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リリーフが踏ん張るも打線が拙攻を繰り返して引き分け

2022年05月15日 22時52分40秒 | 試合結果

ヤクルト 200 003 000 000 5
広島 000 032 000 000 5

本塁打:[ヤクルト]村上12号
    [広島]中村健 1号

 先発のアンダーソンは、初回2死1塁で村上に2点本塁打を浴びて先制を許しましたが、2回から4回は無安打に抑え、5回には四球と犠打で2死2塁とされて太田に安打を打たれるも、堂林が好返球で二走を本塁で刺して失点を防ぎました。

 打線は、3回に2塁打などで1死3塁としながら、アンダーソンと堂林が連続三振に倒れてしまいましたが、5回無死1塁から中村健のプロ初本塁打となる2点本塁打で同点に追いつき、さらに安打と盗塁で2死2塁として菊池涼の適時2塁打で勝ち越しに成功しました。

 しかし、アンダーソンが直後の6回に2安打で1死1,3塁とされ、宮本のスクイズが野選となり同点に追いつかれ、さらに安打で1死満塁とされて、長岡の適時打と内野ゴロの間に2点を失ってしまい、マウンドを塹江に譲りました。

 代わった塹江が2死2,3塁のピンチで代打川端を遊ゴロに打ち取ってピンチを脱すると、直後の6回裏に安打と四球などで1死1,3塁として、2死後に代打松山の2点適時2塁打で再び同点に追いつきました。

 7回は矢崎が2四球などで1死1,2塁とするも、村上と宮本を凡打に抑えて無失点で切り抜けると、8回はケナム、9回は栗林がそれぞれ三者凡退に抑えました。

 打線は8回に1死2塁とするも、小園が遊直、敬遠を挟んで田中広が三振に倒れてしまい得点を挙げられず延長戦に突入しました。

 10回は森浦が四球と盗塁で無死2塁のピンチを背負うも、村上、代打中村、オスナを抑えて無失点で凌ぎ、11回は薮田が2死後に四球と安打で2死2,3塁のピンチを招きましたが、山崎を投ゴロに打ち取ってピンチを脱しました。さらに12回はターリーが無死1塁から村上を三振併殺に抑えるなど得点を与えませんでした。

 しかし、打線が10回に1死1,3塁としながら、小園が投ゴロ、四球を挟んで田中広が三振に倒れると、11回も1死2塁で菊池涼が三振、敬遠を挟んで大盛が二ゴロに倒れてしまい、さらに12回も連打で1死1,2塁のサヨナラ機を作りながら、田中広が三振、代打中村奨が三飛に抑えられて得点を奪えず引き分けに終わりました。

 

 アンダーソンは、初回に本塁打を浴びるも、その後は味方の好守にも助けられて無失点で凌ぎ、6回に捕まって 逆転を許して降板となりましたが、その後を中継ぎ陣が踏ん張ってヤクルト打線に得点を与えませんでした。

 魔の8回もケムナが三者凡退に抑えて危なげなく終えました。今日のような投球ができるということは、中継ぎ投手がリードした時の8回を過剰に意識し過ぎているように思います。早く8回の呪縛から解放されて平常心で投げられるようになってほしいですね。

 一方で打線は終盤に再三チャンスを作りながらあと一本が出ずに勝ちきれませんでした。特に10回は1死1,3塁で犠飛でもサヨナラという場面で、状態が上向いてきた小園でしたが、投ゴロに打ち取られ、田中広が三振で得点を奪えなかったのは痛かったです。

 今日は勝てた試合だっただけに痛い引き分けとなりました。このヤクルト3連戦は雨天中止もあり1勝もできず、苦手意識を払拭することができませんでした。首位を争うチームを苦手にするのは、ポストシーズンを見据えても絶対に避けなければいけません。次回対戦は交流戦明け最初のカードとなるので、良い再スタートの切るためにも、対策をしっかりと練って、次回こそはカード勝ち越しを決めてほしいですね。


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