ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

ホームページをリニューアルしました(2012.07.31)

2012-07-31 15:54:01 | パソコン日記

暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?

「海外トレッキング」のページのうち、「エベレスト展望トレッキング」を2コース更新しました。

2003年11月の「宿願のゴーキョ・ピーク」(標高5,360m(一説には5,483m)。
エベレストはじめ8000m峰4座の展望台として名高いピークですが、ゴジュンバ氷河西側に位置して、いわゆるエベレスト街道よりわき道になるため、
その分、静かな山旅が楽しめました。

1999年11月「サガルマータ展望トレッキング」 
過去多くの登山者同様、このトレッキングでも現地の人たちの様々な助力を受けました。彼らへの深い感謝を込めて8,848mの世界最高峰をネパール語でサガルマータと呼んでいます。

どちらのページも画像を増やし、また大きくしてビジュアルにした他、文章も一部加筆訂正してフォントも表示されやすくしています。
少しでもヒマラヤの涼しい風を感じて頂ければ幸いです。どうかご覧くださいますよう…


醒ヶ井のバイカモ

2012-07-28 09:25:23 | 旅日記

7月25日、バスツァー最後の目的地・醒ヶ井に着いたときは、もう18時になっていました。

早足で古い宿場町を歩いて中山道沿いの地蔵川へ。ここへは8年前に伊吹に登った帰りに、マイカーで訪れたことがあります。
「十王水」は平安時代の高僧・浄蔵法師が諸国遍歴の途中に、ここの水源を開いたといいます。そこで本当は「浄蔵水」。近くに十王堂があるので、いつしかこの名前になったとか…。

地蔵川は地域の生活用水でもあり、スイカやマクワウリ、トマトなどを冷やすのに利用しています。(今回は観光客が増えたためか、売り物が増えていました)。川沿いには十王水の他にも西行水や居醒の清水など様々な見どころがありますが、なんといってもこの川を有名にしているにはバイカモで、手の切れるような冷たい水の流れに涼を誘う夏の風物詩です。

バイカモはキンポウゲ科キンポウゲ属の水草で、清流にしか育ちません。北日本では珍しくないそうですが、西日本ではこの川が有名。
この植物にはハリヨという小魚が巣や産卵床として集まるので、その姿も見られます。

7~8月ごろに、梅の花に似た白い小花を咲かせることから『梅花藻(バイカモ)』の名が付きました。本当に小さい可愛い花です。

夕暮れ迫る「梅花藻の里」に別れを告げてバスへ帰りました。


伊吹山の花アルバム(2012.07.25)

2012-07-27 10:10:09 | 花日記

今年は開花が遅れ気味のようで、いつもは斜面を黄色に染めるメタカラコウもこれからのようです。
オマケに曇り空で花の色はきれいに撮れなかったのですが、この日見た花の一部をご紹介します。

オオバノギボウシ

コオニユリ

ミヤマコアザミ

ヤマホタルブクロ

タカネヨモギ

ウツボグサ

シシウド

タマガワホトトギス

キンバイソウ

イブキジャコウソウ

とても珍しいシロバナのイブキジャコウソウです。

イブキトラノオ

ニッコウキスゲ

カワラナデシコ

クガイソウ(蝶がとまっています)

シモツケソウ


ツァーで伊吹山へ(2012.07.25)

2012-07-26 22:36:57 | 旅日記

昔(1961年)、山頂から大?滑降したり、その後、登山口から夜間登山したり、三合目まではリフトで登ったりした山。

山頂駐車場までマイカーでは何度も行きましたが、バスツァーで行くことになるとは夢にも思いませんでした。

伊吹山ドライブウェイ・ゲートの表示。17kmのドライブウェイを標高1,260mの山頂駐車場まで登ります。
下界では軒なみ30℃を超えた酷暑のこの日。山頂はうそのような涼しさです。

ノンビリと花の写真を撮りながら「西遊歩道」を登りました。約1キロの緩やかな勾配の道が続きます。
クガイソウ、イブキトラノオ、メタカラコ、イブキノエンドウなどの花が咲いています。

山頂が近づく頃、ややガスが切れてきました。点々と黄色く見えるのは、咲き始めたメタカラコウ。今年は少し花期が遅いようです。

30分少しで山頂広場に着き、広場の一角にある伊吹山寺覚心堂へお詣りしました。

前の売店にあった「ウミユリの化石」。

泥が付いたような茶色のシミに見えますが、古生代二畳紀に隆起して伊吹山が生成されたときは、日本列島がまだ海の底にあったことを物語っています。

山頂、ヤマトタケルノミコト像の前は記念撮影の人気スポットです。

元測候所のあった山頂北側(その近くに一等三角点があります)は人も少なく静かです。
下山する頃になって青空も見えてきました。帰りも同じ西遊歩道を下りました。

これが厳冬期の山頂測候所。1961年2月19日の写真(右端が変愚院)です。
三合目のリフト終点からスキーを担いで登り、山頂から滑降しました。9合目辺りで転倒して天地がでんぐり返りましたが、奇跡的に何事もなく起き上がってまた滑り降りました。その時の山頂は積雪が4m60㎝ありました。今はスキーできる日が少ないと聞くと、今昔の感しきりです。

 


天空のユリ園

2012-07-26 17:22:38 | 花日記

【湖北・箱館山ユリ園】は琵琶湖を望む標高630mにある観光ユリ園です。

8人乗りゴンドラで1323mの距離を10分ほどで、一気に標高627mの山頂駅まで登ります。

左上に見える見晴台(680m)までリフトが架かっていますが、曇り空ながらとても蒸し暑いので、写真の手前になる「森のゆり園」へ進みます。
混色のユリの向こうに見えるのは「Kid's World ハコちゃんパーク」。白く見えるのは人工雪のスノーマウンテンです。

「森のゆり園」は涼しい木陰の散歩道です。先端からは奥琵琶湖が見えるのですが、今日はぼんやり霞んでいました。
涼しいので、まだツボミのユリが多かったです。

大きな第二ヒュッテの前を通って、展望台に来ました。

 第一ヒュッテを見下ろしたところです。

こちらは登ってきた方角の「からまつ小屋」と第二ヒュッテ。このカサブランカ系のユリはとてもいい香りがします。

地元・高島市特産の扇の形をした斜面を回ります。

 赤、白、ピンク、黄色、オレンジと五色のユリで染め分けられています。

扇の要の部分から一周してきて、第一ヒュッテの前から展望台の下を回って帰ります。
第二ヒュッテの売店で「ユリアイスキャンデー」を買って、しゃぶりながらゴンドラ駅へ。汗を拭きながら1時間ほど歩きましたが、
さすが250万輪という色とりどりのユリが咲き乱れる光景には圧倒されました。


わが家のOsprey

2012-07-24 10:52:18 | Weblog

Ospreyは和名「ミサゴ」。

猛禽類のタカの仲間ということは、この度の岩国基地への搬入問題でよく知られるところとなりました。
実は日本書紀に「覚賀鳥」と記されているなど、昔から「魚を獲るタカ」として知られていたようです。この鳥は余った獲物を蓄えておく性質があり、その魚が発酵して旨みを増すことが分かって「寿司」の起源になったと言います。(「そんな習性はない」という動物学者の異論あり)

わが家のオスプレイは勿論平和利用。軽くて背負いやすいので重用しています。これは格納中

ただいま出動中 (3776m目指して)


暑中お見舞い申し上げます

2012-07-23 11:13:25 | 旅の想い出

ひと時暑さを忘れてカナディアン・ロッキーの山の写真をご覧になりませんか?

古いお話になりますが、1998年7月の今日、2週間のカナダの旅から帰りました。その時のトレッキング、観光、町歩き、そして珍しい花たちのホームページを写真を増やして新しくしました。

これはヒマラヤ・ジャイアンツのひとつ、人類初登頂の8000m峰・アンナプルナの夜明け。
1997年3月のレポートですが、このページもリニューアルしました。お暇な折、どうぞご覧ください。