過ぎに春日神社裏参道沿いの駐車場に車を預け、まず東大寺大仏殿へ歩きます。



飛火野では20時前から行われる「大文字送り火」の準備が行われています。



法要に向かうお坊さんたちの向こうに見えるのは…



いつもにも増して多いシカの群れです。



東大寺参道にもモデルのようにシカが…。
今夜は盂蘭盆会最終日で、いつもは閉まっている大仏殿正面の中門が開けられ、参道に
並ぶ約2500基の灯篭が点火されます。この催しは、お盆に里帰りできない人にも先祖の
供養をしてもらおうという趣旨で昭和60年から始められたものですが、いまではすっかり
奈良の夏の夜の風物詩になっています。



美しい夕焼け空の下、汗をぬぐいながら参道に並び開門の時間を待ちました。
19時開門。混雑を避けるために何人かづつのグループで中門をくぐります。
ずらりと並んだ灯篭の灯りが、一直線に大仏殿に向かっています。



この夜は大仏殿正面の「観相窓」が開き、参道から大仏様のお顔が拝めます。今年は
残念ながらいい写真が撮れませんでした。入堂して大仏さんに手を合わせました。

次に「大文字送り火」を見るため、飛火野に引き返しました。
戦没者の慰霊と世界平和祈願のために、お寺と神社が共同で行う珍しい催しです。



神道と仏教による法要が営まれたあと、20時、いよいよ点火。待ち構えた人々から
どよめきが上がります。



高円山の中腹に設けられた火床の数は、人間の煩悩の数と同じ百八つ。大の字の一番
長い画(第二画、右下へ伸びる)は164mあって、日本最大級といわれています。
前に猿沢池畔から見たことがありますが、この場所からは初めてです。美しく夜空に
浮かび上がった大の字を後に、「中元万灯篭」の春日大社に向かいます。

春日大社には石の灯篭が約2000基、釣り灯篭が約1009基あるといわれます。すべての
灯篭に灯がともるのは節分とお盆の14、15日だけです。
薄暗い参道を登って境内に入りましたが、今夜はまっすぐ本殿に行けません。
本殿下から右へ夫婦大黒天、若宮神社と迂回してようやく本殿へ…。



参拝を済ませて一方通行路を下ります。回廊に並ぶ灯篭が闇に浮かびあがっています。

時間を気にしながら、また大汗をかきながら駐車場に帰り着いたのは閉門21時の5分前。
何より気になるのは対ヤクルト戦です。ラジオのスィッチを入れると5-6と一点の
ビハインド。ところがしばらく走ると、新井ヒット、ブラゼルが敵失で続き、なんと金本
の同点打、マートンの二点打と、家に帰るまで8回裏の攻撃が続きました。

急いでシャワーを浴びて、藤川で締めくくった9回表を見ながら飲んだビールの美味しか
ったこと!!!暑い、熱い、奈良のお盆の夜でした。

阪神首位奪還(8月12日)

2010-08-13 09:36:29 | 四方山話
5連敗中のわが阪神タイガース。昨夜も久保が試合開始の第1球を3塁打されて、
あっという間に2点のビハインド…
また、あかんか…と諦めかけたところへジョーの二試合連続。
暴投で1点失って点差が開いたところで、出ました!城島、桜井、狩野の3連発!

新聞やTVで繰り返しているように、3連発の出た年は優勝の年。



これは2003年5月9日の対横浜戦。右から浜中、片岡、アリアスの3連発。



星野監督が優勝を決めた赤星を我が子のように抱きしめた、あの年です。



更に古くは、かの日本一に輝いた1985年、今や伝説となったバース、掛布、岡田の
甲子園バックスクリーンへの3連発。相手がジャイアンツだっただけに、余計に
値打ちがありました。

その歴史的な貴重な瞬間を、変愚院はこの目にしっかりと焼き付けたのです。
同僚と3人、やっと手に入れたチケットは3塁側の内野席。
立ち上がり、抱き合って狂喜乱舞していて、気がつくと回りを取り巻くジャイアンツ
ファンから睨むような視線…。
後は居心地が悪かったですが、本当に嬉しくて涙が出そうでした。

ところで…今調べてみると2003年も8月のロードは4勝11敗でよくなかったのです。
今年もこれからが勝負、まずは今日の京セラドーム、9連勝中のヤクルトをぐっと
飲み干しましょう!