菊地涼が、契約更改交渉に臨み、4年契約の3年目となる来季は、現状維持の3億円+出来高で契約更改しました。
菊地涼は132試合に出場して、打率.277、自己最多の16本塁打、自己最多タイの60打点の成績を残し、二塁手では最多となる9年連続9度目の三井ゴールデングラブ賞を受賞しました。さらに東京五輪日本代表では金メダル獲得に貢献しました。
開幕から打撃好調で、3,4月の月間MVPを受賞して順調なスタートを切りましたが、5月に新型コロナに感染して離脱すると、その後はコンディションが整わず攻守で苦労しました。特に好調だった打撃は苦戦したようで、本塁打や打点ではキャリアハイの成績を残しながらも、本人は納得のいかないシーズンとなったようです。
来季は全試合出場を目標としており、チームの戦力となることはもちろん、野手キャプテンの鈴木誠がメジャーに移籍する可能性が高いことから、若手の多い野手陣のリーダーとしてチームを牽引する意気込みを感じさせました。
来季の菊池涼には、野手陣のとりまとめ役として大きな期待が掛かりますが、菊池涼であれば役割を果たしてくれるはずですね。
ドラフト5位で指名した松本竜也投手と入団交渉を行い、契約金2,500万円、年俸770万円で仮契約しました。
松本は、伸びと切れのある直球が持ち味で、本来は先発のようですが、今月の都市対抗野球では3試合全てでリリーフとして登板して、8回1/3を投げて無失点に抑える好投を見せて、中継ぎとしての高い適性を示しました。また、登板見た佐々岡監督も投げっぷりの良さを高評価しており、最大の課題であるセットアッパー候補として大きな期待を感じさせました。
島内、塹江、ケムナらとレベルの高いセットアッパー争いをして、来季こそは勝ち継投を固定して強力な中継ぎ陣を形成してほしいですね。
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