ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

タイのお土産

2011-03-30 10:01:55 | 四方山話


昨日(3月29日)、お土産をどっさり持って娘と孫がプーケットから里帰りしました。



これは婿ドノが「お義父さんへ」と持たせた嗅ぎ薬?
蓋を開けると強いハーブの匂いがしました。疲労回復に効果があるそうなので、バテタ時
の気付け薬に山歩きに持って行きましょう。



どんな食べ物かと思ったら石鹸でした。
タイ語でマカム(英語でタマリンド)という、トロピカルフルーツのエキスが入って
います。美白効果があり、肌がすべすべになる感じがするそうです。ちなみにタイの人
はマカムが大好きで、ジュースにしたり、トムヤンクンなどの料理に使ったりします。



白米に赤米と黒米の混じったブレンド米。
5KG入りのお米を買うと、中から出てきたプレゼントの小袋だそうです。



ハーブ・ティー。
左はベニバナとガウクルアの混合。
ガウクルアには植物性女性ホルモンが大量に含まれていて、最近は日本でも「バストアップ」
を謳い文句にサプリメントとしてネット通販されています。
右はレモングラスのハーブティー。



手前はコーヒー、5種類の味(各5袋)が楽しめます。丸い缶はタイのお茶(紅茶)。



粉末シリアル。
Job's tearsとBlack Sesami入りと書いてあります。黒ゴマは分かるけど、「仕事の涙」
とは何ぞや?と調べるとジュズダマのことでした。それの栽培種がハトムギです。
さてさて、どんな味がするのでしょう?



缶入りと袋入りのキャンディー。
缶の方には、こんな表示が…



孫に教えてもらうと、上は「Happy New Year」、下の4文字は数字で「2554」。
新年用に作ったものらしいのですが、今年はタイ暦では2554年なのです。
Wikipedeiaなどによると東南アジアの仏教国で使われる「仏滅紀元」で、お釈迦様が
入滅した翌年の紀元前543年を仏滅紀元元年とします。(ミャンマーでは入滅のBC544)
キリスト誕生で数える西暦よりプラス543年になる訳です。



左下は粉末ココアのステッィク。その右はキャンディー。上はタイらしいお菓子。



この豆菓子はビールのつまみにも最適。二人とも大好物で向こうに行くと必ず食べます。
奥のエビ味、チキン味、手前のココナツ味などいろんな味があります。



現地の人は日本のお菓子が大好き。
ポッキーもご当地風にバナナ、ライチ、タイ風味と珍しいものが…。



おつまみのイカに「Bento」(弁当?)と書いてあるのがご愛嬌。
ドラえもんも相変わらず人気です。



まさか、お花見用ではないでしょうが、サクラの花をあしらったデザインが斬新な
かっぱえびせん。
まだありますが、この辺で…。

我が家の花(3月27日)

2011-03-27 16:34:48 | 花日記
3月も末というのに、朝は底冷えのする寒さ。いったい今年の気候はどうなっているの
でしょう。
被災地の方のご苦労、ご不自由さが偲ばれます。どうか頑張ってください。



我が家ではレンギョウが満開です。



スミレの花はそろそろ終わります。



鉢植えのツバキの花が開き始めました。これは「白六角」という種類です。



シュンランもたくさん蕾を付けています。

もったいない話

2011-03-26 09:16:21 | パソコン日記
今年に入ってデスクトップPC(XP)がダウン。ノートパソコン(Windows7)に代えた
のを機会に、先日、机の周りと書棚を整理してパソコン関係の古い本、ガイドブック、
メディアなどを処分しました。

特に残念だったのは大量のCD-ROM。アプリケーションは止むを得ないとしても、数値地図や
写真集(ヒマラヤ、穂高、富士山などのシリーズは1枚4,000円近くしました)も、♀ペンの
PC(VISTA)でも見ることができません。総数数十枚のCD-ROMとお別れしました。



今は引退したMOも大量に処分。フロッピーディスク(Aドライブに入れていた!)に
代わって登場した時は大いに重宝したものですが…。DVDが一般的になってからは
使わなくなりました。



今は画像やドキュメントは、これら外付けのHDDでバックアップしています。
しかしハードディスクにも寿命があるので、ぼつぼつブルーレイにもバックアップする
つもりにしています。



それにしてもストレージ・メディアの変遷の速さは驚くばかり。
上のCF(コンパクト・フラッシュ)と下の携帯用のマイクロSD(1GB)の容量と
サイズを比べると、まさに今昔の感があります。

しかし、いかに技術の進歩による世代交代とはいえ、愛惜のあるものを捨てることに寂しい
思いがしてなりません。

春の日差し♪大和民俗公園(3月23日)

2011-03-24 06:00:00 | 矢田だより


「ひょうたん池」の水面にピンクの色を浮かべて…



華やかなハナモモが咲いています。



足元にはホトケノザや、



オドリコソウの乱舞



レンギョウや…



ボケも咲き始めました。



梅林のウメは、まだまだ元気に咲き続けています。



ユキヤナギの白い花も咲き始め…





カンヒザクラや



早咲きのエドヒガンザクラが、待ちかねた春を歓んでいるようです。
まだ風は冷たいですが、日差しはすっかり春の大和民俗公園でした。


なばなの里・光の競演

2011-03-23 09:02:17 | 旅日記
ウィンター・イルミネーションの点灯時間は午後6時。



まだ1時間半もあるのに長蛇の列ができていました。私たちも行列に加わってじっと時間が
くるのを待ちます。



「10、9,8…3,2,1」カウントダウン終わり、行列が動き始めました。
人波にもまれながら「光の回廊」に吸い込まれて行きます。



回廊の長さは200m。電球の数は120万個あるそうです。



回廊をでると最大の見どころ、毎年テーマの代わるイルミネーションです。
今年のテーマは「富士と海」



8,000坪の広さの花菖蒲、あじさい園を太平洋に見立てて、背景には光の富士山が浮かび
上がっています。



刻々と色彩を変える富士山と大海原を泳ぐイルカの親子。いつまでも見ていたい眺めです
が、帰りのバスの時間が気になります。



順路は次に100mの「光のトンネル」に導かれます。



今年のテーマは「虹」。レインボーカラーの中を潜り抜けると…



ライトアップされた池の畔に出ます。思いもかけなかった夜桜見物ができました。



長さ120m、幅5mの光の川は、木曽、揖斐、長良の木曽三川の流れを表現しています。
軽快な音楽に乗って、コンピュータ制御で次々と色が変わっていきます。



「鏡池」に来ると間もなく出口です。



「ピーターラビット」に見送られて「なばなの里」を後にしました。
花と光に包まれた、まるで夢のような数時間でした。

なばなの里・花の競演(2)

2011-03-22 17:19:14 | 旅日記


少し間が開いてしまいましたが「なばなの里」の花の写真を続けます。

ベゴニア園のフクシャです。





いろいろな色や種類のフクシャの花が見られました。



フクシャは原種といわれるものだけでも125種もあるそうですが、これはその一つ。
メキシコからパナマに生育するアルボレッセンスという種類です。



イワタバコの類もたくさん植えられていました。





金剛山や葛城山の青紫色以外のイワタバコを始めてみました。



ノボタン科のストレプトパーカス



いろいろな花を観賞しながらベゴニア園出口に来ました。
「見返りの池」から振り返ったところです。この先には「バラ園」があるのですが、
この季節は閉園中です。

次は人波とともに、お目当ての「ウィンター・イルミネーション」に進みます。

これは何でしょう?

2011-03-20 10:16:24 | 四方山話


倒れた松の木から流れ落ちた松脂が凍って氷柱になったものです。
昨日、葛城山に登る途で見つけました。

 60数年前の戦時中に、松根油を回収にいった山の中で、米軍の艦載機(グラマン)に
低空飛行で追いかけられたことを思い出しました。
松根油(ショウコンユ)は飛行機の燃料?にするとかで、松の木に傷をつけてゴムの
ように樹脂を集めて缶に受けます。それを集めて学校に持っていくことが、田舎の小学
生の仕事でした。
 近くに松下無線の工場があったので、敵機がよく飛んできました。相手は面白半分だった
のでしょうが、こちらは必死で、気が付けば両手の親指は耳に、その他の指は両目に当て
た格好で山中の田んぼの泥の中にうつ伏せに倒れ、失禁してズボンを濡らしていました。
「九死に一生」を得た遠い思い出です。

残雪の葛城山(2011.03.18)

2011-03-19 09:54:20 | 山日記
朝から♀ペンの体調が今一つなのと、空模様もパッとしないのでためらっていましたが、
9時を過ぎてから家をでました。



10時半、水越トンネルを大阪側に抜けた水分の、いつもの場所に車を停めて山に
入ります。同じ頃スタートした、犬を連れたご夫婦と前後しながら天狗谷道を登り
ました。



♀ペンがいつになく辛そうで最初の水場までは時間がかかりましたが、次第に調子が
でてきました。中間ベンチで少し休んで、急坂を真っ白な雪を踏んで登ります。



上にくるにつれて雪がしまり、キュッキュッと小気味の良い音を立てます。



5月には斜面一面を彩るショウジョウバカも今は雪の中。日当たりのよい場所で
やっと青い葉っぱが出ているのを見つけました。



12時30分、山頂着。地面が露出しているところは予想通り、雪が溶けて泥んこです。
ロープウェイの方から、女の子と子犬を連れて登ってきた若いお母さんにシャッター
を押してもらいました。他にはだれもいない静かな山頂でした。



山頂から金剛山を正面に見てツツジ園のほうに下ります。今日は同じ道を帰らずに
水越峠経由で下ることにしました。お食事中の朝のご夫婦に挨拶してダイアモンド
トレールを下ります。



ツツジ園下を過ぎて少し行った左手が切り開かれて整地されていました。
目の下に拡がる見事な展望を眺めながら、遅めのランチタイムにしました。



下り道は急坂の連続ですが、日当たりが良いので雪はそれほど残っていません、
正面に金剛山が見えます。二年前(2009年)の5月中旬、ツツジを見た帰りに
この辺りから金剛山を見て、急に「ついでに金剛山へも…」と登り返したことが
思い返されます。



水越峠に下り着きました。二年前はちょうど正午でしたが、今日は早や14時15分。
もっとも出かける時間が遅かったこともありますが、僅か二年で体力の衰えをまざまざ
感じさせられます。

暖かい日差しを浴びながら車道をてくてく歩いて、14時30分、駐車場所に帰りました。

なばなの里・花の競演(1)

2011-03-17 16:54:59 | 旅日記
1週間近く遅れたレポートになりますが、先週12日土曜日、三重県桑名市の「なばなの里」
へ行きました。東北関東で大震災が発生した翌日のことで、かなり気が咎めて躊躇しまし
たが、Y社の日帰りバスツァーだったので重い気分を振り切って参加しました。添乗嬢の話
では、当日朝になってキャンセルが二組、また同社の関東方面コースが二件中止になった
とのことでした。

さて朝10時10分、近鉄郡山駅発の遅いスタート。長島ジャズドリームでアウトレットの店
でのショッピングなどで時間をつぶし、15時頃「なばなの里」到着。

ウィンターイミネーションが明日終わるので、今日がシーズン最高の人出。観光バスだけで
350台入るという話です。一方通行の園内地図を貰って入口で解散。



入園するとすぐ、早咲きの河津サクラの歓迎を受けました。曇り空でも、少し濃いめの色が
鮮やかです。



何はともあれ長島ビール園の地ビールで腹ごしらえ。



13,000坪の園内にはいろんな花が植えられています。その一部でサクラソウの類。



クリスマスローズ



ミツマタ



梅苑に入りました。



330本の枝垂れウメが満開です。中には100年を超す古木もあるとか…



ベゴニアガーデンには、世界中から集められたベゴニアの花が植えられています。
その数は数百種、12,000株。







ずらりと壇に並んだ大株のベゴニア、バラの花に見まがうような大輪の花もありました。
温室ではベゴニアの他にも、いろいろな珍しい花が見られます(続く)