坂倉が、契約更改交渉に臨み、3,200万円増の年俸5,000万円で契約更改しました。
今季は本職の捕手以外にも一塁としてもスタメン起用され、自己最多の132試合に出場し、プロ初の規定打席に到達して、リーグ2位の打率.315、12本塁打、68打点と打撃部門ではキャリアハイの成績を残しました。
不慣れな一塁守備で苦戦したと思いますが、打撃面では勝負強さを発揮して、シーズン後半では5番に定着して、鈴木誠と共に打線を支えて、終盤の快進撃に導いたことを考えれば、鈴木誠の除いて野手最高評価は納得ですが、ここまで昇給するとは思いませんでした。
栗林と同様にチームを支える活躍をすれば、大幅昇給するということですね。来季もクリーンアップとして打線を支えて、チームを勝利に導いてほしいですね。
ドラフト2位で指名した森翔平投手とドラフト6位で指名した末包昇大外野手と入団交渉を行い、森投手が契約金7,500万円、年俸1,200万円で、末包外野手が契約金4,000万円、年俸1,000万円でそれぞれ仮契約しました。
森は、最速150kmの直球に、チェンジアップ、カーブを組み合わせる緩急を付けた投球が武器で、即戦力として1年目からローテーション入りを期待されています。
来季の先発陣は、大瀬良、九里、森下の3本柱に床田の4人は確定的ですが、残り2枠を高橋昂、玉村、新外国人アンダーソンが争う状況ですが、その後に続くのは野村、薮田、矢崎と少し心許ないので、選手層の厚さが課題となっています。
ここに森が加わることで選手層が厚くなり、シーズンを通して安定した戦いができると思うので、来季の先発陣は期待が持てそうですね。
末包は、身長188㎝、体重110kgの巨漢とあって長打力が最大の武器ですが、50mを6秒2と走力も併せ持つということで、カープの野球に合致した選手だと思います。
鈴木誠のメジャー移籍により外野のポジションが空くとともに右の長距離砲が不在となる可能性が高いので、昨日仮契約したドラフト3位中村とともに1年目からの活躍が期待されます。
球団としては、同期で同じ右の長距離打者を獲得したのは、2人がライバルとして切磋琢磨してレベルアップしてほしいと思っているからでしょう。さらに2人が活躍すれば、他の選手にも刺激となり、チーム全体のレベルアップに繋げる狙いがあると思います。
中村と末包には即戦力として活躍して、鈴木誠の穴を補ってほしいですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます