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ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

熊野古道-小雲取越え

2005-09-25 18:46:13 | 山日記
熊野本宮と那智大社を結ぶ中辺路最後の区間。
小雲取越え、大雲取越えを二日間に分けて28キロを歩きました。
日本山岳会関西支部70周年記念山行「紀伊山地の参詣道シリーズ」
のひとつとして企画した山行で、会員以外の方も含め14名の
パーティでした。


9月23日。マイクロバスで国道168号線を南に、6月の大峰奥駈道
終了点だった備崎橋を過ぎ、11時30分、請川バス停から山道に入り
ました。真夏のような暑さに汗を流しながら急坂を登ります。


松畑茶屋跡で昼食後、更に急な道を登り、百間グラに立ちました。
西側に素晴らしい展望が拡がります。遠く、大塔山系の山々が
霞んでいます。



14時、深い木立の中の「賽の河原」です。道中のあちこちにこの
ようなお地蔵さんが立っておられ、旅人を見守って下さいます。


小雲取越えの最高地点桜峠からの展望です。
右手の大きな山容は子の泊山。ここからは石段道を下ります。


小和瀬渡し場跡に着きました。案内板によると昭和29年に
吊り橋が架かるまで渡し船が利用されていたということです。
ここから1キロ先の小口自然の家がこの日の泊まり。
明日(24日)は大雲取越えに向かいます。