ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

残暑厳しい金剛山

2005-09-03 22:17:56 | 山日記
9月3日
台風が近づいているので急いで、金剛山に登りました。
今日は一日中、お日様マークの予報でしたのに、朝からどんよりした
曇り空。湿度は78%(大阪)で家を出るときから汗が滲んでいました。
いつもの石筆橋に車を置いて、太尾道を登り出すと、風のない林の中
はサウナのよう。すぐに二人とも汗びっしょり。
ふだん、大和「氷山(こおりやま)」に棲んでいるペンギンたちには、
この暑さがこたえます。
おまけにアブは血を吸いに来るし、こんな変なムシも見ました。

これは何というムシでしょう?


しかし、大日岳までくるとさすがに1094mの標高だけにひんやりした
空気です。
ススキが穂を出しています。


シシウドやオオマツヨイグサが咲き乱れ、カワチブシ(トリカブト)や
ゲンノショウコ、カワラナデシコなども咲いていました。


山頂の転法輪寺は、役行者の創建と伝えらる由緒あるお寺です。
今日は堂内で法要が営まれていました。


葛木神社。金剛山の最高点(葛木岳)はこの背後の社域内にあります。
頂上の気温は22℃。じっとしていると濡れたシャツが冷えて寒いほどです。
少し下ったブナ林で早めのお昼にして、北尾根を下りました。