ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

ホームページ更新中です(10月31日)

2010-10-31 16:56:33 | パソコン日記
台風一過で期待した青空は見えず、今日も午後からは雨になりました。

昨日から思い出したように、ホームページの更新にとりかかり、まず今年の山歩き
をまとめてみました。
このBLOGに投稿したものを整理しただけですが、よければご覧ください。

ペンギン夫婦お山歩日記「2010年の山行」

それにしても年ごとに近くの山が多くなり、特に今年は貧弱な内容でちょっと情けない
です。

続いてホームページの「旅日記」更新に取り掛かりました。

今日の大和民俗公園(10月29日)

2010-10-29 17:15:11 | 矢田だより
今日も曇り空で肌寒い気候です。お昼前に民俗公園を歩きました。



紅葉の季節には少し早く、秋の花も終わっている中で旧木村家の前に



淡い紫色の花が咲いていました。



標識によると「ブッドレア」という花で、別名「フサフジウツギ」。
「分布=中国、芳香」とありましたが、それほど香りはありませんでした。

DVDビデオを作る

2010-10-26 21:16:58 | パソコン日記
日曜日から天気も悪いし、暇にあかせて久しぶりにDVDビデオを作ってみました。
ただし今回は動画はなく、静止画を切り替え効果でスライドショーにしただけです。

これまで、XPに入れてあったソフト(有料)を使って、海外の山行や旅行を中心に
何枚か焼いていたのですが、オーサリングに長時間かかるのでしばらく中断してい
ました。

今回は初めてVISTに入っている「Windows DVD メーカー」を試してみました。
ヘルプがないので多少戸惑いながらも、すぐに慣れました。
バックグランド・ミュージックには、現地で買ってきたCDからフリーソフトでWAVに
変換したものを使いました。



OS付属のソフトでこれだけ使えたら上出来。作成時間もそれほどかからず、自分では
会心の出来栄えです。
年老いた義父母にも大型TV画面で見て貰うつもりです。

雨の京都・高台寺(10月24日)

2010-10-26 20:49:08 | 旅日記
日曜日、自治会秋のリクレーションがあり、♀ペンが参加しました。
午前中は高槻のアサヒビール工場見学の後、京都ホテルオークラで昼食。
午後は3時間ほど「龍馬の史跡を歩く」計画でしたが、あいにくの雨になりました。

そのうち、高台寺の写真を見て頂きます。



入口から正面に庫裏が見えます。





高台寺を代表する茶席・遺芳庵







小堀遠州作の庭園は国の史跡・名勝に指定された安土・桃山時代を代表する名庭園



方丈から見た庭園です。

このあと、肝心の「龍馬の道」は傘をさして歩きました。

今日の矢田歩き (10月22日)

2010-10-22 17:00:46 | 矢田だより
予報に反して、朝からずっと曇り空です。昼食をすませて矢田歩きに行きました。



矢田寺の駐車場に車を入れて、近畿自然歩道を国見台に登りました。
コウヤボウキが咲いていますが、3日前に竜王山で見たのより小ぶりです。
国見台からの展望はさっぱりでした。





稜線を矢田山へ。南僧坊池近くにヨメナの群落。





少し先ではキセルアザミが咲いていました。



矢田峠近くで見たキノコ。陽が当たれば黄金色に輝くのですが…



「まほろば展望台」のある最高所から矢田寺に下りる途中でみたクサギの実。

ゆっくり1時間半ほど歩いて帰りました。」

竜王山(天理)

2010-10-20 09:30:16 | 山日記
昨(19)日、天理の竜王山に登りました。近くにあるので毎年、何度かは登る山ですが
昨年ヒザを痛めてからは初めてになります。



長岳寺の駐車場に車を置かせてもらい、山門をくぐります。
長岳寺は「釜口(かまのくち)の御大師さん」と呼ばれ、弘法大師の霊地として親しま
れてきたお寺です。

長岳寺については、昨年秋のこのBLOGに投稿していますので、ご覧ください。



参道途中から左に折れて柿畑の中を登ります。いつもは目の下に大和平野ののどかな
風景が拡がってくるのですが、きょうは曇り空で展望はありません。



切り通しのようなところから山道が始まります。急坂や緩やかな登りの道を45分ほど
登ると、不動明王を刻んだ石仏があります。ここを、ほぼ山頂までの中間地点の目安
にしていますが、以前よりはお不動さんが、だんだん上へ移られるような気がします。
若い時は「ここが登り口」くらいの感覚だったのが、加齢とともに「まだか、まだか」
と思うようになったのでしょう。「来るたんび(度)にそんなことゆう(言っ)てる」
と♀ペンに笑われましたが、時計を見るとガイドブックの標準時間と同じくらいです。



ここからは少し緩やかな登りになり、快調に進みます。長岳寺奥の院への道を右に分け
ると、やや長い階段道が続き、天理ダムからくる車道に飛び出します。左に行くと北城、
右は三角点のある南城址です。また、すぐ横に帰りに使う、古墳群を通る道があります。



竜王山の名は、各地に多い同名の山と同じように、雨乞いのための龍神信仰に基づいて
います。頂上近くには、それぞれの登り口の地名を冠した「藤井竜王社」と「柳本竜王社」
があります。これは車道を南城に向かってすぐの場所の(藤井)田竜王社です。



車道と別れ、ちょっと長い階段を上がると南城跡の最高点に着きます。
この山は奈良盆地と大和高原を扼する要衝にあり、天文年間に土地の豪族・十市遠忠が
山城を築きましたが、永禄11年(1568)、松永久秀に攻められ落城しました。
その南城跡にある三角点付近は公園風に整備されています。

晴れていれば変愚院の後ろに、大和平野を見下ろし金剛、葛城、生駒の山並みを望めるの
ですが、今日は一面にぼんやりと霞み、僅かに葛城や二上山の在り処が分る程度でした。
先におられた5人の方と同じように、ベンチでお弁当を食べました。



じっとしていると汗が引いて寒いくらいですので、食事を済ませて早々に下山します。
帰りは山頂下の階段道途中で左の林の中へ折れると「柳本竜王社」にでます。
昨年来、整備されたようで新しい社殿に変わっていました。



少し先で見たコウヤボウキの花。



いったん車道に出て、すぐ竜王山古墳群を通る道に入ります。何度も降りた道で荒れて
いるのは承知していましたが、なんと初めから急な階段道の連続に変わっていました。
痛めているヒザや腰のことを考えると、♀ペンの忠告したように元の道を帰った方が
良かったかもしれません。先ほど山頂にいた人たちは、どうやらそうしたようです。



急な階段とガラガラの岩石道を1時間近く頑張って「竜王山古墳群」の標識のある
ところにでました。このような円墳や、横穴墳がそれぞれ300基、杉林の中に埋もれて
います。手前に見えるのは四体のお地蔵さんが彫られた石仏。かなり摩耗してお顔が
よく分かりません。



ここからは道は嘘のように歩きやすくなりました。細い流れに沿うようになり、その
流れが次第に広くなって新しい砂防堤防などが造られています。振り返ると双耳峰の
巻向山が見えました。

やがて「山の辺の道」に出ました。
ここまでの帰りの山道ではだれにも出会わず淋しいほどでしたが、ここにくると何人
ものハイカーが、北から南から行き来しています。



右手前方に櫛山古墳、左に崇神天皇陵のお濠が見え、ちいさな公園風になっています。
前に作者不詳の歌碑がありました。
「玉かぎる夕さり来ればさつ人の弓月が岳に霞たなびく」
この「弓月が嶽」は竜王山の南にある「巻向山」に比定されています。

竜王山は、万葉歌で柿本人麻呂が詠んだ、「衾道(ふすまじ)を引手(ひきで)の山に
妹(いも)を置きて 山路をいけば 生けりともなし」の「引手の山」のことで、この
歌碑(犬養養 書)は長岳寺の北東400mのところにあります。

コーヒーを飲んでしばらく休み、古墳の前の池(泥池)と御陵の間の「山の辺の道」
を北へ長岳寺に帰りました。いつも通り、あまり休憩せずに、ゆっくりノンビリ山を
楽しんで歩いた半日でした。


(竜王山。建物は長岳寺に隣接する天理市トレイルセンター。2008年2月撮影)

<コースタイム> 
長岳寺10:05…不動明王石仏10:50…田竜王社11:27…竜王山山頂11:40~12:05…
竜王山古墳群13:00…山辺の道に出る13:30~13:40…長岳寺13:50

矢田ふる里まつり(10月17日)

2010-10-18 09:09:08 | 矢田だより
秋晴れの日曜日、大和郡山市総合公園施設で第29回の「矢田ふる里まつり」が開催
されました。

この催しは地区の社会福祉協議会と自治連合会主催で、地区の41自治会や団体が参加
して毎年この時期に行われます。
グラウンドでは、こどもから老人までいろいろな種目で力を競い、模擬店も40店でて
賑わいます。お昼休みには毎年、タレントを招いて舞台から歌や漫才などで楽しませ
てくれます。



今年は変愚院の「メル友」、山口智世(さとよ)さんのコンサートがありました。
彼女は近畿大学法学科卒業の異色の演歌歌手で、これまで生まれ故郷の和歌山県観光
大使などを務められていますが、今年、大和郡山市の観光PR大使になりました。

「ひとり大和路」や「ふるさと大和郡山」を熱唱。



舞台から降りて観客の手拍子で「きんとっと音頭」を歌う智世さん。
背後は、キャンペーンガールの第29代女王卑弥呼と準女王。

この舞台には、かって「河内男ぶし」の中村美律子が出演しています。たしか、始めて
紅白に出た前の年と、一年おいて翌年のことでした。「今は出演料が高くてとても呼べ
ない」と観光協会の人が話しておられました。



智世さんも、ここをジャンプ台にして一日も早く全国区の歌手になられますように
応援しています。