ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

満開の黒谷梅林から追分梅林へ(2月28日)

2009-02-28 21:13:26 | 矢田だより
2月最後の日は濃霧で明けました。
花粉症ぎみでで渋っていましたが、幸チャンからの電話で家にいるのが惜しいお天気と聞いて、3人で矢田丘陵を歩くことにしました。


国見台では東の山は雲に覆われていましたが、矢田山展望台まで来ると素晴らしい青空になりました。
「まほろば展望所」は4組の人が食事中だったので遠慮して、矢田山三角点を経て小笹の辻で昼食。


榁ノ木大師へ来ました。
お堂の前の紅梅は、先週よりは開きましたが、まだ三分~五分咲きでした。


榁ノ木峠を北へ、先週登ってきた分岐をくだって黒谷梅林へ。
満開の紅梅や白梅を愛でながらコーヒーブレイクを楽しんで…


次の目的地の追分へ。


今日も駝鳥クンが出迎えてくれました。


追分の駐車場は入場待ちの車であふれるほどの凄い人出でした。
満開のウメの香りを愛でながら梅林を巡り歩き、峠池から東明寺を経て矢田寺に帰りました。

今日の所要時間(休憩を含めて)5時間10分
歩数計は24,800 歩を示しています。よく歩きました。
<コースタイム>
矢田寺P10:40…国見台11:10~11:15…まほろば展望所11:45~11:50…矢田山三角点12:00~12:05…小笹の辻12:10~12:30…榁ノ木大師12:45~12:50…黒谷梅林13:15~13:45…追分梅林14:15~14:35…東明寺15:05~15:10…矢田寺15:35~15:40…P15:50

長浜散歩(2月25~26日)

2009-02-26 17:59:24 | 旅日記
友人たちと長浜へ一泊旅行しました。♀ペンはお留守番です。


ご当地・長濱浪漫ビールの建物です。
まずは久しぶりの再会を祝して、長浜ビールで乾杯!


26日はよいお天気になりました。ホテルからの朝の琵琶湖。


「歴史も規模も日本一」といわれる盆梅展を見学。
会場の慶雲館入口。


長浜の盆梅はこれで四度目ですが、いつも丹精込めて育てられた古木に生命の尊さを教えられる気がします。
奥の紅梅は「不老」という推定樹齢400年の古木で、長浜盆梅の中で一番の齢を重ねていると言われています。


古い町並みの残る北国街道を散歩しました。


黒壁ガラス館。ひょうたん型の花瓶を作っているところ。


前のお店にあったガラスのお雛様。


この通りの少し先にある曳山博物館を見学して、昼過ぎ長浜を後にしました。

頑張れ! 侍 JAPAN

2009-02-25 09:50:47 | Weblog


2月24日午後7時から京セラドーム大阪で行われた、
オーストラリアとの強化試合を観戦しました。



球場は33,611人の満員でしたが、早めに入ったので外野3階席ながら通路の前、
イチローを間近に見る席に座れました。
さすがにイチローの人気はもの凄く、打席に入ればフラッシュの嵐、
守備につけば大声での声援でした。


これは彼がヒットで出塁?の瞬間。

試合は8-2でJAPANが快勝。
普段見る機会のない城島や福留ら大リーガーを見ることが出来たし、
登板したタイガースの岩田も無難に投げたし、いうことなし。
♀ペンは、双眼鏡でダルちゃんや川崎クンを見てご機嫌でした。

世界遺産の旅 - ギリシャ 2 (ミケーネ)

2009-02-24 08:32:53 | 旅の想い出
ミケーネは、紀元前15~12世紀にペロポネソス半島に栄えたミケーネ文明の遺跡です。


これは、紀元前13世紀半ばのミケーネ王・アガメムノンの黄金のデスマスク。
(国立アテネ考古学博物館で撮影しました)


ホメロスの「イリアス」「オデッセイ」で詠われたトロイ戦争で、
トロイと戦った王がアガメムノンです。
遺跡はホメロスの叙事詩を史実と信じたハインリッヒ・シュリーマンによって、
1876年に発掘されました。


ミケーネは周囲にこのような巨石で城壁を巡らしています。
これはBC15世紀頃の王城。


円形墓地の内部(現在は入れないそうです)
16の竪穴式墳墓があり、シュリーマンによって数々の副葬品が発掘されました。
代表的なものがアガメムノンの黄金仮面です。


城壁の入口は二頭のライオンの石像で守られています。
有名な「獅子門」です。




世界遺産の旅 - ギリシャ 1 (アクロポリス)

2009-02-23 22:11:52 | 旅の想い出
Wikipediaによると、第32回世界遺産委員会(2008年)終了時点で、
世界遺産は878件登録されているそうです。
私たちが訪ねたのはその中のごくごく一部に過ぎませんが、
懐かしい「旅の想い出」として、ときどき紹介していきたいと思います。

今からちょうど30年前の1979年、仕事でヨーロッパ5ヶ国を訪問しました。
私にとって初めての海外旅行。まだ1ドルが240円の時代です。
最初の訪問国がギリシャでした。


フィロパポスの丘で、アクロポリスを背に。
アクロポリスはこの1979年、世界遺産に登録されました。
まだ「世界遺産」という言葉自体が、現在ほどポピュラーではありませんでした。


アクロポリスとは、古代都市アテナイ(現アテネ)の「高い丘の上の都市」を意味します。


その中心的な遺跡が「パルテノン神殿」




アテナ神を祀るこの神殿は、1979年当時も今も修復作業が続けられています。


アクロポリスには、パルテノン以外にも美しい遺跡が数多く残されています。
これは「ヘロデス・ティクス音楽堂」




「ブラウロニオンの神殿」です。いずれも美しい石の造形に圧倒されました。

今日の矢田歩き(2月22日)

2009-02-22 22:41:35 | 矢田だより
この前から気になっていた「未知の道」を歩きました。
今日の歩行時間=(休憩含め)2時間40分、歩数計=14,315歩



9時55分、大和民俗公園をスタート。
北村に入ってすぐの分岐を右へ。大和田町西の山間の畑地にでます(10:05)。
左手上に続く舗装路の終点辺りに、前から気になっていた石鳥居が見えます。


鳥居には「白高大神」の額がありました。
今は寂れていますが10年程前まではかなり信者がいた新興宗教の社のようです。
何本か並ぶ金属製の赤い鳥居を潜りながらいくと、


拝殿と神名を書いたたくさんの岩、そして焼け落ちた建物の跡がありました。(10:20~30)
たまたま出会った地主さんの話では、3日前に社務所に住み着いた浮浪者の失火で焼けたそうです。
社手前から沢沿いに延びる細い道があります。これを登ると滝寺廃寺に出るというヤマ感で、地主も知らないという道に入りました。
この谷は小さな滝も何箇所かにあり、短いがなかなかいい感じでした。
滝寺を守っておられる地元の人の手が入っていると思いますが、道もよく整備されています。


水が少なくなった上流で沢を渡り、「保安林」の標識を過ぎて少し登ると…


予想通り滝寺廃寺にでました(10:43)。
新しい花や水、お供物が置かれ、大事に祀られていることがうかがわれます。


内部の磨崖仏(一部)です。
作風から8世紀頃のものと推定されていますが、わが国では最も古い時代のものだそうです。
いつもの道に出て、子どもの森の峠池からは遊歩道「Bコース」を下りました。


追分梅林は、例年より2週間ほど早い満開に近く、日曜とあって大勢の人で賑わっていまた。


一年振りに再会したダチョウ君。梅林の隅っこに4羽います。


30分を過ごして(11:10~11:40)、お土産の草餅を手に帰りました。
民俗公園帰着 12時35分。

今日の矢田歩き(2月21日)

2009-02-21 20:34:31 | 矢田だより

12時05分、横山北をスタート。
東明寺から子どもの森(12:35)を経て榁ノ木大師(12:50~12:55)へ。


本堂の前の紅梅は、まだ「蕾固し」でした。


榁ノ木峠。この車止めから矢田丘陵北部遊歩道に入ります。


少し北へ行くと見晴らしのいいところに出ます。
生駒山が美しく見えます


さらに少し先の三叉路から近畿大学ゲートに下り、黒谷梅林へ。


五分咲きの梅林でコーヒーブレイク(13:45~14:00)のあと
別の道を登り榁ノ木大師へ帰り(14:35)


小笹ノ辻に登り返しました(14:50)。

矢田山最高所(15:00~15:05)へ登り、今日は矢田寺に寄らず大石から下山。
15時35分帰着。ちょうど3時間半歩き、歩数計の数字は18,417歩になりました。

宇和島のお土産

2009-02-21 20:22:42 | 旅の想い出

ツァーのお土産に手前の小さな携帯ストラップを貰いました。
後ろの牛鬼は何十年か前から我が家を守っています。


お土産のお菓子類。

食べ物では、夕食に鯛めし、ふくめん(千切りにした「こんにゃく」を四色のそぼろで覆ったもの)、フカの湯ざらし(辛子酢味噌で食べる)、鯛そうめん、などの珍しい郷土料理を頂きました。

四国さいはて旅情(2)

2009-02-21 10:40:30 | 旅日記
二日目(2月19日)の出発前に、宇和島「牛鬼まつり」の再現がありました。
今回の小旅行で一番楽しみにしていたイベントです。


これは宇和島で一番大きな牛鬼の頭部。
秋祭りで使われるものです。


赤い布で覆われた牛をかたどった胴体に、長い首、頭には恐ろしい鬼面がついています。
長い首を上下して進む姿は凄い迫力で、悪気を払う魔除けとされています。


中の仕組み。何人もの人が胴に入って担ぎますが、首を動かす人も重労働です。


大きな口で頭を噛んで貰うと万病に効くとか。
神妙に頭を差し出しています。


祭りの再現が終わり、頭部を外した牛鬼。
横から見るとその巨大さがよく分かります。


祭礼の行われる和霊神社。
伊達政宗の一子・秀宗の宇和島入部に従った山家清兵衛は、家老(総奉行)として
藩改革に手腕を発揮しましたが一部藩士の恨みを買い暗殺されます。
その後、関連者が落雷や海難で次々と変死したので、清兵衛の怨霊を鎮めるために建立されたといいます。


境内には緋寒サクラが美しく咲いていました。


佐田岬への途中にある「風の丘パーク」。
羽根の長さが29.5mもある風車がずらりと並んでいます。後が佐田岬の方向。
左側に宇和海、右に伊予灘が広がりますが、残念ながら今日は天気が悪く、
海も島々も鉛色に霞んでいました。

ここまで何とかもった空からぽつぽつ雨の滴が落ちだしました。
大型バスはこの先に進めず、ここから引き返します。
次第に本降りになる雨の中をひた走りに走り、大阪に帰りました。

四国さいはて旅情

2009-02-20 14:09:24 | 旅日記
2月18日、久しぶりのツアー旅行で四国に行きました。


快晴の瀬戸大橋を渡り…


讃岐富士を正面に見て、バスは高松道を西へひた走ります。
座席が一番前だったので、車窓からの展望は最高でした。


石鎚山ハイウエイオアシスで昼食をとりました。
二日前に降った雪で白く染まった石鎚の稜線が見えました。


伊予から八幡浜、宇和島へと海岸線を走る国道378号線は「ゆうやけこやけライン」と呼ばれます。
ここは「日本の夕日百選」に選ばれた「ふたみ海岸」。
「夕やけこやけの赤とんぼ」の碑の前で。


上灘~下灘間の一駅だけ7分間のローカル列車に乗り、満開のスイセンや菜の花の中を海を見ながら走りました。


列車通学の小学生が元気に挨拶し、地元のおじさんが車窓の景色を親切に教えてくれました。


細い道を通って薬師谷温泉で入浴し、宇和島駅前のホテルで泊まりました。
正面に見えるビルは宇和島駅です。