カープな毎日

カープファンのひとりごと。

丸の3打席本塁打も空砲で連勝止まる

2017年06月16日 22時52分56秒 | 試合結果
SB 202 100 000 5
広島 100 101 000 3
勝利投手:バンデンハーク7勝3敗
敗戦投手:ジョンソン1勝2敗
セーブ:サファテ20S
本塁打:[ソフトバンク]川島2号
    [広島]丸9号、10号、丸11号


 ジョンソンは、初回に連打で無死1,3塁とされると、暴投と柳田の適時打で2点を失ってしまうと、打線は1回裏に田中が安打で出塁しながら盗塁死でチャンスを潰したかと思いましたが、丸がソロ本塁打を放って1点を返しました。

 ジョンソンは、2回にも安打と四球などで2死1,2塁のピンチを招くも、今宮を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぎましたが、3回に四球と犠打などで2死3塁とされ、川島に2点本塁打を浴びて追加点を奪われてしまい、続く4回には四球と暴投などで1死3塁として、松田の内野ゴロの間に1点を失いました。
 5回は三者凡退に抑えるも、5回を5安打3四球5失点でマウンドを降りました。

 バンデンハークに2回と3回は無安打に抑えられるも、4回に丸が2打席連続となる本塁打を放って1点を返しながら、5回は1死1塁で田中が併殺に倒れてしまいました。
 丸は6回にも3打席連続となる本塁打を放って1点を返しましたが、7回に2安打で2死1,2塁としながら、田中が三振に倒れて無得点に終わりました。

 6回からは九里がマウンドに上がり、2イニングを無安打無失点に抑えると、8回は一岡が三者凡退に抑えました。9回は今井が安打と四球で2死1,2塁とされるも、松田を三振に斬って無失点で凌ぎました。
 しかし、打線は8回に無死1塁で丸に打席を回すも三振に倒れてしまい、続く鈴木誠が併殺でチャンスを拡大できず、9回はサファテに三者凡退に抑えられて、ソフトバンクに競り負けて、連勝が止まり、交流戦の順位もソフトバンクに並ばれました。


 ジョンソンは、制球が定まらずに四球や暴投でピンチを広げて失点を繰り返してしまい、まさかの5回5失点と誤算でした。初回は暴投で先制点を献上してしまい、3回には四球で走者を出した後で本塁打を浴びて、4回には無安打で失点してしまいました。
 ジョンソンも復帰2試合目であり、調子が悪くても仕方ないことから、初回の2失点はやむを得ないと思いますが、いつものジョンソンであれば、試合中に修正することができるはずですが、今日はそれができず、失点を繰り返してしまいました。
 状態が上がってくれば大丈夫だと思いますが、状態が上がるまでには、もう少し時間が掛かるかもしれませんね。


 一方で打線は、丸が3本塁打を放ちながら、その流れを掴みきれませんでした。4回に丸が本塁打を放った後の1死後に松山が安打で出塁しながらも、後続が凡退してしまい、5回は併殺と流れを掴めませんでした。
 7回も得点圏に走者を進めながら、あと一本が出ずに得点を奪えず、最後まで流れを掴みきれず、得点差以上に完敗だった印象を受けました。
 明日はこの悪い流れを断ち切って、勝負強い打線が戻ってきてほしいですね。
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初回に一挙5得点でオリックスを3タテ

2017年06月15日 21時47分39秒 | 試合結果
BS 000 200 000 2
広島 500 001 01X 7
勝利投手:岡田7勝2敗
敗戦投手:ディクソン5勝5敗
本塁打:[オリックス]ロメロ10号
    [広島]安部1号、エルドレッド16号

 初回に、四球と敵失で無死1,2塁のチャンスを貰うと、丸が2点適時2塁打を放って先制点を挙げると、2死後にエルドレッドの適時打と安部の2点本塁打で、この回5点を奪いました。
 
 岡田は、3回まで2安打に封じて2塁さえ踏ませませんでしたが、4回に四球で走者を背負うと、ロメロに2点本塁打を浴びて2点を失いました。6回には2死後に連打で1,2塁のピンチを招くも、若月を遊ゴロに打ち取って無失点で切り抜け、6回を7安打2失点に抑えました。

 2回には無死2塁の追加点機を作るも、菊池、丸、鈴木誠が凡退して無得点に終わると、3回から5回まで無安打に抑えられて追加点を奪えませんでしたが、6回にエルドレッドが本塁打を放って待望の追加点を挙げました。
 更に8回には2四球で2死1,2塁の追加点機を貰い、會澤の適時打で1点を挙げて、試合の行方を決めました。

 7回は中田が、8回は中崎がそれぞれ三者凡退に封じると、9回は一岡が1安打無失点に抑えて、オリックスを3タテし、交流戦単独1位を死守しました。


 今日は初回の攻撃が勝敗を大きく左右しました。無安打で先制のチャンスを貰って丸の適時2塁打で先制し、なおも無死2塁の追加点機で期待の鈴木誠が三ゴロ、松山が左飛に倒れて、2得点で終わりかと思った直後にエルドレッドの適時打打で追加点を奪うと、更に安部が本塁打を放ちました。
 もし、丸の適時2塁打による2得点に終わっていたら、昨日のサヨナラ勝ちの良い流れが途切れてしまう可能性があったと思われ、毎回のように走者を背負った岡田も余裕を持った投球ができずに、もっと失点が増えていたかもしれません。
 エルドレッドと安部の一打は、勝敗を決めた大きな価値があったと思います。

 そして6回の攻防も勝敗を決めるポイントとなりました。6回表に岡田が2死後にピンチを招きながらも無失点で凌ぐと、6回裏にエルドレッドが本塁打を放って待望の追加点を挙げました。
 初回の5得点以降は追加点を奪えず、試合の流れが膠着状態となっていましたが、この追加点で再び流れを掴んで、リリーフ陣の好投と8回のダメ押し点に繋がりました。
 試合のポイントでしっかりと得点を挙げられる今の打線は本当に素晴らしいですね。この良い流れで明日からのソフトバンク戦も勝ち越して、交流戦での初優勝を掴みたいですね。

 
 
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元祖神ってる弾で延長12回サヨナラ勝ち

2017年06月14日 22時03分53秒 | 試合結果
BS 010 000 230 000 6
広島 010 014 000 001 7
勝利投手:九里5勝4敗
敗戦投手:佐藤達1敗
本塁打:[オリックス]T-岡田15号、ロメロ8号、9号
   :[広島]鈴木14号

 大瀬良は、2回に2死からT-岡田に本塁打を浴びて先制を許しましたが、直後の2回裏に鈴木誠が本塁打を放って直ぐに同点に追いつきました。更に2死後に3連打で満塁の勝ち越し機を作るも、田中が一ゴロに倒れて同点止まりでした。
 続く3回にも四球と安打で無死1,2塁のチャンスを作りましたが、鈴木誠、西川、新井が凡退して無得点に終わり、4回は無死1塁で會澤が併殺と、悪い流れになりかけました。
 しかし、大瀬良も4回まで毎回走者を背負いながらも2回の1失点で凌ぎ、5回は初めて三者凡退に抑えると、5回裏に安打と犠打に暴投で1死3塁として、丸が適時3塁打を放って勝ち越しに成功しました。
 続く6回には、連続四球などで1死1,3塁とすると、大瀬良の犠打が敵失を誘って1点を貰い、更に1,3塁から内野ゴロと、菊池と丸の連続適時打により、一気に4点を挙げて試合を決めたかと思われましたが、7回に大瀬良が、ロメロに本塁打を浴びて1点を失い、更に2死2塁からマレーロに適時2塁打を浴びて2点を失ったところでマウンドを降りました。
 代わった中崎が代打小谷野を打邪飛に打ち取って追加点は許しませんでした。

 8回からはジャクソンが登板するも、1死後に連続短長打で1死2,3塁のピンチを招くと、ロメロに3点本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。
 9回は今村がいきなり無死2塁のピンチを背負いながら、マレーロ、武田、駿太を打ち取って無失点で凌ぎましたが、打線が7回から9回まで三者凡退に倒れてしまい、延長戦に突入しました。

 10回は中田が1安打無失点抑えると、10回裏に四球と犠打で1死2塁のサヨナラ機を作りましたが、石原と代打安部が倒れて得点を挙げられませんでした。
 11回は一岡が無死1塁とされるも、後続を三者連続三振に斬りましたが、打線は三者凡退に倒れてしまいました。
 12回は九里が三者凡退に抑えると、12回裏に鈴木誠が本塁打を放ってサヨナラ勝ちして、カード勝ち越しを決めるとともに、交流戦の単独首位に立ちました。


 6回を終わった時点で5点のリードがあり、勝ちを確信しましたが、7回に大瀬良が2失点、8回にはジャクソンが3点を失って同点に追いつかれてしまいました。
 7回の大瀬良の失点は仕方ないと思いますが、ジャクソンの3失点は痛かったです。ジャクソンは今日を含めて3試合連続で失点しており、状態が落ちているのは明らかです。中崎と今村は安定してるだけに、ジャクソンの不調が目につきます。また、今後の戦いにおいても、8回に不安を抱えるのは心配です。とりあえず、交流戦が終われば、しばらく試合が空くので、そこまで何とか持ちこたえてほしいですね。

 打線は、7回以降11回まで無安打に封じられて、完全にオリックスのペースになっており、もし負けていたら、このままズルズルと連敗に突入する可能性があったと思います。
 12回の鈴木誠の元祖神ってるサヨナラ本塁打はとても大きな価値があったと思いますが、それ以上に12回まで耐えた今村、中田、一岡、九里の中継ぎ陣も踏ん張って得点を与えなかったことは、本当に素晴らしかったと思います。
 ジャクソンの不調を他の中継ぎ陣でカバーして残り4試合を凌いでほしいですね。

  
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楽天に競り負けて負け越し

2017年06月11日 22時37分25秒 | 試合結果
広島 010 010 010 3
楽天 100 010 11X 4
勝利投手:ハーマン1勝1S
敗戦投手:ジャクソン2敗1S
セーブ:松井裕2勝1敗20S
本塁打:[広島]鈴木13号


 中村祐は、初回に安打とエルドレッドの悪送球により1死3塁のピンチを背負うと、岡島に犠飛を打たれて先制を許してしまいましたが、2回に鈴木誠が本塁打を放って同点に追いつきました。
 3回には無死1塁で田中の一直が併殺となる不運もありましたが、5回に四球と犠打で1死2塁とすると、會澤の適時打で勝ち越しに成功しました。

 しかし、2回から4回まで無安打に抑えていた中村祐が、5回に四球と連打で1死満塁とされると、2死後にペゲーロに押し出し四球を与えて同点に追いつかれてしまいました。
 中村祐は、続く6回に2死後に四球を与えたところでマウンドを中田に譲りました。中田は、アマダ-を遊ゴロに打ち取って無失点に抑えました。

 7回には、1死1塁で代走野間が盗塁死しながらも、続く西川が安打と盗塁で2死2塁としましたが、會澤が三振に倒れて得点を挙げられませんでした。
 直後の7回裏に中崎が、2安打と四球で1死満塁のピンチを招くと、岡島に犠飛を打たれて勝ち越しを許してしまいましたが、8回に四球と犠打で1死2塁とすると、丸の適時打で同点とし、更に悪送球により1死3塁の勝ち越し機でしたが、鈴木誠が三ゴロ、エルドレッドが一邪飛に倒れて同点止まりでした。

 8回にジャクソンが、安打と四球で1死1,2塁としてしまい、藤田に適時打を浴びて勝ち越しを許してしまうと、9回は松井裕に抑えられて、2試合連続で楽天に競り負けて、交流戦初のカード負け越しとなりました。


 今日も1点を争う展開となりましたが、昨日と違うのは終盤に勝ち越すチャンスがありながら、あと1本が出なかったことでしょう。
 7回は代走野間が盗塁死してチャンスが潰えたかと思われましたが、西川が安打と盗塁で得点機を作って、失敗を取り返すも、會澤が応えられませんでした。
 続く8回には、丸の適時打で追いつき、更に敵失も絡んでチャンスを貰いましたが、鈴木誠とエルドレッドの主軸が応えられませんでした。

 この2度の逸機の直後に中崎とジャクソンが失点を重ねたのは、無関係ではなく、攻撃で流れを掴め損ねて、反対に流れが楽天に傾いてしまったからだと思います。
 相手はパ・リーグの首位チームですから、簡単に勝てるはずがなく、一つの失敗が勝敗を分けるということを改めて感じました。今日の試合の反省点を来週からの交流戦最後の6連戦に活かしていってほしいですね。
 
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野村好投するも援護なく2敗目

2017年06月10日 23時14分41秒 | 試合結果
広島 000 100 000 1
楽天 000 010 01X 2
勝利投手:美馬7勝1敗
敗戦投手:野村3勝2敗
セーブ:松井裕2勝1敗19S
本塁打:[楽天]アマダー7号

 野村は、3回に1死後に四球と2塁打で1死2,3塁のピンチを迎えましたが、ペゲーロと岡島を共に中飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 打線は、3回まで美馬に1安打に抑えられていましたが、4回に安打と犠打で1死2塁とすると、2死後に鈴木誠が適時3塁打を放って先制点を挙げました。更に2死3塁の追加点機でしたが、安部が一ゴロに倒れて追加点を挙げることはできませんでした。

 4回まで2安打無失点に抑えていた野村でしたが、5回にアマダ-に本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。続く6回にも2死から2塁打を打たれましたが、銀次を右飛に打ち取って無失点に抑えると、7回は三者凡退に抑えました。
 8回も続投した野村は、1死1塁からペゲーロに適時2塁打を浴びて勝ち越しを許してしまい、マウンドを市岡に譲りました。
 代わった一岡は、岡島を三振、ウィーラーを二飛に打ち取って、追加点は与えませんでした。

 5回以降も美馬を捉えられず、5回から7回まで1安打に抑えられて2塁さえ踏めませんでしたが、8回に四球と盗塁などで2死3塁と勝ち越し機を作り、代打新井を送りましたが、見逃し三振に倒れて勝ち越すことができませんでした。
 9回は松井裕に対して、四球と盗塁で1死2塁としましたが、丸が三振、鈴木誠が中飛に倒れて、楽天に競り負けてしまいました。


 今日は好投手同士の対戦ということで、大量得点を望めないことが分かっていたので、4回に確実に1点を挙げる攻撃をして、狙い通り鈴木誠の適時打で先制点を挙げましたが、なおも2死3塁のチャンスで安部が続くことができず1点止まりでした。
 そして、今日の勝敗を分けた8回の攻撃は、代走野間が盗塁を決めてチャンスメイクして、代打新井を送るという計算通りの攻撃でしたが、新井が期待に応えられず三振に倒れてしまいました。
 この逸機で試合の流れが楽天に傾いたと思われ、直後に勝ち越し点を奪われたのは無関係ではないでしょう。

 それでも相手はパリーグ首位の楽天であり、好投手美馬が先発となれば、簡単に勝つことはできないことは分かっていたので、この敗戦は仕方ないといえるでしょう。
 明日は、中村祐が先発なので、打線がしっかりと援護してカード勝ち越しといきたいですね。
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ジョンソンが6回2失点で初白星

2017年06月09日 22時12分38秒 | 試合結果
広島 033 000 042 12
楽天 000 200 001 3
勝利投手:ジョンソン1勝1敗
敗戦投手:戸村2勝1敗

 
 2回に鈴木誠の2塁打をきっかけに1死2塁として、バティスタが適時打2塁打を放って先制点を挙げると、2死後には西川の適時打、更に2死1,3塁から重盗を決めて、この回3点を先制しました。
 続く3回には、連打と四球で1死満塁とすると、バティスタの押し出し死球と松山の2点適時2塁打でこの回3点を追加しました。

 ジョンソンは、初回に先頭茂木に安打を打たれるも、後続を凡打に打ち取ると、3回まで2安打に抑えて2塁さえ踏ませませんでした。
 しかし、4回に四球と連打で無死満塁のピンチを招くと、内野ゴロの間に1点、藤田の適時打で1点を失い、更に2死2,3塁のピンチでしたが、茂木を一ゴロに打ち取って2失点で凌ぎました。
 5回と6回は走者を背負うも、後続を打ち取って得点を与えず、6回を6安打2失点でマウンドを降りました。

 5回は無死2塁で安部が犠打失敗、6回の無死1塁では田中が併殺、7回には無死1塁で鈴木誠、安部が凡退するなど、走者を出しながらも得点を挙げられず、嫌な雰囲気になりましたが、8回に四球と連打で2死満塁とすると、鈴木誠の3点2塁打と、安部の適時打で4点を挙げて試合を決めました。
 更に9回には無死2塁から西川の適時3塁打と田中の犠飛で2点を追加しました。

 7回からは中崎が登板して1安打無失点に抑えると、8回は中田が2死3塁のピンチを招くも藤田を一ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。9回は久里が1死2塁とされて、2死後にウィーラーの適時打で1点を失いましたが、最後はアマダ-を中飛に打ち取ってパ・リーグ首位の楽天に快勝し、チームは6連勝となりました。


 ジョンソンが、1軍のマウンドに戻ってきました。まだ球速は140㎞中盤で完全復活ではなく、毎回走者を背負う苦しい投球でしたが、持ち味に低めへの制球が冴えて、楽天打線に内野ゴロの山を築かせ、長打を1本も打たせませんでした。
 4回に四球と3安打で2点を失いましたが、5回と6回は無失点に抑えて、復帰戦で6回2失点とクオリティースタートを達成したところは、さすがジョンソンです。
 これから試合を重ねれば、徐々に状態も上がってくると思うので、これから厳しい夏場の戦いに向けて、エースの復帰は何より大きな戦力となります。そして、復帰戦で白星を挙げたことで、チームの雰囲気も更に良くなったことは間違いないと思います。
 交流戦後半に向けて。チームはジョンソンの復帰、バティスタの加入と更に勢いが付きます。今年もここから快進撃が始まる予感がしそうですね。
 
 
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日本ハムを3タテして雪辱を果たす

2017年06月08日 21時43分00秒 | 試合結果
広島 200 020 001 5
日ハム 000 001 020 3
勝利投手:岡田6勝2敗
敗戦投手:浦野3勝1敗
セーブ:今村1勝1敗11S
本塁打:[広島]鈴木12号


 初回に2死から内野安打で出塁すると、鈴木誠が2点本塁打を放って先制点を挙げると、2回から4回まで浦野に1安打に抑えられていましたが、5回に2安打で2死1,2塁として、丸の2点適時2塁打で追加点を挙げました。

 岡田は、初回に先頭打者に四球を与えるも、杉谷を併殺に打ち取ってピンチの芽を摘み取ると、4回の無死1塁と5回の無死1塁も併殺で切り抜けて、5回まで2塁さえ踏ませませんでした。
 しかし、6回に2死後に2塁打と四球で1,2塁のピンチを背負うと、レアードに適時打を浴びて1点を失いました。更に1,2塁で中田という場面でしたが、遊ゴロに打ち取って最少失点で切り抜けました。 

 7回に1死後連続短長打で2,3塁として浦野をKOしましたが、菊池と丸が代わった公文に抑えられて追加点を奪えないと、7回裏に四球と安打で無死1,3塁のピンチを招いてしまい、マウンドを中崎に譲りました。
 中崎は、松本、代打矢野、代打大野を凡打に打ち取って無失点で切り抜ける好リリーフで日本ハムに得点を与えませんでした。
 しかし、8回にジャクソンが、安打と盗塁で無死2塁とされると、杉谷とレアードに連続適時短長打を浴びて2点を失ってしまい、更に無死2塁の一打同点にピンチでしたが、中田、田中賢、太田を抑えてピンチを脱しました。

 9回に四球と盗塁に悪送球も絡んで1死3塁のチャンスを貰うと、會澤の犠飛で貴重な追加点を挙げてリードを2点に広げ、9回裏は今村が先頭松本に安打を打たれるも、その後は三者連続三振に斬って日本ハムに競り勝ち、3タテして昨年の日本シリーズの雪辱を果たしました。
そして、ついにオリックス、ソフトバンクと並んで交流戦首位タイになりました。


 試合前半は、岡田が毎回のように走者を背負いながらも、効果的に併殺を奪って日本ハム打線に付け入る隙を与えない快投を披露すれば、打線も初回に2死から2点を挙げて先制し、5回には内野安打2本でチャンスメイクして、丸の適時2塁打で追加点を挙げて、完璧な試合展開でした。
 しかし、6回に岡田が1点を失うと、7回には追加点機を作りながら、期待の菊池と丸が倒れて無得点に終わって、嫌な流れになり始めました。
 その不安が的中して、7回裏に岡田が無死1,3塁のピンチを招いてしまいましたが、ここで中崎が後続に犠飛さえ許さない完璧なリリーフで無失点で凌ぎました。
 この場面で、日本ハムに得点が入っていたら、追い上げムードが高まり、一気に試合をひっくり返されていたかもしれません。今日の勝敗を分けた大きな場面だったと思います。
 この大ピンチでも落ち着いて、打者を抑えるところは、さすが昨季守護神として活躍した投手だなと感じさせるとともに、中崎は状態が戻っており、これからは大丈夫だと確信できました。
 ジャクソンが2点を失ってしまったのは誤算でしたが、中崎、ジャクソン、今村のリリーフ陣は安泰ですね。
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バティスタの2本塁打で連勝

2017年06月07日 21時23分02秒 | 日記
広島 021 410 000 8
日ハム 101 100 000 3
勝利投手:大瀬良4勝
敗戦投手:斎藤佑樹1勝2敗
本塁打:[広島]バティスタ3号、4号


 大瀬らは、初回に四球をきっかけに1死2塁とされると、レアードに適時打を浴びて先制を許してしまいました。
 しかし、2回に無死3塁として、2死後にバティスタが2点本塁打を放って逆転に成功すると、3回には連打で1死1,2塁として鈴木誠が適時打を放って1点を追加しました。

 ところが、大瀬良は3回に2安打で1死1,2塁とされ、レアードに適時打を打たれて1点を返されました。なおも1,2塁の一打同点のピンチでしたが、中田と田中賢を抑えてリードを守りました。

 4回に連続短長打で無死2,3塁として斎藤をKOすると、2番手エスコバーから會澤と田中の連続適時打、丸の適時2塁打、鈴木誠の犠飛で一気に4点を挙げました。
 しかし、直後の4回裏に1死後に四球で走者を背負い、大野に適時2塁打を浴びて1点を返されましたが、続く中島と西川を打ち取って1失点で凌ぎました。

 5回にはバティスタが本塁打を放って1点を追加して再び突き放すと、大瀬良も5回から7回まで三者凡退に抑えました。

 打線も6回以降は追加点を奪えませんでしたが、8回は一岡が、9回は中田がそれぞれ三者凡退に抑えて日本ハムに連勝しました。

 

 大瀬良は、序盤はピリッとしませんでしたが、好調な打線の強力な援護に助けられて、中盤以降は立ち直って、7回を5安打3失点に抑えました。
 好調な打線の中で、注目のバティスタが素晴らしい活躍をして勝利に大きく貢献しました。先制された直後の2回に逆転本塁打を放ち、1点差に追い上げられた直後の4回には2塁打を放ってチャンスメイクして、一挙4得点に繋げました。更に、1点を返された直後の5回にも本塁打を放って、日本ハムの反撃意欲を削ぎました。
 今日放った3安打の全てが大きな意味を持っていますが、その中でも2回の逆転本塁打は今日の勝敗を左右する一打でした。先制された直後で、先頭の安部が3塁打を放って出塁しながら、エルドレッドと松山が凡退して得点を挙げられなかったので、もしバティスタが凡退して無得点に終わっていたら、日本ハムのペースになっていたと思うので、全く違う試合展開になっていたでしょう。
 今年の交流戦は、間違いなくバティスタがラッキーボーイであり、チームのムードを上げてくれています。このままの勢いで今年も交流戦を好成績で終えて、リーグ戦に向けて勢いを付けたいですね。
 
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逆転勝利で日本シリーズの雪辱を果たす

2017年06月06日 22時01分18秒 | 試合結果
広島 000 100 300 4
日ハム 020 001 000 3
勝利投手:薮田5勝1敗
敗戦投手:宮西2敗
セーブ:今村1勝1敗10S
本塁打:[広島]新井6号

 薮田は、2回に四球と2塁打で無死2,3塁のピンチを招くと、内野ゴロの間に1点を失い、更に2死3塁から大野に適時2塁打を浴びて、2点を先制されました。
 打線は、7番に左翼でバティスタを起用するも、3回まで毎回安打を放ちながら得点を挙げられませんでしたが、4回に新井が本塁打を放って1点差に追い上げました。
 続く5回には2安打で2死1,2塁の同点機を作りながら、鈴木誠が右飛に倒れて追いつくことができませんでした。
 
 薮田は、3回から5回まで三者凡退に抑えていましたが、6回に四球をきっかけに2死2塁とされ、大田に適時2塁打を浴びて、再び点差が2点に広がってしまいました。

 しかし、7回に四球と敵失により無死2,3塁のチャンスを貰うと、菊池の内野ゴロと丸の適時打で2点を挙げて同点とし、更に2死1塁からエルドレッドが適時2塁打を放って逆転に成功しました。

 8回と9回は無安打に抑えられて追加点を奪えませんでしたが、7回は中崎が1安打無失点に、8回はジャクソンが1安打無失点に抑えると、9回は今村が1死後に安打を打たれるも、最後は大野を遊ゴロ併殺に打ち取って、日本ハムに逆転勝ちして、昨季の日本シリーズで3連敗した札幌ドームで雪辱を果たしました。

 
 序盤は、加藤に対して毎回安打を放ちながらも、新井の本塁打による1得点のみで、薮田も四球から先制を許し、1点差に追い上げた後も四球をきかっけに追加点を奪われてしまい、敗戦色が濃厚でした。
 しかし、7回に一つに失策をきっかけに畳みかける攻撃で逆転に成功しました。もちろん、同点打を放った丸、勝ち越し打を放ったエルドレッドは素晴らしいですが、それ以上に代走上本が良かったと思います。
 無死1塁で田中の打席時には、疑盗により宮西を揺さぶり、田中の二ゴロでは好スタートにより2塁封殺を阻止して、杉谷の悪送球を誘いました。田中の二ゴロは、普通であれば2塁封殺の当たりでしたが、上本が好スタートを切って、完全に2塁には間に合わなかったことから、杉谷は2塁に投げようとしたものの、間に合わないと判断して1塁に投げたことで送球が逸れました。
 杉谷の失策が今日の勝敗の大きなポイントですが、その失策は上本の走塁があってこそだったと思います。これも立派な機動力ですね。地味ながらも大きなプレーでした。そして、あの場面で上本を代走に起用した緒方監督も凄いですね。
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本塁打攻勢でロッテに勝ち越し

2017年06月04日 22時05分56秒 | 試合結果
ロッテ 000 001 000 1
広島100 122 01X 7
勝利投手:中村祐3勝
敗戦投手:佐々木2勝5敗
本塁打:[広島]エルドレッド15号、丸8号、バティスタ2号


 初回に安打と内野ゴロで1死2塁とすると、丸の適時2塁打で先制点を挙げると、4回には2死からエルドレッドの本塁打で追加点を挙げ、5回には1死1塁で丸が2点本塁打を放ち、リードを4点に広げました。
 
 中村祐は、2回に安打と死四球で2死満塁のピンチを招くも、佐々木を三振に斬ってピンチを脱すると、3回には2死後に安打と四球で1,2塁とするも、鈴木を三飛に抑えて無失点で切り抜けました。

 4回と5回は三者凡退に抑えましたが、6回に2死2塁からダフィーの投手強襲安打に自らの失策も絡んで1点を失ってしまうも、6回を4安打1失点に抑える好投でした。

 1点を返された直後の6回裏には、2死後に敵失で走者を出すと、代打バティスタが2試合連続となる代打2点本塁打を放ってロッテを突き放し、8回は内野安打と盗塁に悪送球も絡んで1死3塁のチャンスを作り、田中の内野ゴロの間に1点を追加して試合を決めました。

 7回からは中崎が登板して、無安打無失点に抑え、8回は中田が2死後に鈴木に2塁打を打たれるもダフィーを右飛に打ち取って無失点に抑えました。9回はブレイシアが1安打無失点に抑えて、苦手のロッテに快勝して、カード勝ち越しを決めました。


 打線が理想的な攻撃で得点を積み重ねました。初回に丸の適時打で先制すると、中村祐が2回と3回のピンチを無失点に抑えた後の4回にエルドレッドが本塁打を放って追加点を奪って試合の流れを掴み、続く5回には丸の2点本塁打で中押し点を挙げました。
 6回に中村祐が1点を失った直後の6回裏には、バティスタが2試合連続代打本塁打を放ってチームの雰囲気は最高潮に達すると、8回には機動力を活かして1安打で1点を挙げてダメ押しをしました。
 得点パターンは、先制、ピンチの後の得点、失点後の得点、ダメ押しと理想的で、得点方法も適時打、本塁打、機動力と多彩で、文句のない素晴らしい攻撃でした。今の打線はどこからでも得点が挙げられる理想的な打線ですね。

 その打線の中でバティスタの存在が光っています。昨日は支配下登録され、即1軍昇格して、初打席で代打逆転本塁打を放つと、今日も代打で2打席連続となる本塁打を放ちました。
 衝撃的な活躍をする選手が出てくると、チームの雰囲気は一気に良くなり、チーム状態が上向いてくるはずです。交流戦での衝撃的な活躍といえば、昨年の鈴木誠が思い出されます。今年はバティスタが神ってる活躍をしそうで、昨季と同様にここから一気に加速しそうな気配を感じますね。
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