広 島 000 000 010 1
DeNA 001 110 00X 3
勝利投手:阪口1勝
敗戦投手:野村1敗
セーブ:三嶋1敗1S
本塁打:[DeNA] 神里1号、宮﨑1号
先発の野村は、初回に2死1,2塁のピンチを招くも、宮崎を三振に斬って無失点で凌ぎましたが、3回に神里に本塁打を浴びて先制を許すと、続く4回には宮崎にも本塁打を浴びて追加点を奪われてしまいました。直後の5回の攻撃で打席が回り、代打を送られたため降板となり、4回を投げて6安打2失点と初登板から187試合連続先発登板の日本記録を達成しましたが、白星で飾ることはできませんでした。
打線は、初回2死後に連続短長打により2,3塁の先制機を作るも、松山が三振に倒れてしまうと、2回から4回まで四球や敵失で走者を出しながらも後が続かず、5回には2死後に四球と安打で1,3塁としましたが、西川が二ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。
5回からはコルニエルが登板するも、四球をきっかけに2死3塁とされて、牧に適時打を浴びて追加点を奪われました。7回は中田が1安打無失点に抑えると、8回は大道が安打と四球で1死1,2塁のピンチを招きながらも、戸柱と代打田中俊を連続三振に斬って無失点で凌ぎました。
打線は6回と7回も走者を出しながらも好機拡大できませんでしたが、8回に2安打で1死1,2塁として松山が適時打を放ち、なおも1死1,2塁の追加点機でしたが、會澤が投ゴロ、安部が三振に倒れてしまいました。続く9回も連続四球と犠打で1死2,3塁の一打同点にチャンスを作りながら、菊池涼が二直、西川が投ゴロに倒れて得点を挙げられず、DeNAに今季初勝利を献上してしまいました。
クロンがコンディション不良によりスタメンを外れ、7番三塁安部、8番一塁堂林を起用しましたが、毎回走者を出しながら繋がりを欠いて1得点に終わってしまいました。投手陣もDeNA打線に毎回安打を浴びてしまい、攻撃に良いリズムを付けることができなかったこともあると思いますが、
それでも8回に1点を返し、9回もあと一歩で同点という場面まで持ち込んだことは良かったと思います。最後にDeNAを追い詰めたことで、今季のカープは昨季までとは一味違という印象を与えられ、今後の対戦ではカープ打線に脅威を感じると思うはずです。
継投については、野村を早々に4回で降板させて、5回からコルニエルを投入しましたが、コルニエルが失った5回の1点が痛かっただけに、5回も野村が続投しても良かったと思います。今日の野村は本調子ではなかったものの、要所を締めて本塁打2本による失点で踏ん張っていました。延長戦が無いことから早めに勝負を掛けたと思いますが、今のチーム状態であれば、終盤に試合をひっくり返す力があることから、終盤に1点差と2点差では相手に与えるプレッシャーが大きく違うはずであり、8回と9回の展開が変わっていたかもしれません。
今日も終盤に粘りを見せていたので、チーム状態は良い状態をキープしています。切り替えて明後日からの試合に臨んでほしいですね。