広 島 020 000 010 3
DeNA 000 001 100 2
勝利投手:ターリー5勝1S
敗戦投手:伊勢2勝3敗1S
セーブ:矢崎4勝16S
本塁打:[広島]デビッドソン9号
打線は、2回に2塁打などで1死3塁として、デビッドソンが2点本塁打を放って2点を先制ましたが、3回は安打と盗塁で2死3塁とするも、秋山は左飛に倒れてしまい、4回1死1塁ではデビッドソンは併殺に打ち取られて追加点を奪えませんでした。
先発の野村は、初回に無死2塁のピンチを迎えるも、桑原の投ゴロを好判で二走梶原を挟殺でアウトにし、その後は内野安打でなどで2死1,3塁とされながらも、ソトを遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。
5回は安打と犠打で1死2塁のピンチを招くも、梶原を二ゴロ、桑原を中飛に打ち取って得点を与えず、5回を投げて5安打、無四球、無失点でマウンドを降りました。
6回に登板した栗林が、1安打1四球で2死1,3塁のピンチを背負うと、代打楠本に適時2塁打を浴びるも、左翼の末包と中継の小園が、本塁へ好返球して、一走の京田を本塁で刺して1失点で凌ぎました。
しかし、7回に登板したターリーが、安打と犠打に四球などで2死1,3塁とされて、佐野に適時2塁打を浴びて、同点に追いつかれてしまいました。
打線は、5回から7回まで1安打に抑えられていましたが、8回2死後に敵失により2死2塁の好機を貰うと、野間が適時打を放って勝ち越しに成功しました。
8回は島内が三者凡退に抑えると、9回は矢崎が2安打と犠打で1死1,3塁のピンチを招くも、佐野を二飛、牧を三振に斬ってリードを守り切って、チームは4連勝で貯金を今季最多の8として2位に浮上しました。
野村は初回のピンチを無失点で凌ぐと、2回以降は持ち味を発揮して、DeNA打線に凡打の山を築かせて5回無失点の素晴らしい投球で、試合の主導権のガッチリと掴みました。
しかし、打線が5回から7回は東に1安打に抑えられ、6回に栗林が味方の好守に助けられたものの2安打1四球で1点を失い、続く7回にもターリーが2安打2四球で1点を失って同点に追いつかれてしまいました。
打線も8回は代打大盛と代打田村が連続三振に倒れてしまい、重苦しい空気が漂っていましたが、ここで敵失により貰った2死2塁の好機で、勝ち越し打を放った野間は素晴らしかったです。
この1点はDeNAにとって、かなり痛い失点であり、試合の流れを一変させました。このワンチャンスを確実にモノにしたカープは、本当に凄いと思いました。
開幕当初には、この勝ち方はできなかったと思われ、新井監督のコメントどおり、チームは戦いながら成長していることを実感した勝利でした。
前半戦も明日で終わるので、この良い流れを続けて、前半戦最後は白星で締めてほしいですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます