ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

どうぞよいお年を!

2006-12-31 20:01:00 | Weblog

我が家の年越し蕎麦です。


蕎麦通を自認する息子が作った蕎麦を、関東風にモリ(ざる)で
頂きます。少し甘めのタレに合ってとても美味しい。

今年一年いろいろとお世話になりました。
それでは皆様どうぞよいお年を!

いよいよ、おおつごもり

2006-12-31 11:10:14 | Weblog
信州の土産をどっさり積んで、息子家族が帰ってきました。


酒飲みの両親への一番の土産はコレ。信州の銘酒とワインです。


槍ヶ岳の描かれたラベル。松本市島内の酒蔵の地下に辿り着く
こと80年、槍ヶ岳源流地下80mの伏流水と安曇野の酒米が原料だ
そうです。
更にジャズを聴かせて醸し出されたのがこのお酒。喉が鳴ります。


こちらは定番の「五一ワイン」。明治44年(1911)にワイン製造を
始めた長野県内最古のワイナリー、塩尻の桔梗ヶ原にある林農園
のワインです。「五一」というのは創設者の名前で、ラベルには
常念岳をはじめ北アルプス、松本城などが描かれています。♀ペン
の大好きなワイン。


その他、年越し蕎麦用に「道祖神そば」。豊科の「赤だすき製麺所」
製。国内産のそば粉で保存料等は一切使わず、打ち粉も蕎麦粉を
使っている。
蕎麦通の息子が一押しの品で、このところ毎年の年越しはこれで
決まりです。他にも「開運堂」のお菓子など信州の香りを一杯運んで
きてくれました。


今、上の航(ワタル)は「忙中閑ありの」パパと対局中。
ママのお手伝いをしている下の日向子は、エプロン姿が恥ずかしいと
写真を撮らせてくれませんでした。

やっぱり年の暮れ

2006-12-31 08:15:47 | Weblog
29日
近くのスーパーへ千日山歩渉会の年間記録のコピーに行く。
用紙切れで紙は詰まるし、駐車中に車の前バンパーに傷を付けられる
(追突事故の処理が終わって、後ろのバンパーがキレイになったところ
なのにツイていない)し、散々な日だった。

30日
部屋の掃除は早めに済ませてあったので(♀ペンさん、ありがとう)、
パソコンの大掃除(ソフト関係)をする。

メーラーにThunderbirdを使っているが、ここ1週間程どうしたことか
起動にとても時間がかかる。またOEに戻してみる。どうもNortonとの
相性の問題らしく、快適に使えるようになった。しかし、アドレス帳
などを更新しなければならず少し面倒だ。

HDD内部も1ヶ月ぶりにデフラグした。ついでに不要ファイルを整理
するため、「CCleaner」をDLして実行。これは非常に軽く動くフリー
ソフトなのに、ファイルだけでなくレジストリ内の不要なデータも検出
して問題解決してくれる。効果絶大でお奨め。
ついでにレジストリも最適化しようかと思ったが、いつもやり過ぎると
ろくなことがないので止めておいた。

家の外回りを少しキレイにして、昨日バンパーの疵に塗ってあったタッチ
ペイントが乾いたので、水ヤスリをかけてコンパウンドで磨きワックスを
かけた。まだまだ目立つ。

22半、松本から息子家族4人が帰省。急に賑やかになる。

チベットの薔薇

2006-12-30 09:37:31 | 読書日記

帯の「グレアム・グリーン絶賛。神秘と謀略の地、想像を絶する冒険」
という惹句と、この表紙(カンチェンジュンガらしい)に釣られて手に
しましたが、山の描写はあまりない冒険小説です。

主人公はイギリスの中学美術教師。弟が山の映画撮影中に雪崩に会い、
迂回して迷い込んだチベットで行方不明になります。その生死を確認
のためにチベットに潜入する主人公の冒険物語が本書です。
実は、弟はチベット奥地の僧院で、ある儀式の秘密を知ったことから
そこに幽閉されています。その僧院長(尼さん)が18歳で絶世の美女、
とくると後はお決まりの展開で通俗小説になりそうですが、…ところが
時代背景の設定が絶妙なのです。
1950年代初め、というと中国がチベットを「解放」し、一四世ダライラマ
がインドに亡命する少し前。今は中国の自治区で落ちついているような
チベットですが、当時の中国の「(農奴制からの)解放」政策には、中国
人との強制結婚で漢民族化を計るなど「侵略」の側面が見え隠れします。
「神秘の土地」(巻頭に地図があるが関係なく、まったく架空の土地)
への潜入と脱出、何度も命を落としかけた末「宝物」を得て帰国する
男の話ですめばいいのですが、込み入った仕組みでこの物語が世に出る
いきさつが前後に付いています。これがちょっとシンドイのですが、
読み終わると、時代背景がより鮮明になる…。そんな変わった小説でした。

2006年の山 (3)

2006-12-29 09:18:52 | 山日記

9.3 富士山(千日山歩渉会)
    毎年の富士登山は私たち二人の体力のバロメータです。
    今年はいつもより楽に富士宮口登山道を登れました。
    剣ヶ峰からお鉢巡りのあと、御殿場道~宝永山を経て
    富士宮六合目へ下山しました。

9.21 岳山(宇陀)、栃原山(吉野)
    岳山は長谷寺から正面に大きく見える525.5mの山で、
    2万5千図には山名も山頂への道も記されていません。
    奈良百遊山に選ばれていますが、殆ど登られていない
    ような面白みのない山でした。帰りに寄った栃原山は
    車で頂上まで登ってしまいました。

9.24 栃尾山
    天川坪内から狼平を経て弥山に登る道の途中、栃尾辻
    から西に派生する尾根上の1256.9m峰です。これも
    どちらかというと楽しみの少ない山でした。


9.30~10.9 マナスル三山展望トレッキング(JAC)
    今年はマナスル初登頂からちょうど50周年。その記念の
    トレッキングに二人で参加しました。湿度が高くて蒸し暑く
    ヒルまで出てきましたが、ダサインのお祭りの様子や、ポカラ
    山岳博物館の見学等、収穫の多いネパールの山旅でした。

10.15 綿向山(千日山歩渉会)
    快晴の山頂で展望を楽しんで、帰りには水無山へ登り北尾根を
    下りました。


11.3 玉置山~宝冠の森(JAC)
    餓え坂を登って玉置山頂で昼食。奥駈の行所・宝冠ノ森往復。
    一枚岩の下りなどスリルもあり、展望も良く楽しかったです。
     
11.4 蛇崩山~笠捨山(JAC)
    上葛川から急登で尾根に出て熊谷ノ頭へ。荷物を置いて蛇崩山
    往復。急登で飛び出した笠捨山東峰で昼食。本峰から奥駈道を
    葛川辻へ。そこから上葛川へ下りました。紅葉し始めたカラマツ
    やブナの林が美しかったです。


12.18 学能堂山(千日山歩渉会)
    初雪を踏んで三重県との県境の山頂へ立ちました。期待の大
    展望には恵まれませんでしたが、美しい樹氷と白銀の世界。
    今年の締めくくりにふさわしい、素晴らしい山行でした。

2006年の山 (2)

2006-12-27 16:47:00 | 山日記
5.14 小峠山(JAC) 
    大峰山系孔雀岳から東に派生した尾根上のピーク。山頂から
    は釈迦ヶ岳を初め奥駈道の山々が望め、付近は素晴らしい
    シャクナゲの群落でした。


5.28 釈迦ヶ岳(千日山歩渉会)
    古来「峯中第一の秀峰」といわれた名山に旭ダム側より登り、
    オオミネコザクラを見に孔雀岳の方に下ったあと深仙ノ宿で
    昼食。始めて大日岳に登りました。


6.18 箕作山~太郎坊山(千日山歩渉会)
    近江八幡市の北西に位置する瓦屋寺山系の中心的な山から
    美しい山容の太郎坊山へ縦走しました。巨岩や古い寺院、
    神社など近江の文化の香りを楽しんだ山歩きでした。

7.26 葛城山
    二人でトレーニングに天狗道から山頂往復。始めて登山用
    タイツをはいてみましたが…暑かった。


7.29 大普賢岳(JAC、千日山歩渉会合同)
    天気が良く展望最高。休むと肌寒さも感じるほどの涼しさ。
    七曜岳から無双洞への下りが長く感じたが、登り返しは覚悟
    したほどでもありませんでした。和佐又ヒュッテ泊。

7.30 伯母ヶ峰
    そのまま帰るのは勿体ないので登りました。クマ捕獲機を
    見たりして登った山頂は、深い霧の中でした。

8.5 西大台周遊
    来年からは入山し難くなるので今のうちにと…。今回は反対
    回りで歩きました。展望台には人怖じしないシカがいて、
    ずっと一緒に遊んでくれました。

8.10 東大台周遊
    先週に続いて5日ぶりに今度は東大台へ。西に比べると涼し
    いがそれでも、シオカラ吊り橋からの登りが暑かったデス。


8.19~21 穂高岳(千日山歩渉会)
    19日夜行バスで上高地入り。涸沢小屋泊まり。20日、南稜を
    北穂へ登り、ガスの奥穂高へ縦走。21日、雨の中を上高地に
    下山。平湯温泉で山の汗を流しました。


8.25~27 にくぶち峠~槍戸山~剣山~三嶺(JAC)
    四国分水嶺踏査山行。26日、冨士の池剣本宮を7時出発。汗
    まみれで一の森へ。槍戸山往復後、剣山ヒュッテ泊。27日、
    4時半出発。剣三角点は暗闇の中で通過。次郎笈でご来光。
    あとは長い長い縦走。13時前、三嶺。名頃へまた長い下り。
    帰宅は深夜になりましたが、涼しい日で快調に歩けました。

8.31 金剛山
    サッチャンと3人で北尾根から頂上に登り、太尾を下りまし
    た。爽やかに晴れて暑さもそれほどではありませんでした。

2006年の山 (1)

2006-12-27 16:35:25 | 山日記
一年間の山行を振り返ってみます。

1.22 竜王山~白山~巻向山(千日山歩渉会)
    軽く登るはずが7時間行程と、ややハードになった初歩き
    でした。夜は新年会で猪鍋に舌鼓。


1.28 明神平から明神岳
    真っ白な世界にあこがれて、今年も登りました。
    締まった雪にアイゼンが良く利き、樹氷も美しく最高でした。

1.29 弁天山
    昨日の台高から一転。暖かい阿波の国で日本最低山に登りました。


2.19 金剛山(千日山歩渉会)
    この時期にしては珍しく雪のない金剛山でした。太尾を登り大日岳
    でゼンザイパーティを楽しみ、山頂から北尾根を下りました。

3.5 金剛山
    千早園地へフクジュソウを見に行きました。天ヶ滝新道~伏見峠
    ~千早園地~湧出岳~伏見峠~伏見と歩きました。

3.11 ポンポン山(低山徘徊派)
    もぐもぐさんに誘って貰い、フクジュソウを見に行きました。
    水谷さん、法香さんら8人。竈ヶ谷~フクジュソウ群生地~西尾根。


3.25~26 小辺路(JAC)
    初日は高野山から大股まで17㎞。薄峠へ登り、大滝へ下り、
    水ヶ峰へ登 り大股へ下りました。快晴で大峰山脈の眺めが最高。
    ホテルのせ川で温泉に入り、夜は鹿肉のカツ、キジ肉の小鍋など
    山の幸を頂きました。26日。何十年ぶりかの伯母子岳山頂は広々
    として、視野を遮るものなく、大峰山脈、奥高野の山々がずらり
    と居並んで出迎えてくれました。

4.22~23 小辺路(JAC)
    前回の続きで、三浦峠へ登って平谷の民宿泊。23日、果無集落ま
    でバスで上がり、雨に煙る中、傘をさして歩き、果無峠を越えて
    西中に下山しました。

4.29 鳴門・大麻山
    四国八十八箇所第一番札所霊山寺近くにある583mの山。山頂には
    大麻比古神社奥宮があり、少し下からは鳴門市内と播磨灘の展望が
    美しかった。


4.30 徳島・権太山
    徳島県中央部木沢村にあるブナの大木とツキノワグマ、カモシカ
    など豊かな自然の残る山。NPO法人「剣山クラブ」の人達にお世話
    になりました。

2006年の旅(2)

2006-12-27 12:04:36 | 旅日記

5月19~24日 チベット。ラサではポタラ宮見学をメインに、デボン寺
セラ寺、ジョカン寺など少し高度の影響を感じながら歩き回りました。
5000m近い峠「カンパ・ラ」を越えて、「トルコ石の湖」の意味を持つ
チベット四聖湖の一つヤムドク湖にも行きました。


6月23日~25日 信州。戸隠ちびっ子忍者村、戸隠森林植物園で
孫たちと遊び、帰りに安曇野夢農場へラベンダーを見に行きました。
さらに安曇野を散策して帰宅しました。


8月15日。「なら燈火会」。大文字を見たあと、人波に揉まれて
春日大社へ。大仏殿に着く頃、閉門の10時になりました。


10月23日~30日 エジプト。初めてのアフリカ大陸。5000年という
気が遠くなるような文明の一端に触れて、大満足の旅でした。


11月18日 香嵐峡へバスツァー。紅葉にはやや早かったのですが、
豊田市小原地区の「四季桜」は満開でした。


2006年の旅(1)

2006-12-27 11:47:13 | 旅日記
今年も残すところ、あと5日になりました。
この一年のペンギン夫婦の足跡を振り返ってみます。まず、旅編。


1月29日。JAC関西支部で四国分水嶺踏査が始まるので、その
打ち合わせに行った徳島で、日本最低山に登りました。


2月24日。丹波・青垣へセツブンソウを見に行きました。 


3月9日 湖北。近江今津でザゼンソウの群落を見て、三方五湖
観梅ウォーク、最後は鯖街道最北の宿場町・熊川を散策しました。


3月20~23日 信州。松本の息子宅を訪ねた帰り、四賀村のフク
ジュソウ群落を見に行きました。


4月18日~19日 南知多。娘と孫の4人で豊浜の貝殻公園へ知人
を訪ねたあと、南知多ビーチランドでアザラシやサメなどに触れ、
おもちゃ王国で観覧車に乗りました。野間で泊まり、19日は野間
大坊、中部国際空港セントリアへ。伊賀上野でお城に登り、忍者
屋敷で忍者ショーを観て帰りました。


5月9日 神戸。市立博物館へ「江戸の誘惑」展に行きました。
ボストン美術館蔵の 肉筆浮世絵の里帰りで、歌麿、北斎はじめ石燕
まで見応えがありました。

ロウバイが咲きました (12.22)

2006-12-22 17:59:12 | 花日記
昨日から庭の掃除を始めました。昨日午前中はモミ、ツゲなどの剪定。
午後はマツの揉み上げを途中まで。

今日はマツを終わって、モモやアジサイ、アオキ、サルスベリなど
めったやたらに生い茂った庭を整理しました。今年中、遊び回ったツケ
がとうとう回ってきました。


今年もチラホラとロウバイの花が咲き始めました。今日は冬至…。
ユズを浮かべた風呂に入りました。夕食にはナンキン(カボチャ)も
加わる筈です。